日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

5391声 静かな1日

2023年03月13日

今日は出勤者が少ないせいか静かな1日だった。ゆっくり珈琲を飲んだり、係員とおしゃべりする時間があった。夕方、娘を迎えに行くも鍵を忘れて家に入れず。駅まで妻を迎えに行き、お腹がすいたのでOPAで夕食を済ませた。確定申告の期限もせまっている中、今更、会計事務所からの連絡。家に帰って作業をする。まぁ週初めとしては消耗も少なかったし夕食も楽しかった。そりゃもう、今日も良い一日だったよ。

5390声 人のことを言える義理はないのだが

2023年03月12日

私も人のことを言える義理はないのだが、こどもの着る服について、妻のセンスに不満を持っている。まぁ超周回遅れの子育て故に、洋服はほぼいただき物なのでちぐはぐにな組み合わせになるのも仕方ないのかもしれないが。娘の口癖は洋服を指して「これは誰に貰ったの?」。。ということで、せめて上下ぐらいコーディネートしようとイオンモールに。これまでは子供服にはあまり意見を言わなかったが、積極介入し何着か購入。これを着る姿が楽しみ。お昼を食べて帰ってきて家族で2時間以上昼寝。WBCの豪州戦、初回にいきなり大谷が3ランホームランで先制。大谷劇場のことを「Show Time!」と言うらしいが、娘が同時におしっこをもらす「小タイム」になったのは笑った。しかし日本の投手陣の層の厚さはすごい。どの投手がでても150k以上出せる。しかも若手も結構いる。今週木曜から決勝リーグ。世界一奪還まで目が離せない。そりゃもう、今日も良い一日だったよ。

5389声 夫婦揃って予定のない週末

2023年03月11日

久々に夫婦揃って予定のない週末。休みのたびに「今日もママ仕事?」と娘に聞かれるのが切ないのだが、今日も明日もお休みだよと言えるのが嬉しい。交互に娘の相手をしつつ、衣替えとか、シーツやタオルケットの洗濯といった普段できない家事を。こう考えると家にいる週末って大事。今まで何も言わずキャンプやら旅行に付き合ってくれていた妻に改めて感謝。夕方に両親が高崎に出てきたので海力に。週に2度も海力に行けるなんて贅沢な話。2階の座敷がほぼ貸し切りだったので、娘もはしゃいで楽しそうだった。ごちそうさまでした。そりゃもう、今日も良い一日だったよ

5388声 50を過ぎて新しい道

2023年03月10日

同期の友人が会社を辞め大学の教授になるという。5歳上の同期で、植物の病害虫を研究する専門家だった。研究者として生きていくには転職しかなかったとのこと。50を過ぎて新しい道を選んだ友人をこころのそこから尊敬する。そう言えば堀さんも新しいお店を始めたころ。いくつになっても挑戦するって素晴らしい。私も頑張らないと。新前橋の焼き鳥屋で友人と別れ、一人で背徳の夜食ラーメン。なんとか今週も乗り切った。明日はゆっくり起きよう。うん、そりゃもう、今日も良い一日だったよ。

5387声 一人でゆっくり湯につかる

2023年03月09日

昨日の海鮮チャージだが、午前中で尽きてしまう。早すぎる。体がだるくて頭も重い。それでも来た球は打ち返す。もはや反射だけでしのいでいる。帰ってから妻に頼んで温泉に行く。娘を妻に入れて貰って、久々に一人でゆっくり湯につかる。生き返る。娘は風呂上がりに牛乳を飲んでご機嫌。踊っている。WBCも開幕したようだ。先発の大谷のピッチングは圧巻。なんとか明日もいけそうだ。そりゃもう、今日も良い一日だったよ。

5386声 バフムトの防衛戦のよう

2023年03月08日

今日も終日削られる。バフムトの防衛戦のよう。明日へのエネルギーチャージのため、家族で海力へ。久々に美味しい海鮮と寿司を堪能。なんとか明日も出勤できそう。終わりよければすべて良し。そりゃもう、今日も良い一日だったよ。。

5385声 ママには内緒でつまみ食い

2023年03月07日

昨年度から取り組んでいた人材拠点について、業績評価の大賞を受けることになった。会社で言えば社長賞みたいなもの。目の前の敵(業務)を必死に切り刻んで気づいたら今に至るという感じ。まぁ今後の期待値込みの評価であろうがありがたく拝受する。多くの人は海の物とも分からず見ていたが、こうやって評価されると価値に気づいて、色々と連携やらコラボなどど称して、しなだれかかってくる連中の多いこと。本業にも支障が出るレベルである。他人都合の業務が多すぎる。今日も娘を迎えに行き、近所の肉屋で唐揚げと娘もお気に入りのハムカツを購入。二人でママには内緒でつまみ食い。そりゃもう、今日も良い一日だったよ

5384声 石を拾ったり、猫を探したり

2023年03月06日

いつものように子供を保育園に迎えに行く。家から保育園まで、大人の足で4~5分の道のりだが、いろいろと寄り道したり遊んだりするので、帰り道はだいぶ時間はかかる。石を拾ったり、猫を探したり、抱っこしてぐるぐる回ったりと。最近はだいぶ日が延びて、浅間山に沈んでいく夕日が見られる。娘を抱っこしながら、桜色の雲が西の空にたなびいていくのをしばし眺める。そりゃあもう、今日も良い一日だったよ。

5383声 いっぱしのアート作品に見える

2023年03月05日

妻の働く美術館で子供向けのアートイベント。ストローや毛糸や色々な紙切れなどのマテリアルがたくさん用意されてあり、子供が自由に取ってきて工作して良いという内容。娘は初めは遠くで見ていたが、(娘はでき上がった輪に入っていくのが苦手)好奇心が勝ったようで、やると言い出して案内されたローテーブルに着く。彼女が興味を持ったのが小学生が使うような大きなはさみ。手が小さすぎてあまり上手に開けないのだが、ほんの少し刃先をひろげ、あぶなっかしいがなんとか紙切れに切り込みを入れていく。周りのボランティアのおばさんにも、小さいのに上手ねぇと感心される。まんざらでもないようだけど、この娘は褒められても、あまり喜んだりせず、基本はスルー。ぐるぐるとお絵かきした紙に、切った紙切れやまるめた毛糸などをのり付けしていく。普段は2分ごとに興味の対象を変える娘はが、この日は2時間近く創作活動に打ち込んでいた。これには親もびっくり。帰りに駅前の日帰り温泉に寄って、湯上がりに彼女は牛乳、私はビール。娘の作品は白い額にいれてリビングに飾った。いっぱしのアート作品に見える。そりゃあもう、今日も良い一日だったよ。

5382声 はーちゃんのおっぱいちいさい

2023年03月04日

娘はおっぱいへの執着がすごい。授乳中は、欲しくなるとおっぱいを連呼し、貰えるまでて泣きじゃくって暴れたもの。断乳後も、さすがに飲まなくはなったが、基本、隙さえあれば妻の服に手を入れて触っている。私の胸でも、時々まさぐってくるので相当好き。ほんと、女の子で良かったよ。。今日お風呂に入っていたら、鏡を見ながら「はーちゃんのおっぱいちいさい」と言っていた。大きなおっぱいがいいの?と聞くと答えはなかった。憧れているというより、ただ小さいという客観的事実を言っただけだったようだ。なんとなくホットした。そりゃもう、今日も良い一日だったよ。

5381声 お仕着せが嫌い

2023年03月03日

娘はお笑いをわかっている。正確に言えば期待された行動や予定調和的な出来事に対し、その裏を行くと面白いということを知っている。お風呂で1~10まで数えていると、「トントントンひげじいさん」と歌いだす。これはお笑いを知っているとうより、お仕着せが嫌いというただのパーソナリティかもしれないが。妻に言わせると私そっくりとのこと。そりゃもう、今日も良い一日だったよ。

5380声 先に食べててごめんねー

2023年03月02日

ちょっとした野外のイベントがあり、妻とは別々のキッチンカーに並んでいた。妻の方が先に買えて、私はだいぶ待ってようやく買うことができたのだが、日陰で先に食べていた娘が一言「先に食べててごめんねー」だって。「先に」という時間の概念があり、「食べてて」という進行中の動作の説明。そして「ごめんねー」と慣習に基づき、全体の状況を軽く謝罪している。子供の成長は早い。そりゃもう、今日も良い一日だったよ。

5379声 今日も良い一日だったよ

2023年03月01日

妻が仕事で娘と二人の休日。ブランコがしたいと言うので、お出かけ着に着替えて、近所の公園に。赤と青と、幼児用のボックス型のブランコがあるのだけど、娘は赤がお気に入り。ブランコの椅子を持って高い位置まで引き、3,2,1それっと手を離すのがお気に入り。小上がりのある喫茶店でランチ。ご飯が来るまで、荒井良二さんの絵本を読む。挿絵が油絵なので迫力がり、構図のデフォルメが効いてて楽しい。クマのぬいぐるみが旅する絵本であったが、道を聞いたら親切に教えてくれたとか、仲間の輪にいれてくれたとか、日々の小さなことに感謝する物語で、こんなフレーズで毎日が終わる。『そりゃあもう、今日も良い一日だったよ』と。そんな風に一日を過ごせたら良いなと。

5378声 2月は一瞬

2023年02月28日

インスタグラムでは、変な投稿を心がけている。始めた頃はとても寂しかったので、ふと「寂しさよこんにちは」というどこかの小説から借りてきた言葉を思い付き、以下のプロフィールをアカウントの説明とした。

「楽しさ」や「はなやかさ」が蔓延するInstagramにおいて、果たして「寂しさ」は言葉に頼らず写真のみで表せるのか?共有できるのか?という地味な試み。

これが世の主流の逆をいくので大ヒッ・・するわけもなく、少ないフォロワーで、でもごくごくたまーーーに「あれ、好きなんです」とボソッと言ってもらえたりする。

そんな中ふと #明日には忘れる鼻歌を記録する という投稿を始めだした。誰からも求められず、自分からもこれを出して良いのかという投稿群だ。内容はそのままに、ふと思いついた鼻歌を(主に運転してて)スマホに記録してアップするだけ。2月の終わりには以下の鼻歌を思い付き録音した(のちのちにアップされる・・かも)。来月はすーさんです。ではまたお会いしましょう。

「2月は一瞬」

2月は一瞬 あっと言う間に過ぎ去る
一生も一瞬 あっと言う間にGo to heaven

岡安賢一インスタグラム

5377声 白菜

2023年02月27日

白菜て、食べるとこ多くてすごいな。

5376声 失敗するべきなんだよね

2023年02月26日

4月に開催する「歌の生まれる場所」寺尾紗穂LIVEのフライヤーが完成し(デザインはあしか図案の殿岡さん)、フリッツ・アートセンターに取りに行った。僕と共に、寺尾紗穂さんの群馬での演奏を実現させたい、と手を挙げたのが、殿岡さんやフリッツの小見さんだった。

フリッツ・アートセンターは特別な場所である。敷島公園に隣接する穏やかな場所にある絵本専門店。ミキハウスと行っている宮沢賢治の小説を全作品絵本化する、という取り組みは偉業でしかないし、絵本以外の本のセレクションも良い。店の入り口には日替わりで店主が変わるコーヒースタンドがあり、敷地内にはプレッツェルも変えるパン屋もある。フリッツは店であり、村であり、文化である。

店主小見純一さんは、前橋にて様々な文化活動を行ってきた方で、尊敬しかない。僕が映画学校卒業後に群馬に戻り、24歳くらいの時にはじめて応募した映像コンテスト。僕が作ったたわいもない映像を審査員だった小見さんが好きだと言ってくれてからの関係である。近年でも映画『影踏み』の撮影もフリッツでやらせてもらったり、荒井良二さんの展示を見に行ったり。小見さんと顔を合わせることはよくあるものの、今回の寺尾さんのライブのように一緒に何かを行うのは今回がはじめて。今日も、コーヒーをごちそうになりながら話をした。

今はイベントでもフライヤーの印刷はせずにネットだけで周知したり、音楽もCDではなく配信が主流になったり、物を通さないというような話から、でも紙やCDやレコードは良いよねという話になり、昔はごそっとレコードを買って1~2枚良いものがあればそれで嬉しかったという話を聞いた。「今の若い人は(目当てのものしか見ない、聞かないから)むしろ失敗するべきなんだよね」と小見さん。確かに、良い音楽、良い映画、良い人との関係だけで今の僕ができたとは思わない。むしろ、不快な音楽、知る人がほとんどいないが印象に残っている映画、もう会いたくもない人の記憶は、案外残っているものだ。

配信やyoutubeを開けばすぐに音楽が聴けてしまう時代。わざわざフリッツ・アートセンターに足を運んで、わざわざ北軽井沢ミュージックホールに足を運んで、寺尾さんの音楽を聴いてほしい。良い本番にしたいと思う。

歌の生まれる場所インスタグラム(チケット販売は3/1より)

5375声 誰がための絵

2023年02月25日

東吾妻の新巻という地区に「new roll」というギャラリーがある。新巻だからnew roll。そのオーナーは彫刻家の西島雄志さんで、西島さんは「中之条ビエンナーレ」を機に吾妻に移住してきた作家。前回のビエンナーレのポスターで、銀色の狼の作品を目にした人も多いと思うが、西島さんは針金を渦状に巻いて、それを溶接し、動物や人物の形に造形する、という独自の手法を用いる作家である。

「new roll」では、西島さんの作品はもちろん、彼が声をかけて、または作家の方から西島さんに声をかけて、彫刻から絵画まで、様々な作品の展示・販売が行われている。中之条ビエンナーレに参加経験がある作家が多く、ビエンナーレがない時もそのようにアートに触れられるので、展示が変わるごとに足を運ぶ常連さんも多い。僕も、だいたいは行って作品を見ている(来月ビエントアーツギャラリーでの展示が決まっている春田美咲さんの小作品はnew rollで購入もし、事務所に飾ってよく眺めている)。

24日からは「顔と風景」というタイトルで、藤波洋平さんと星野博美さんの絵画展がはじまった(4/2までの金土日のみ。詳しくは)。星野博美は中之条ビエンナーレ関連としては初期の移住作家で、農業に携わりながら景色や身近な人を描く(あるいは貼り絵)作風。今回も中之条町や東吾妻町近辺の景色や、そこに住む人たちの絵が並んでいた。

僕は仕事柄、アート関連の人たちのSNSの投稿を目にすることが多いのだが、東京(?)ではアートバブルのような状態でもあるらしい。若い作家であっても、その絵画や彫刻に特出したものがあれば(映えることも条件かもしれない)高値で売買をされている。そういった作品を作る作家、資産運用も含めてそれら作品を買う人たち、そういう構造は確かに存在する。その一方で、世間一般的にメジャーではなくても、アートだけで食えなくても、作品を作り続けている作家はたくさんいるわけで、彼らが作る作品は決して劣っているわけではない。作られる場所・評価される場所が違うというだけだ。

「顔と風景」展の中に、中之条ビエンナーレがはじまったころ、まだ移住作家たちの肩身が狭く、そんな時でも家に招き入れて美味しいものを食べさせることを日常的に行っていた斉藤さん夫婦の絵があった。ビエンナーレディレクターの山重さんや星野さんに混じって、ビエンナーレスタッフでもないのに僕も何度も行って美味しいごはんをごちそうになった。その絵には、大げさに言えば15年におよぶ作家と町民・土地との関係性が凝縮されていた(そう思えるのは、僕が背景を知っているからではあるが)。

時の評価や名声を含む作品よりも、作り手の人となりがわかるような、想いを含む作品の方が僕にはしっくりくる。

5374声 いちご天国

2023年02月24日

みなさん、やよいひめ、が群馬発祥のいちごだって知ってましたか?・・というノリは、今まさに県のPR映像を編集しているからだ。いちごの撮影は、千代田町の「斉藤農園」で行った。県内たくさんのいちご農家がある中で、斉藤さんを推したのは実は僕なのだが、撮影が終わった今だから言える?が、斉藤さんとそのいちごを知らずに推薦をした。彼が群馬県商工会青年部の県のトップを務めており、そこでの活躍と堂々ぶりを見ていたから、というのが推薦理由である。中途半端な仕事はしているはずはないと・・かけだよね。

県からもGOが出て、下見に行った時に、その心配は全然不要だと確信した。やよいひめはどちらかと大味というイメージが僕にはあって、食べて普通だったらな、と思っていたら、斉藤さんが作るやよいひめは完熟もぎ、大粒は大粒で桃のような爽やかな風味と甘さがあり、中粒のものは美しく形も整っていた。なにより、4棟くらいのハウスが合体したような大きなハウスの中にいちごがたくさんある様は、映像向きだった。実際、撮影もうまくいったと思う。

新しい事務所に移ってから、実は2件隣がいちごの直売をやっていて、しかもやよいひめを販売していたりする。たまに買ったり、怪しまれたくもないのでこんな仕事してますと印刷物を持って行ったりしていたら、今ではたまにピンポンとチャイムが鳴りなんと「いちごをくれるようになった」。それもあって、今年はいちごを例年の倍以上食べている。良い環境だ。