日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

5353声 チーム

2023年02月03日

また多少大がかりな映像を作っている。群馬県が推奨する地元食材、今回はやよいひめ、ギンヒカリ、上州地鶏の3つを紹介する映像だ。それにSNSで支持を集めるインフルエンサーを絡ませるという。


今もそうだが、基本映像制作は一人でディレクション・撮影・編集を行っている。器用というわけではなく、群馬に帰って映像制作仲間も身近にいなかった状況だったのでそうせざるを得なかったとも言える。もともと性に合っていたとも言える。


が、近年は予算がありその方が良いものができると思えばチームを組んで映像制作をするようになった。今更感もあるが、ずーっと1人でやってきて(間違った理解もあると思うが)一通りはざっくりわかっているからこそ、部分部分を人に委ねることが楽しいし、今更だからできるようになったとも思う。


今回は、自分はディレクションと編集のみとし、普段は映画の現場にいる角洋介くんと渡邊玲さんに撮影・録音で入っていただいた。目下編集中。新しい代名詞となる映像にしたい。

5352声 めっかった軍団

2023年02月02日

この知る人ぞ知るサイト、「めっかった群馬」で行っている毎正月の「お気楽俳句ing」は、実は(とあえて言わなくても良いけど)毎年行事の中でもトップクラスに楽しみにしている行事である。俳句は普段書くのはもちろん読むこともしないが、それだからよりその1日だけ俳句脳になるのも楽しい。今年は、店をやっている堀澤さんだけ最後の合流、抜井、鈴木、坂口、僕、そして彼女のゆーきさんとで安中の磯部温泉に吟行に出かけた。

道中、もちろん楽しかったのだが割愛して(そこが大事な気もするが)今一つ印象に残っていることを挙げるとすると、このめっかった軍団(とは誰も呼ばないし僕もはじめて呼んだが)もいい感じで年をとってきて、温泉に入ったからというのもあるが、みながつるっとまるっとして来た気がしたことだ。はげてきたとか太ってきたと言っているわけではない(それはみんなわかるから書く必要はない)。

正月以外もやろう、という声もたまに上がるが、次回はいつになることか。でも少なくとも正月のその俳句ingは行き続けたいし、その行為はめっかった軍団と顔を合わせる、というだけでも年を追うごとにより大切になってきている気がする。

5351声 寒波

2023年02月01日

昨年より、東吾妻町植栗という「植栗には何があったっけ・・マルイチっていうスーパーがあったけど今はない・・田畑と民家」という穏やかな場所に事務所を構えた。

事務所と言っても、もとは中之条町内の薬局の社員向け住宅だった建物。3件の同じ形の平屋が並んでおり、その一番吾妻川寄りの1件なのだが、そこそこ古くて簡易的な建物であった。

2月早々に寒い日が続いた。撮影でまる3日ほど事務所を空けていたら、室内に置いておいた植物がみなぐったりしている。やられた。大きめの木などは実家に避難させたが、小さな花は花も葉もぐったりしたまま戻ることがなかった。

しかもガス台が点火できない。え、寒くて火がつかないとかあるの?とも思ったが、とりあえず経理のTさんに報告して撮影に出かけた。その後Tさんから「むしろ外の水道管が破裂してた。水道用の×××(聞いたけど忘れた)が稼働し続けるとガスも止まるらしい」という報告が。やられた。

そんなふうに寒さに弱い事務所であるが、そんなところも含めて気にいっている。むしろ、立派な場所を賃貸で借りて・・では落ち着かなかった自信がある。寒さもそうだがお金の心配もあるからだ。

今月は撮影こそ少ないものの、きちんと終えねばならない大仕事も抱えている。やらねば。(岡安)

5350声 旅塵

2023年01月31日

広島から戻ってきた。都内の方が断然寒い。改めていろいろとメールなどチェックすると、俳句関係で重たい原稿の依頼が来ていた。丹念な調べ物が必要なかなり時間のかかりそうなタイプの原稿で、いささかおののくが、立ち向かうしかあるまい。そして、旅塵を払う暇なくあれこれとかたずけ、帰路につく。帰りの列車でくたびれた中間管理職風のおやっさんが、「もう一月も終わりかぁ、早ぇなぁ」とかなりの声量でつぶやいていた。近くの席に座っていた若い女性二人はお互いに顔を見合わせながらくすくす笑っていたが、くたびれている私はなんだか深く共感してしまって「頑張ろうぜ」と心でそのおやっさんの肩をたたいていた。そうなのだ、もう一月も今日で終わり、明日から二月、この「鶴のひとこえ」の担当は岡安さんにバトンタッチとなります。活力にあふれた岡安さん、よろしくお願いいたします。

5349声 カキフライ

2023年01月30日

早朝より新幹線で広島へ。広島駅周辺は絶賛再開発中で、数年前に来た時とはガラッと雰囲気が変わっており、いささか驚く。滞在中はすっきりと晴れ、過ごしやすかった。ノロウイルスの関係とかで、市内で生牡蠣は食べられなかったが酔心で食べたカキフライが絶品であった。そこにはやはり瓶麦酒で、堪えられねぇ。恥ずかしながら手持ちの銭が少なく、夜はビジネスホテルで缶麦酒をちびちびという有様であった。

5348声 春近し

2023年01月29日

鼻水が出る。穏やかに晴れたひと日で、まさに春近しという陽気であった。近所をほっつき歩いて句を作ったのだが、梅の枝にはめじろなどが元気に行き来し、水辺には鴨がきらびやかな水尾を曳いていて、楽しかった。ひとりのときは、たいてい近所の真間川の桜並木を吟行しているのだが、菜の花と桜満開の時期がはやくも待ち遠しい思いがした。今年はマスクを外して花見ができるだろうか。帰ったら、家人からその恰好は誘拐犯みたいなので、止めろと言われた。野球帽にロングコート、マフラーぐるぐるでマスクをつけている。おまけに、手帳を持ってぎょろぎょろ辺りを見ているのだ。なるほど、でもどうしろというのだ。

5347声 専念

2023年01月28日

体調に不安があるので句作に専念する。午前中、午後と主に室内で作り、WEB句会に投句。コンビニでいろいろな種類の缶麦酒を買い込み、早い時間から飲みだす。それがいけなかった…。そういえば、俳句関係の方から夜に電話をもらったが、すでにしたたかに酔っていてきちんと応対ができたか、いや完全にできていなかったと思う。期待していた内容ではなかったので、まぁ良いだろう。

5346声 灼ける喉

2023年01月27日

午後から雪か、という予報だったが、雨であった。体調が回復傾向になる。期限遅れになっていた俳句の雑務などを済ませ、深夜に寝る。麦酒を飲んだら、喉が灼けるように痛い。

5345声 微熱

2023年01月26日

雲多いひと日。風邪が悪化して体調悪し。PCR検査などするが陰性。本当か、と思うがそういうことにしておく。熱がさほど高くない、というかごくごく微熱程度なのでただの風邪なのだろう。たくさん食って早く寝る。

5344声 運の変わり目

2023年01月25日

天候回復。寒波の影響で極寒なひと日。風邪の心地は芳しからず、薬の副作用でだるい。週末に向け、そろそろ新作7句付きの小さな原稿を完成にもっていく準備。この頃、物が壊れたり、体が不調だったり、何だか運の悪い事ばかり。高崎市から市川市に来て十年。十年ひと昔というが、もろもろ切り替わりというか、そういう時期なのだろう。

5343声 雨と薬

2023年01月24日

寒波到来で、全国的に大荒れの天候。ともかく風雪強く、特に西日本では交通機関が麻痺しているとの報道があった。首都圏は雪こそ積もらなかったが、雨風強くJRのダイヤが乱れていた。自身も雨に濡れたせいか、風邪気味。俳句関連の雑務を少し進め、薬を飲んで早めに寝る。

5342声 セット

2023年01月23日

来月の句会予定をあれこれと考える。首都圏ではどこもそうだろうが、句会場を手配するのが一苦労である。公共の施設は料金が安いのだが、競争率が高く予約が取りにくい。その他の施設は料金が高いなど、手ごろな会場を見つけるのが、なかなか至難である。人数が増えれば増えるほど、大変になる。飲み会も同様。なので、来月は知り合いの店を借りて句会と新年会をセットで開催するつもりだ。句会と飲み会がセットなんて、懐かしい感じさえする。

5341声 甘じょっぱ

2023年01月22日

朝は句会の事後処理。体を休めるつもりが、何かただならぬ焦燥感で、午前と午後に近所にひとり吟行で出かけ、しょうもない句を作る。途中で寄ったスーパーにポット苗の「ジュリアン」が安く売っていたので、二つ買い求め、自宅の寂しい花壇植えた。ワインレッドというか、赤紫というか、何とも言えぬ冬の花らしい濃い色合いだ。頂き物の赤城せんべい本舗の「ゆず煎餅」で一杯やる。上州人が好みそうな「甘じょっぱさ」。

5340声 梅数輪

2023年01月21日

定例の句会の日。昨夜から体調芳しくなく、寝坊気味に起き遅刻気味に出かけ、寒風吹きすさぶ中を吟行して句会。そこはかとなく、風物は春の気配。梅も数輪ほころんでいた。冷えた体を温めることもなく、麦酒を飲んで寝る。できた句の中からWEB句会に投句。

5339声 おののく

2023年01月20日

晴れてあたたかなひと日。明日の句会の準備をし、麦酒を飲みすぎつつYOUTUBEをだらだら観つつ寝る。デジタルネイティブ世代というか、若い世代のデジタルとの親和性にいつも驚く。その世代より上の人たちは、どこかテレビがYOUTUBEに置き換わっただけという視点が、作る方にも観る方にもあるような気がするが、若い世代の人たちがYOUTUBEで作るものには「テレビ」っぽさが無く、そういう点に、おっさんとしてはいつもおののく。

5338声 荒川を渡る

2023年01月19日

プチ出張で埼玉県南部へ。駅から目的地までタクシーで移動しようと考えていたが、到着駅にはタクシーが見当たらず、歩いていくことにした。寒風吹きすさぶ国道沿いをてくてくと、県境によくあるような大きなを渡る。橋梁の脇には鴨や鷭(ばん)などの鳥が悠々と水尾を曳いていた。その光景に近づく春を感じ、俳句に携わっていてよかったな、と思う瞬間であった。確かに俳句でも考えつつ歩かねば、こんな、大型トラックに橋から叩き落されそう道など、心安く歩めない。おまけに、これから目的でこなす仕事を思うと胃が痛む思いがするが、一面、枯れ果てた荒川の水面に浮かぶ水鳥たちがなんとも長閑で癒された。

5337声 ブックタワーその後

2023年01月18日

朝から徐々に天気は回復。様々なことの進捗芳しからぬひと日。焦っても良いことはないのだが、なんだか気が急く。さしあたり、一歩づつ進むしかない。俳句関係の雑務を少々進める。そうそう、以前この稿に書いた「ブックタワー」はその後、購入した。海外製品にあるような巨大なブックタワーが欲しかったが、居住環境と財布の事を考え、ブラウザで検索すればすぐに出てくるような一般的な商品にした。積読状態は変わらないのだが、足の踏み場はまずまず確保できたので、良かった。すでに満載になっているが。

5336声 そう思ったら

2023年01月17日

曇りがちな寒いひと日。引き続き前歯痛し。郵送で投句一件。句稿をいささか練る。エンジンのかかりが悪く、車のバッテリーがだいぶ弱っている感じがする。替え時を見極めるのが至難である。そう思ったらすぐ替えればいいのだが。