日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

2087声 河豚

2013年12月09日

曇天で寒し。

出雲で購入した、ふぐの干物で一杯やる。

ふぐ鍋もふぐ刺しも食べたことが無いが、

これで一応、「ふぐを食べた」という事になる。

しかし、ふぐを食べるにはなにか劇的な状況が欲しい気がする。

2086声 辛口

2013年12月08日

出雲そばをスーパードライで掻き込んで、羽田へ。

辛口の酒と麒麟麦酒を飲み、体に帰京したことを伝える。

2085声 松江

2013年12月07日

松江市内を巡り宍道湖を遊覧。

松江の地酒も甘い。

居酒屋の朝日麦酒率高し。

2084声 出雲

2013年12月06日

羽田から出雲へ。

あご野焼と地酒で晩酌。

酒も醤油もまったりと甘い。

2083声 例句

2013年12月05日

はやく書かねばと思いつつ、句集のお礼状など溜まる。

注文してあった秋櫻子編と虚子編の歳時記が届く。

例句を読んでいるだけでも、面白い。

2081声 心得

2013年12月04日

吟行はある意味に於いて無限。

2080声 小春

2013年12月03日

「小春日」

冬の季語であるが、真冬の日差しに春を実感するのは、

いくらなんでも至難の業である。

至難の業であるが、小春日と言う字面には、

なんとも言えぬ、温かみがある。

2079声 ざわ

2013年12月02日

たまに俳句の雑誌を見ると、

知り合いが大きな賞を獲ったことが大きく載っていた。

こういう時の胸のざわめきは、言葉にし難い感覚である。

2078声 はや

2013年12月01日

はや師走。

山が見えないと、道に迷う。

2077声 適温

2013年11月30日

友人と八重洲にてはしご。

よい酒場を一つ発見。

サッポロビールが適温かつ適量で、

実に手早く出てくる。

2076声 編む

2013年11月29日

作品をどうにかこうにか編む。

推敲不十分だが致し方なし。

そして、深夜のポストにへなへなと、投函。

2075声 不良

2013年11月28日

依然、体調不良。

選句ままならず、作品が間に合うかどうか。

2074声 不進

2013年11月27日

風邪悪化。

うどんをたぐって寝る。

賞の選句進まず。

2073声 過度

2013年11月26日

風邪気味。

過度の飲酒、過度の作句による疲労から、

免疫力が低下したことが原因と思われる。

今週は俳句の事は忘れて、とはいかぬのである。

自身の中で一番重きを置いている賞の応募が、

今週末に迫っている。

こんな時期になんでまた。

2072声 輝く

2013年11月25日

協会にて句会。

疲労感はあったものの、兼題と席題の句会だったので、

なんとか句の数を揃えられた。

俳句を、そして句会に参加するのが全く初めての方が居たが、

そういう人の句の方が輝いて見えた。

十七音と言う最短詩型ならである。

2071声 置酒

2013年11月24日

金谷にてロープウェーに乗り鋸山散策。

降りて港から東京湾をフェリーで渡って久里浜へ。

二日間で作った句数は左程多くないのだが、

充実間があるのは、句会で選をした句の質が高かったであろう。

句もさることながら、置酒歓語のひとときが心に残った。

2070声 冬海

2013年11月23日

吟行旅行初日。

東京駅から千葉県の久留里へ。

久留里から金谷で宿泊。

参加者は若い俳人なので、普段はどこの句会へ行っても若手の自分が、

なんだかひどく年配に思えた。

実際、一番の若手から比べれば、年齢が十ちかくも離れていた。

老骨に鞭打って、山へ海へ大きく歩く。

夕暮れ、宿先の突堤からくっきりと夕焼けに浮かぶ富士が見えた。

2069声 白虎

2013年11月22日

明日に吟行旅行を控えているというのに、痛飲。

飲みながら録画してあった新春時代劇の白虎隊を見る。

およそ二時間で寝る。

今年中に残りおよそ四時間を観なければならない。