日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

2053声 紅葉

2013年11月06日

広島名物「もみじまんじゅう」が、

こんなにもうまいものだと、

この歳になって知った。

 

2052声 缶麦

2013年11月05日

量販店のプライベートブランドの缶麦酒を、いささか飲みすぎた。

量販店も独自ブランドで麦酒を作るとは。

そう思って試しに買ったが、味は平凡な印象であった。

製造国が国内でないアジア圏なので、だいたい想像はついたが。

生粋のラガー麦酒の道は、まだまだ険しいようである。

2051声 氷川

2013年11月04日

卯浪俳句教室全国大会で、大宮公園及び氷川神社を吟行。

乗り継ぎのミスと言うか、いつもの遅刻癖が出て、

吟行時間が一時間もなくなってしまった。

園内の動物園や遊園地がゆっくり見れなかったのは残念だが、

紅葉を見れたことは大いに収穫であった。

ちょうど、七五三で晴れ着の子供たちが大勢いたが、

雨だったので、遊園地で遊ぶことは叶わなかったようである。

2050声 境界

2013年11月03日

こまごまと冬物を買いもの。

三日前にハロウィンが終わったと思ったら、店はどこもクリスマスの飾りつけである。

今でさえ曖昧になっているのだから、

何十年後には、日本においてはハロウィンとクリスマスの境界がなくなるのではなかろうか。

ともあれ、ハロウィンはもう明確に晩秋の季題で良いと思う。

2049声 句痛

2013年11月02日

高校にて句会。

自らの俳句の痛いところを突かれる。

大方は褒める傾向にある句会の中で、

この痛みは貴重である。

2048声 静酒

2013年11月01日

以前から取り掛かっていた原稿も送り、先月に出すべき俳句も出した。

酒は静かに飲むべかり

と言う事である。

2047声 雲散

2013年10月31日

雲一つない晴天が続いている。

大変気持ちが良いが、雲一つないというのも、

なんだか落ち着かぬような気がする。

2046声 呼込

2013年10月30日

ほぼ毎日、朝晩に駅の裏の日当たりの悪い路地を通る。

始めのうちは呼び込みに声を掛けられていたが、

顔を覚えられてからは素通りである。

ある晩、「お疲れです、たまには」と声をかけられて、

「顔を覚えられた」と分かった。

2045声 割切

2013年10月29日

機関誌原稿若干進捗。割り切って、自分のことばかり書く。

2044声 輪切

2013年10月28日

野菜の皮が剥けないので、野菜は全て輪切りにしてから、

輪郭に包丁を入れる。

なので、全部、角ばっている。

2043声 鳥顔

2013年10月27日

鳥たちはどうしてあんなにまじめな顔をしているんだろう。

2042声 進捗

2013年10月26日

協会の機関誌に掲載する原稿に取り掛かる。

進捗芳しくなく、書き始めると結局自分のことばかりになってしまう。

2041声 秋灯

2013年10月25日

おそらく今年最後の台風が、日本列島から逸れていった。

大気がぐっと冬めいて、夜の灯が鋭くなった。

2040声 夜露

2013年10月24日

おぼろげな生活に拍車がかかり、

今ではこの鶴のひとこえの更新も滞りがちになってしまった。

つまりはまぁ、露けしくなってきた次第である。

2039声 都市

2013年10月23日

宵闇迫るころ、テラス席でピルスナーグラスを傾けている人など見かけると、

つくづく都市だと思う。

それが良い悪いもなく、「あぁ美味そうだ」と思う。

【酒】

プレミアムモルツ2缶

【天候】

曇りのち小雨

2038声 古風

2013年10月22日

夜、歌舞伎座の前を取ったら立て続けに二回も写真を頼まれた。

一人は日本人、一人は欧米の人だった。

日本の古風な建築様式の建物には、雨が良く似合う。

【酒】

東銀座にて

【天候】

終日、曇り

2037声 小瓶

2013年10月21日

初めて瓶麦酒に小瓶があることを知った。

ワイングラスになみなみ一杯程度。

小さいと瓶のコーラ式に、美味しく感じる。

コーラならばよいが、麦酒ではやはり小瓶は物足りない。

【酒】

エビス缶4本

【天候】

終日、曇りがちなる晴れ。

 

2036声 蕭条

2013年10月20日

雨降りの一日なので、月末締切の原稿に取り掛かるつもり。

つもりのまま一日終わり、帰路につく。

自宅の裏、久しぶりに秋雨降りしきる蕭条とした野を見た気がする。

【天候】

終日、雨。