日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

3692声 百年饂飩

2017年12月20日

小麦の産地は全国的に見ても最少単位はは●●県産である。
館林創業の日清製粉の全面協力のもと
邑楽館林産だけの小麦ブランドができた。
これを百年小麦と名付け、ブランド化している。
この百年小麦を30%以上使ったうどんを
この10月から「百年饂飩」として
館林で売り出している。
麺の白さとつるんとしたのど越しが特徴である

3691声 館林のうどん

2017年12月19日

館林は今うどんが熱い町である。
うどん日本一を決めるU-1グランプリで
3年連続日本一になった花山うどんをはじめ
館林うどんなど老舗も多い。
そもそも邑楽館林は県内一の小麦生産を誇り
日清製粉創業の地であり、正田醤油もある。
まさにうどんを作る環境が整っている地である。

3690声 井上うどん

2017年12月18日

南牧村にある井上うどん。今三代目だったかな
村内きっての老舗である。
細麺でうどんに腰はほとんどない。
ここの名物は鍋焼きうどん
夏でも鍋焼きうどんが人気。
真夏にアツアツ、くたくたの鍋焼きうどんがなぜかうまい。
風邪をひいたときに母が作ってくれた
あのうどんである。

3689声 峠のうどん

2017年12月17日

下仁田町から南牧村を抜けて湯ノ沢トンネルを抜けると
神流川の清流沿いにそのうどん屋はある。
バイカーなどがいつも集う人気店である。
ここは老夫婦が営んでいるが、ちょっと変わっていて
おばあさんが調理、おじいさんが配膳や会計をしている。
このおじいさんが名物で、ほぼ腰が90度に曲がっている。
口癖は「悪りぃんね~悪りぃんね~」で、うどんをトレイにのせ
頭上に捧げるようにもってくるので、みな恐縮してしまう。
うどんは太いが腰はない。南牧村のうどんもないので
あんまりグルテンパワーを活用しないのがこちらのうどんの特徴である。
大きな掻き揚げ2つ、ゆで卵もついてかなりのボリューム。
汁は甘目なので、後半、若干の飽きがくる。
ただ、店には飽きが来ない。トンネル抜けて上野村に入ると寄ってしまう。
ちなみに麺がなくなると終いなので、予約必須である。
入店時に「悪りぃんね~予約した人?」と聞かれる。
ハイと言うと名前を聞かずに入れてくれるだけだが。

3688声 岡林

2017年12月16日

入庁したての頃、勤務地の沼田で毎日通ったうどん屋があった。
3丁目の夕日のような昭和が色濃く残る裏通りにその店はあり、
おばちゃんが一人で、薪で炊く大きな釜で豪快にうどんを茹でてくれる。
麺は腰があり、なんといっても太い。親指ぐらいある。
常連はそのうどんをほぼ噛まずに飲み込む。癖になるのど越しである。
スープには胡麻と一味、青唐辛子を少々、そしてたっぷりの酢を入れる。
酢が天ぷらを絶妙になじませる。
毎日食べても、日曜の夜になると食べたくなるそのうどん。
毎日は通ったのは2年だけだったが、今でも沼田方面に行くと寄らせてもらっている。
県内のうどん屋をずいぶん回ったがここが自分の中では一番である。
店の名は岡林と言う。

3687声 上毛カルタ②

2017年12月15日

放送作家の藤井さんは、30年前にデビューしたての井森美幸さんに上毛カルタを教わったという。特に印象に残った札は「鶴舞う形の群馬県」。それを知って以降、今まで何も意識していなかった群馬県が、鶴の形にしか見えなくなったと。上毛カルタのパワーを思い知らされた1枚だった言う。

3686声 上毛カルタ

2017年12月14日

会場から気になった上毛カルタの札は?の質問。花緑さんの祖父はご存じ5代目柳屋小さん師匠。小さん師匠のあだ名は狸ということで、家には狸の置物や人形、信楽焼などがたくさんあったという。お客さんの大半が分からなくても、噺の中に分福茶釜や茂林寺を入れたという。花録さんが茂林寺を訪れた時、小さん師匠の書があったという。今度、茂林寺に行くので探してみようと思う。

3685声 ふるさとみたいな場所

2017年12月13日

「d design travel」の群馬版を作ったナガオカさん。会場からの群馬観について聞かれた。この本はデザインの視点でその地域を紹介する本。初めはデザインがまったくない場所で困ったという。デザインがないというのはマイナス要素だけではないらしい。例えば料理もデザイン視点を入れると美味しくなくなる。デザインにはそういう副作用があると。デザインがなく、特に外部に対して勝負せず、主張しない。これがナガオカさんの感じたぐんま。逆に言えば、力みがなく、居心地の良い空間をみんなで作っていると。これって、みんなの思うふるさと、見得をはらずゆっくりできるふるさとの感覚に近いと。曰くぐんまはみんなのふるさとみたいな場所だと。いやこの表現にはびっくりしたな。この話は忘れないな。

3684声 風が吹けば…

2017年12月12日

新作落語の出囃はジャズで、ジーンズにシャツ。椅子に座って喋るスタイル。このスタイルが定着するかどうかは、ひとえにお客さんの慣れにかかっていること。さて、群馬を題材にした新作落語だが、これが意外にほっこりさせる良い話。元ヤンの若者が、ラーメン屋をはじめたが、全く流行らない。そこに以前助けられた赤城おろしが、美少女になって恩返しに来たという話。上毛カルタネタなども入れ込みつつ、美少女によりトントン拍子に繁昌店となり、冬から春への季節の移ろいともに赤城山に帰っていく。多少強引だが、オチもスパッと笑えてとても面白かった。花緑さん、群馬に呼ばれればやってくれるそうですよ。

3683声 初天神

2017年12月11日

花緑さん、枕が結構ながくて、20分はやってたかな。焼き饅頭やとりへいを食べた話など、地元ネタに寄って和ませてくる。最初の古典は初天神。最初の枕が振りだったことに気づく。枕で何気なく子供の天才性について話をしていたが、そこも含めて全部回収されていった。M-1で言う和牛の漫才のように緻密。

3682声 前橋公演

2017年12月10日

その 「d design travel」の群馬版が11月に発行され、d落語が前橋で開催されることに。しかも場所は臨江閣。改修後に初めて訪れる。今は毎晩ライトアップされ妖しげな存在感を醸し出している。噺家も良いし設えも良い。期待値があがる。

3681声 d47落語

2017年12月09日

47都道府県のそれぞれの土地をデザインの視点で編集するトラベルガイド「d design travel」の発売に合わせ、各地を題材にした同時代の新作落語「47都道府県落語」を、1県に1つずつ、全県つくっていくのが、この「d47落語会」。噺家は柳家花緑、落語は放送作家の藤井青銅さんがつくるプロジェクト。古典落語と、47都道府県落語、 D&DEPARTMENT PROJECT代表のナガオカケンメイを入れたトークショーを通して、47都道府県それぞれの「個性」「らしさ」を紹介していくプロジェクト。

3680声 どどいつ忘年会

2017年12月08日

どどいつの集まりの忘年会。90年の古民家をリノベして作られた料理屋で。昔の日本家屋にある急な階段を上り2階へ。8畳ぐらいの部屋に座布団敷いて13人。狭い部屋だけに師匠の三味が心地よかった。チン、トン、シャン。

昨日の夕食にかけて一首。 羊に恩を売っても無駄よ だって奴らは仁義好かん(ジンギスカン)

3679声 落葉   

2017年12月07日

定期的に訪れていた旅館のこぢんまりしながら季節感を感じる庭。季節の移り変わりを感じつつ、仕事としては最後の訪問。庭の木々もすっかり裸になりちょっと寂しい気もしていたが、ふと見ると庭の池に落ち葉が折り重なっていた。ずっと落ち葉に見られていた気がした。

3678声 温泉俳句ing  

2017年12月06日

ここまで書いていて思ったが、抜井さんは銭湯大全を著作するほどのお風呂好き。きっと温泉にも造詣が深いだろう。今度俳句ingしながら、湯と酒を楽しみたいものである。

3677声 川古温泉

2017年12月05日

「川古のみやげは一つ杖を捨て」と謡われるほど古くから湯治場として愛された温泉。

旧新治村地区にあり、猿ヶ京温泉から相俣の信号を右折して6kほど入ったところにある。ここも渓流沿いの1軒宿。泉質は硫酸塩泉。男女の内風呂はあるが、露天風呂は混浴である。保湿効果が高く優しい浴感。源泉が40度といくらでも入ってられるほどのぬる湯である。露天は空気に触れているのでそうでもないが、内湯は全身を気泡が包んで気持ちよい。最低2泊はしてゆーっくり湯治したい温泉である。

 

3676声 清流荘

2017年12月04日

下仁田温泉清流荘。日本の秘湯を守る会の会員である。上信電鉄の終着駅下仁田から徒歩20分ぐらいなので、そこまで山奥でないが、山野草に囲まれた渓流沿いに佇む1軒宿は秘湯感満載である。ここのお湯は日本では希少な二酸化炭素泉。泉温は16度と低いため、おおきな湯船は加温と一部循環しているが、嬉しいことに源泉のままの湯船もある。2人入れるかなぐらいの大きさ。二酸化炭素泉は炭酸ガスが命なので、こちらの湯船の方が泉質を感じられる。入るとプチプチを気泡が全身を包んでいく。温泉が新鮮な証拠。初めは冷たいが我慢して入っているとなぜか体がポカポカと温まってくる。炭酸ガスには血管拡張効果があり、体田が芯から温まるという。野趣あふれる景色を身ながら、ゆったりとした時間が過ぎていく。たまたまだろうが、行くといつも貸切だったのがまた良かった。

3674声 温泉考

2017年12月03日

古来、名湯には単純泉が多いらしい。

「単純泉」のよさが最近分かってきたよと、職場の温泉博士が言う。

単純泉とは、温泉法で定められた特定成分が基準値に達しないが、温泉が25度以上のものを言う。刺激が少なく万人が楽しめる。県内でいうと老神温泉や宝川温泉が単純泉。

温泉博士の導きもありつつ、最近取材で出会い良かった温泉をいくつか紹介したい。