朝から小雪が降っていた。
積もるほどではなかったが、
曇天でとても寒い一日であった。
俳句雑誌の記事の校正を戻す。
小さなエッセイ欄を全文差し替えた。
エッセイの内容は、俳句に携わっていて、
どんなときが一番楽しいかというものにした。
2018年02月22日
朝から小雪が降っていた。
積もるほどではなかったが、
曇天でとても寒い一日であった。
俳句雑誌の記事の校正を戻す。
小さなエッセイ欄を全文差し替えた。
エッセイの内容は、俳句に携わっていて、
どんなときが一番楽しいかというものにした。
2018年02月21日
昼食に日本料理屋に寄り、松花堂弁当を食べた。
菜の花のおひたしになどあり、食材、彩ともに春めいていた。
久しく、食で季節を意識することがなかった。
もとい、季節を意識するような食生活をしてこなかった。
2018年02月20日
友人から今朝の上毛新聞の記事がメールで送られてきた。
私もよく知っている桐生の銭湯が、
風呂場のペンキ画を塗り直すという記事であった。
ペンキ絵師に注文して、画を塗り直す銭湯は北関東では、
ほんの一握りであろう。
この桐生の銭湯はそれの文化というか、価値というか、
それを見出しているところに、深く共感を覚える。
2018年02月19日
帰宅して、改めて今回、榛名湖で作ってきた俳句を整理した。
二日間でおよそ七十句作り、「これは」と思う句が、
ほんの一握り、いや、ひとつまみほどしかなかった。
それでも、そのひとつまみは、自然に参入していかないと、
絶対に掴めなかったと思える句である。
いいトレーニングにはなった。
自分の場合、そうやって自然に「順化」させて行かないと、
手ごたえのあるが生まれないことは、経験として分かっている。
2018年02月18日
たっぷり俳句を作り、幸せな疲労を感じつつ下山。
しかし帰路に、本当に手ごたえのある俳句が一句でもあるか、
自身の潜在力を全て引き出したかと考えていると、
大いにやり残したことがあるようにも思う。
帰り際、素竹さんに行きつけの中華料理店に寄って、
冷えた体を四川料理で温めた。
もっとも私は、麦酒をがぶがぶ飲んで、
温めたすぐに体を冷やしてしまったが。
2018年02月17日
東京駅からスキー客を掻き分け、なんとか新幹線にもぐりこみ、
高崎駅からはバスで一時間弱ほどかけ、やっと榛名湖畔に着いた。
完全結氷した湖面には、カラフルなワカサギ釣りのテント群が見えた。
宿へ荷を降ろし、麦酒で喉を潤してから、早速、氷上へ。
すがすがしい風を吸い込むと、しだいに雑多な日常が薄れ、
自然と一体にとは大げさだが、普段使う脳の一部分が停止し、
別の一部分が動いて行くような感覚になっていく。
2018年02月16日
帰りに最寄り駅の「みどりの窓口」に寄って、
券売機で明日乗車予定の切符を購入した。
二月のスキーシーズンと重なってか、
東京から新潟方面の新幹線指定席が、ほとんど埋まっていた。
どうにか、すこし予定時間よりはやい新幹線だが、一席取れた。
快速に乗っても、目的地の高崎までは二時間すこしくらいなので、
金銭面を考えれば、新幹線などは除外している。
しかし、これから極寒の榛名湖に行って苦吟しようというのだから、
それまでにかかる負担は最小に抑えておきたかった。
そう予定を立てておきながら、すでに今晩深酒しているのだが…。
2018年02月15日
あたたかで心地よい日和であった。
今年はじめて、「春」とつけても違和感のない風の心地。
昼、行きつけの定食屋に寄った。
カウンター七、八席くらいだけのこじんまりというか狭小な店。
人気店である。
入り口の暖簾はちぎれている。
弁当もやっているので、昼時にはそれを待つ長い列ができる。
厨房には夫婦が忙しく働いているのだが、
その威勢といい、身のこなしといい、いつもちゃきちゃきしていて、
清々しささえ覚える。
そういう店だから一人客が多く、みな長居せず、さっと平らげてさっと帰る。
一度食べれば誰もが気づくと思う、
米一粒にまで神経が行き届いているというか、
この夫婦の「気力」が定食の隅々にまで行き届いていることを。
2018年02月14日
「798円です」
と言われて、一瞬、驚いたが、そのまま財布から小銭を出して会計を済ませた。
たしかに、間違っているという実感と自身はあったが、涼しい顔を努めて、
その店の外でレシートを確認した。
缶珈琲にガムに、と上から記載順に確認していく。
やはり、「お菓子148円」という実際には購入していない項目があった。
そうかそうかと、レシートをポケットにしまった。
2018年02月13日
先日まとまった数の本を売ったばかりだが、またごそっと、20冊程度古本を買った。
インターネットで注文してあったその本が、先ほどまとめて届いた。
どういう訳か、無性に本を読みたくなる時期が、波のように訪れる。
本を売ったことで、失ったものを補おうとしているのだろうか。
そうい時期が訪れているときに読むと、ぐんぐん頁が進む。
これでしばらくは、没頭できる
2018年02月11日
快晴。
草むしりの手間を省くため、狭庭に除草剤をまいた。
俳句を愛好する者としてはいささか無慈悲であろうか。
しかし、これをやらねば春半ばに生い茂ってしまう。
除草剤は希釈して使用するタイプのものなので、
如雨露でまくことになる。
倉庫から昨年買ってあった如雨露を取り出すと、
どこをどうさがしても蓮の実がない。
蓮の実とは、如雨露の注ぎ口に取り付けてシャワーにする、
あの装置である。
それはもうあきらめて、注ぎ口から直にどぼどぼとまいていく。
この時期は、まだ蚊が出てこないので楽である。
二月の庭にはもう、小さなクローバーが石に影を作っていてた。
2018年02月10日
定例の句会にて原宿。
昼飯を食べすぎたため、集中できず句もできず。
満腹だと感受性が著しく鈍る気がする。
代々木公園も残雪などちらほらあり、寒々しい。
句会が終わって原宿駅前の近場の酒場へでかけた。
店が変わっていた。
店は変わったが、店員はみな同じ人であった。
2018年02月09日
最寄り駅の駅前通り沿いに、ふぐの料理屋がある。
その店先に往来から見えるように水槽が設置してあり、
ふぐが十匹程度泳いでいる。
その目の前にバス停がある。
今日はその前からバスに乗ろうと、
夕方にバスを待つ列並んでいた。
金曜日の夕方なので、往来も忙しい。
その中で、なんだか自分も忙しい。
ふと視線を感じてふりかえると、
ふぐが数匹、のんきそうな顔でこちらを見ていた。
ふぐというのはあれ、ほんとうに危機感のない顔をしている。
腹に毒を持つものほど、のほほんとしているのかも知れない。
2018年02月08日
本日は用事があり、午後からの出勤となった。
海沿いを走る列車に乗って、都内へ向かう。
午後の日の差し込む車内は、
スーツなど着ている人も少なく穏やかである。
斜向かいのカラフルな髪の色をしたお嬢さん方は、
ハングル語でたのしそうにはしゃいでいる。
車窓の先にはディズニーシーのタワーオブ何とかという、
アトラクションが小さく見える。
駅について扉が開く。
風が車内に吹き込む。
かすかに潮の、春の香りが、したようなしなかったような。
2018年02月07日
漬物が好きである。
あっさりとしたたまり漬けもいい。
濃厚な味噌漬けもいい。
風味のある粕漬けもいい。
熟成させた糠漬けもいい。
土産には漬物をよく買ってくる。
長期保存可能なものが多く、味の失敗もすくない。
今晩は、JAあがつまのきゅうりの漬物を切ってみた。
袋には「沢田の味」と書いてある。
上州の北毛あたりの人には、「沢田の漬物」で通じる。
きゅうり本体のぼつぼつが多い気がする。
中之条町(旧六合村)には「入山きゅうり」なる伝統野菜があるようで、
以前から食べてみたいと思っている。
まさか、このきゅうりの漬物は入山きゅうりではなかろうが、
味が濃くてうまい。
2018年02月06日
昨夜、俳句関係の出版社より電話があった。
生活の中で電話などあまりかかって来ないので、
たまに03ナンバーなどから着信があるとドキリとしてしまう。
出ると、刊行予定の雑誌に句を出してほしいとの依頼であった。
なんでも、予め掲載予定されていた俳人の枠には、
ご高齢の方が多く、掲載のお断り連絡が相次いだとの由。
急遽、若手の小さな枠を増やして埋めようということらしい。
夜半、メールにて入稿した。
2018年02月05日
立春を一日過ぎたが、寒波の中にある。
このところ、句会続きである。
二日前の節分の日は、八千代市勝田台へ出かけた。
勝田駅を降りて、周辺を吟行した。
いろどりの乏しい時期だが、駅前商店街をそぞろに歩き、
道の辺に寒梅など見つけることができた。
商店街の裏通りを行くと、雰囲気のよろしい大衆酒場を見つけた。
寄りたいが、そのあとの句会のことを考えて、素通りした。
そのあとは、なんだかそわそわして、俳句が手につかない。
句会を終え、酒も入り、いい気分で最寄り駅へ帰って来た。
ふと、夕暮れ時に勝田台で見た大衆酒場を思い出し、
最寄り駅付近のめぼしい酒場へ入ろうかと思ったが、興がのらずにやめた。
知らない町の知らない酒場。
ローカル線の手ごろな地方都市ならば、なおさら良い。
そこに、大いなる魅力を感じる。