日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

1838声 純粋

2013年01月16日

ジャンルの垣根を越えて、その作品に確かめるもの。

【天候】
終日、快晴。

1837声 雪月

2013年01月15日

雪の降りそうな夜は、月が随分遠い。

【天候】
終日、冬日和

1836声 泡持

2013年01月14日

それが麦酒か麦酒でないか、泡を見れば一目瞭然。

【天候】
終日、霙まじりの雪。

1835声 凍滝

2013年01月13日

水音もまた、凍っているのである。

【天候】
終日、冬晴れ。

1834声 素朴

2013年01月12日

ごく素朴、と言うこともまた、個性。

【天候】
終日、冬晴れ。

1833声 寒鯉

2013年01月11日

冬の鯉にも、釣人の糸を切る力がある。

【天候】
終日、快晴。

1832声 寒夜

2013年01月10日

月のまわりには、星が無い。

【天候】
終日、快晴。

1831声 新春

2013年01月09日

新春の日差しは、きめが細かい。

【天候】
終日、穏やかな晴れ。

1830声 清流

2013年01月08日

凛烈たる清流の岩陰にあるみどりは、鮮やかである。

【天候】
終日、穏やかな晴れ。

1829声 鑑賞

2013年01月07日

その人の個性がどう自分に響くか、それを常に点検している。

【天候】
終日、雲一つない快晴。

1828声 北斗

2013年01月06日

都のほうへ出掛けていて、千鳥足で最寄りの駅まで帰って来る。
夜も深くなって、寝静まった町をタクシーで駆け抜け、郊外にある自宅の手前で降りる。
自動販売機で買った飲料を飲もうと、首を上げると、空に満天の星。

夜を帰る枯野や北斗鉾立ちに (山口誓子)

そんな時に、いつもこの句を思い出す。

【天候】
終日、快晴。

1827声 行動

2013年01月05日

問題は沢山あるけれど、どうやったって行動しなければ答えに。
答えらしきものの方に、辿り着かぬ気がする。

【天候】
終日、空っ風強くも晴れ。

1826声 偶然と作為

2013年01月04日

偶然に出来たものは良い。
そこに「作為」が介在していないから。
【天候】
終日、冬日和。

1825声 スカイツリー吟行

2013年01月03日

昨日。
恒例の新春俳句ingへ、出掛けてきました。
今年の吟行地は、柴又帝釈天とスカイツリー。
参加者六名で、計二回句会を終えて帰ってまいりました。
作った句よりも空けたビールグラスの数の方が、
多いのではなかろうかと言う塩梅でした。
それもまた、初春の楽しみ。
一年で唯一。
人ごみすらもめでたく感じる気持のよい時間でした。

【天候】
終日、雲多くも晴れ。

1824声 蜜柑とノート

2013年01月02日

元日。
近所の神社へ初詣に行くと、境内に小さが人垣がありました。
その真ん中で、区長さんと思しきお爺さんが年頭のあいさつをしており、
それが終わると、皆に一升瓶で年酒が振る舞われました。
酌まれた年酒を飲み干し、賽銭を投げて一年の慶を祈念。
参拝を終えると、小学生くらいの巫女さんが、
蜜柑三個とノート二冊の入ったビニール袋をくれました。
そこには、小さな小さな、郷土がありました。

【天候】
終日、日本晴れ。

1823声 初春

2013年01月01日

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。
すっきりと晴れて、気持ち良い、青空が広がっております。

【天候】
終日、日本晴れ。

1822声 大三十日

2012年12月31日

近所の湖へ行き、詠み納めとばかりに、
一握りの俳句を作って帰って来た。
もう凧あげなどやっている親子もおり、
はや正月の風情を感じる事が出来た。
向こうに見える榛名山よりも高く、上がっていた。

【天候】
終日、冬晴れ。

1821声 インスタント

2012年12月30日

麦酒を飲んでカップ麺ばかり食べている。
そんな、年越しである。

【天候】
終日、曇りとぎどき小雨。