日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

2068声 何鍋

2013年11月21日

いったい何鍋か分からぬ鍋を作る。

向こう三日はこれを食べるつもりである。

白身魚を入れたら、鍋中に小骨が散乱してしまい、

恐る恐る食べねばならぬ自体に。

2067声 県産

2013年11月20日

千葉県の量販店でも群馬県産の野菜が良く売られている。

そして驚くのが、うどんや豆腐などの日配製品にも、

しばしばそれを見かけることである。

2066声 厚切

2013年11月19日

いささか飲みすぎる。

ポテトチップスをやたらと食う。

ある程度厚切りのものが旨い。

2065声 寒急

2013年11月18日

急に寒く、体調優れず。

わたわたと過ぎる。

2064声 喪失

2013年11月17日

いぜん、小春日。

三ツ寺公園にて湖と紅葉を観る。

ベンチでしばしうとうと。

愛用の歳時記を忘れる。

2063声 独吟

2013年11月16日

帰郷。

小春日和の夕景が綺麗。

自宅裏の畑にて、榛名山遠景を独吟。

飼い猫が肥っていた。

2062声 印度

2013年11月15日

カレー居酒屋へ行く。

あまり好きではない銘柄の生麦酒が、

この店に関してはどういうわけか旨い。

値段も三百円である。

そして、印度人のシェフの作るだし巻き卵が良い。

2061声 十皿

2013年11月14日

回転すしにて夕食。

一皿が安いためか、五百円の生麦酒がとても高く感じる。

思えばこの方、十皿以上は食べたことがない気がする。

 

2060声 雪麦

2013年11月13日

雲一つない冬晴れの一日であった。

その分、夜は冷え込んだ。

東北や北海道では雪らしい。

雪の中で飲む麦酒は美味い。

2059声 場末

2013年11月12日

熱燗の美味い季節である。

熱燗は場末の赤提灯に限る。

そして、湯豆腐に限る。

2058声 木枯

2013年11月11日

木枯し一号吹く。

部屋の色紙を、

落葉の句から木枯しの句に掛けかえた。

2057声 本場

2013年11月10日

この頃はどういうわけか輸入麦酒が、

量販店などで安く手に入るようになった。

知らぬ銘柄のドイツの缶麦酒を購入。

本場のものは安物でもあなどれぬ味である。

2056声 袴着

2013年11月09日

卯浪で明治神宮。

七五三の子供たちがちらほら。

紅葉は七分程度。

落葉に埋もれた沢を詠もうとしたが、

いまいち掴めず。

2055声 裏路

2013年11月08日

銀座の裏路地の画材屋に、

良い額が手ごろな値段で売っていた。

今度、通りかかったら買おうと思っているのだが、

はて、どこの路地だったか。

なんだか、不思議な画材屋だった。

2054声 色紙

2013年11月07日

部屋に落葉の句の色紙が掛けてある。

この頃やっと、外の景色と調和してきた。

2053声 紅葉

2013年11月06日

広島名物「もみじまんじゅう」が、

こんなにもうまいものだと、

この歳になって知った。

 

2052声 缶麦

2013年11月05日

量販店のプライベートブランドの缶麦酒を、いささか飲みすぎた。

量販店も独自ブランドで麦酒を作るとは。

そう思って試しに買ったが、味は平凡な印象であった。

製造国が国内でないアジア圏なので、だいたい想像はついたが。

生粋のラガー麦酒の道は、まだまだ険しいようである。

2051声 氷川

2013年11月04日

卯浪俳句教室全国大会で、大宮公園及び氷川神社を吟行。

乗り継ぎのミスと言うか、いつもの遅刻癖が出て、

吟行時間が一時間もなくなってしまった。

園内の動物園や遊園地がゆっくり見れなかったのは残念だが、

紅葉を見れたことは大いに収穫であった。

ちょうど、七五三で晴れ着の子供たちが大勢いたが、

雨だったので、遊園地で遊ぶことは叶わなかったようである。