日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

4312声 次の段階へ

2019年09月05日

朝から仕込み。昨日今日と違うビールだが、モルトの配合比率を同じにして、ピルスナーモルトだけ産地の違うものを使ってみた。はたして違いが出るか。サワーモルトも今回初使用。どんな酸味になるのか。粉砕機が使えるようになって、バリエーションが格段に増した。いろいろ試せるのがいい。造りが小さいから、こういうところに利点がある。大きな工場ではなかなかこうもいかないだろう。液体酵母にしてから、ビールのみずみずしさが増した。相変わらず水は調整していないが、水の個性とモルトの組み合わせで生まれる味のイメージができるようになってきた。これも液体酵母になったことによるところが大きい。洗浄も、およそ問題が起きない適正な分量、手順がわかってきた。ホップはまだ、この水との相性という点で、今ひとつよくわからない。ビールは確実に変わった。これならひとまずOK、というところまでやっと来た。2年半かかってやっとテーブルに乗っかった。

4311声 悪い癖

2019年09月04日

今朝は遅い起床。11時過ぎだった。昨夜、ガストから帰ろうと会計をしていたら後ろから酔っ払いに声をかけられた。振り向いたら、つい小一時間前までうちの店で飲んでいたお客さんが、さらに酔っ払ってそこにいる。私は生ビール2杯で気分がいい。こういうときが危ない。もうすでに深夜なのに、「ちょっと飲みますか?」と。悪い癖だ。結局おそらく3時とか、そのくらいまでワインを飲んで帰った。今日は仕込みなのに。でもあのワインおいしかったな。ワインがよかったのか、体調がよかったのか、二日酔いはなく仕込みも無事終了。日暮れ間近の珈琲館で、コーヒーゼリーとアメリカン。

4310声 恐怖心

2019年09月03日

慌ただしかった一日が終了。疲れたなぁ。深夜のガストに滑り込んで、生ビールとほうれん草ベーコンを注文する。生ビールがあ〜うまい。疲れているんだから、銘柄はどうでもいい。仕事が終わって疲れたなぁというときはたいてい、そこに至るまでにその前に、何度か疲れのピークを越えていることが多い。今日はそれが割と早くて、少しペースダウンをしつつ、集中力を切らさぬよう、うまく乗り越えた。もうどうしようもなくだめなときが多かったのだが、最近少し改善できてきた。いい歳して何言ってんだ、という話だが、お前らだっていつかなる、と思っている。最近誰かとしゃべるとなると、ことあるごとに恐怖心というフレーズを出してしまう。はじめはあまり意識していなかったが、近頃はその使用頻度が確信犯的だ。恐怖心が、減っているのである。私の人生は恐怖心との戦いだったと、こんな歳になってやっと気づいてきた。やっと気づいてきた、のではなくて、やっと恐怖心に向き合えるようになってきたのだと思っている。恐怖心が減ってきたのがわかったとき、いかにそれが知らぬ間に増していたかにまた気づいたのだが、どうして恐怖心が減ってきたなんてことに気づいたかというと、炭水化物を控えたから。炭水化物を控えただけで、あきらかに違うのである。それを丁寧に説明する余力は今残っていない。一つだけ思うのは、もっと大人が恐怖心について語っていいんじゃないか、ということである。

4309声 トンチンカン

2019年09月02日

なんで生きているのか?と聞かれたら、なんて答えますかね?なんでという言葉はなんのために、ともとれるし、どういう経緯で、とも取れるから、答えにくいかもしれません。生まれちゃったから、なんて、面倒くさがりは答えるかもしれない。なんのために、と聞くべきかもしれませんね。あるいは、もう一個突っ込んで、何を人生の目標として、でもいいかもしれない。そもそもこういう問い自体を野暮と思う人もそこそこいるかもしれないし、ただ面倒くさい、とだけ思う人もいるかもしれない。こういう問いにとにかく興味があって仕方のない人、というのもいるかもしれないが、そういう人は厄介な気がする、というのも、ある程度合っている気がする。どれでもいいのだが、そんなこととは関係ないところで、居丈高というか気持ちが入ってないというか、横柄な態度が平気、あるいは横柄な態度がどういうものかわかってない態度に出くわすたびに、その、わりと根源的なことを考える。つまり私は、そういうことに興味のある厄介さを持つわけ。その横柄な態度の出どころはきっと、こういうことに興味がないところな気がするから。もちろん私が横柄ではない、というわけではない。たとえば、付き合いが長くなり、ああ、この人はいいやつだな、という基本的な思いを変わらずに持っていたとしても、その基本的にはいいやつが平気で横柄な態度、になる場面を繰り返す。何度も繰り返すと、ああ、この人は根源的なことをあまり考えないんだな、と思ってしまう。興味がなくても、考えなくても、どうでもかまわない。ただ、どうでも構わないからその態度はやめてくれ、とだけ思う。その言葉の選択は、あなたは横柄とは感じていないようだけど実はそれは相当横柄なんだよと。若さもあるかもしれない。横柄な態度を、ファッションと捉えてしまったタイミングがあったのかもしれない。若ければまだいいのかもしれない。ある程度年をとっていると、もうそういう問題ではないなと、暗い気持ちになる。なかったんだ、指摘される場面が。恥ずかしさを学ぶ時間が。先生、と呼ばれる人に少なからずいるなあ、と気づくと、先生と呼んでいい人にも定期検診を設けるべきだよと考えてしまう。年に一度、恥ずかしさについての試験をするだとか。先生をした時間と同じだけ、教わる側をするとか。まあこういう話はいろいろなところに通じちゃう。ランチの十六穀米を食べ残すのも横柄かもしれないし、食べきれないから予め半分にしてほしいと申し出たら白米は半分でできるが十六穀米の量は変えられないとお客さんに伝える店も横柄かもしれない。これは横柄じゃなくて、トンチンカンなだけか。もう横柄=トンチンカンでいいな。お前横柄だよ、と言うより、お前トンチンカンだよ、と言ったほうが言われた方も傷つかないだろうし。

4308声 モーニング

2019年09月01日

ケグ洗浄、ケグ詰めをして、ガストのモーニング。注文はだいたい目玉焼きセット。たまにスクランブルエッグセットを頼むのだが、今日がそのたまに。スクランブルエッグにあって目玉焼きにないのは、塩分と油分である。ちょっと塩気のあるものがほしかった。モーニングセットには日替わりスープとドリンクバーが付く。日替わりとメニューには書いてあるが、玉子スープ以外だったことはない。ドリンクバーはコーヒーだけを飲む。あとは水。このコーヒーがなかなかいける。水もおいしい。モーニングは、とくに日曜日の朝は、高齢の一人客の男性が大勢を占めている。今日もそう。それから小さい子を連れたお母さんも多い。これが平日だと、サラリーマンが増える。お客は思い思いに、食事をしている人もいれば新聞を読んでいる人もいる。そう、ガストのモーニングはテーブルに新聞が置いてあるのである。ちょっと休めた。ケグ詰めをしに戻ろう。

4307声 旅のススメ

2019年08月31日

自分のラオス、ハノイ旅行記は以上である。冒頭に書いたが、もし、日本で思いつめるようなことがあれば、東南アジアに行ってみるのをオススメしたい。またまだ発展途上であり、生きることがシンプルで前向きである。人に必要なものはそんなに多くないと気付かされる。その日の糧と一緒に食事してくれる人、冷たいビールがあれば言うことなし。日本の良さにも気づく。医療とか健康保険、下水など、生きるための社会基盤がこんなにしっかりあることはとてもありがたいことだ。しかし、旅が終わると次の旅を考えたくなる。先日、前世が見えるというモンゴル人に見て貰ったら、前世は旅する素浪人だったそうである。なるほど。

4306声 最後の夜2

2019年08月30日

バイクタクシーを探してブラブラする。初めに声をかけたオジサンは英語が全く通じず、なんとなく陰険な雰囲気だったのでスルー。次にポッチヤリして鼻歌を歌ってる若者と値段交渉。1時間の目的地のないフリードライブ、5万ドンで折り合う。スクーターの後ろにまたがり、いままで散々避けて来たバイクの波に入ると、これが以外なほど低速で安全。歩行者を器用に避けてスイスイである。ポッチヤリ若者は運転しながら歌ってるし、だんだん自分も気持ち良くなって後ろで歌い出した。お互い違う歌を聞きながら、彼の肩に両手をおいて同じバイクの揺れを感じてるうちに、なんだか妙に合うハーモニーになった。ちょっと遠くて行けてなかったホーチミン廟やカップルが集うタイ湖などを回ってハノイ大聖堂に戻ってきた時は運転手のあんちゃんと笑い合って握手した。これで心置きなく帰れるなぁと思った。ありがとうハノイ。

4305声 最後の夜

2019年08月29日

ハノイ最後の夜。翌朝は早朝にハノイを経つ。ベトナムの伝統的楽器と歌で奏でる水上人形劇や竹を使ったバンブーサーカスというパフォーマンスを見た。流石に疲れ、相方は足裏マッサージに行くと。自分は最後に街歩きをしたかったので、この旅初めて別行動を取る。ブラブラとゆっくりハノイの街を歩いている内に、ふとバイクタクシーに乗りたくなっった。ホーチミンでは一人だったので散々乗ったが、流石に妻と一緒ではリスクが高く、ハノイでは乗れていなかった。

4304声 ビアストリート

2019年08月28日

因みにホアンキエム湖の北側、旧市街にビアストリートと呼ばれる通りがあるが、こちらはオススメしない。観光地化され過ぎていて欧米人がたくさんいるが、客引きも強引だし、ドラッグ的なものをしている客も居た。こちらもビアホイと名乗ってる店も多いが出てくるのはtigerとかHeinekenである。良いビアホイの目安は、地元のベトナム人が多いかで決まる。

4303声 ビアホイ

2019年08月27日

クラフトビールも良いが、ハノイで断然オススメしたいのがビアホイ。良く言えば下町のマイクロブリュワリー。ベトナムの庶民がこよなく愛する、ちょっと薄めのピルスナーをだす店である。缶ビールより安くてアルコール度数も低いのゴクゴクいける。席に付くと何も言わずにビアホイのジョッキが出てくる。そして、なんと行ってもツマミが旨い!チキンの唐揚げや空芯菜の炒めもの、焼きそば、どれを頼んでもビールが進む。トウモロコシを揚げたツマミはエンドレス。ビアが安くてツマミが美味ければ、そりゃお酒も進んで、ご機嫌なお客さんも多く、大学の同級会をやってたオジサン達と話すようになり、ビアをご馳走して貰う。あまりに楽しくて翌日も行った。今度は日本に行きたいという若い店員と仲良くなった。因みにグーグル翻訳があれば、言語ができなくてもほぼ会話は可能である。便利な世の中だ。ハノイではビアホイをぜひ。数年前にホーチミンに行った時はなかったのでなおさら。

4302声 ハノイのクラフトビール2

2019年08月26日

ハノイをブラブラしてたら見つけたSevenFriday Brewing。オススメはPassionfruitのサワーエール。日本でも働いたことのある社長のアンさんが、米国人と仏国人のブリュワーを雇って2年前に設立したそう。まだ、26才の優しい顔立ちのイケメンである。ガイドブックにもまだ乗ってなさそう。日本語ができるのでハノイの観光情報も教えて貰える。ぐんまクラフトビア協会にも国際会員として入会いただいた。

4301声 ハノイのクラフトビール1

2019年08月25日

ラオスにはビアラオしかないが、ハノイにはこの数年でクラフトビールのブリュワリーができている。その一つハノイ大聖堂の近く、蔦の絡む瀟洒な建物にあるのが、ハPasteur stree tBreawing。Passionfruit wheatale 香りと酸味が湿度の高い気候にベストマッチ。JJasmine IPAも面白い風味。

4300声 入国2

2019年08月24日

しばらく待たされた後、この部署の主任っぽい若者が来て、入国に1人25ドルかかるという。日本円しか無いというと、「日本円?問題無いよ。お釣りはベトナムドンで良い?」と聞かれ、もちろんノープロブレム。入国させてくれるならお釣りなんて要らない心境である。主任は自分のスマホで円・ドンのレートを示しお釣りを自分の財布から出す。うん?これはポケットにインするヤツだなと思いつつ、笑顔で感謝を伝える。いやはや超法規的な処置、逆に社会主義国で良かった。結局、出国に2時間ほどかかりタクシーでホテルへ。運転手と会話する気も起きない。ただ、このまま寝る気にもなれず、ハノイ大聖堂の近くのレストランでビアサイゴンを頼む。来たのはビアハノイ(ちょっと甘ったるい)が、ノープロブレム、ボーペンニャンにである

4299声 入国

2019年08月23日

あっという間の1時間でハノイのノイバイ空港に到着。こんな不安な入国は始めてだ。入管に向かうと長蛇の列。しかも並んでいる人はVISAの申請書と顔写真を持っておる。顔写真なんてねーよ!と思いながら、自分がカウンターに並び、その間に相方が申請書の記入。これがかなり面倒な書類らしく、なかなか妻が戻って来ない。列は思ったよりスルスル進み自分の番になるが、妻戻らず。結局列の最後尾に並び直す。申請書を書き終えて、正直を旨とする妻は、入管カウンターにて短期再入国でVISAが必要な事を知らなかったかと説明。すると応対する軍服を来た若者が列の横で待てと謎のウェイティング。ただ門前払いで無いことに可能性を感じてほくそ笑む。

4298声 出国2

2019年08月22日

ベトナム航空の出国カウンターでおばさん相手に押し問答していると、普段は割と冷静な相方がパニクりラオス語のできる日本人を探しに走り出す。いや、言語の問題じゃないんだよ‥と心の中でつぶやく。ハノイに戻ることができないからVISAを取りに行くのは不可能だと切々と悲壮感を全面に出して説く。すると天の助けが‥横で話を聞いていた男性客室乗務員が紙を出してきて、とりあえず飛行機には乗せる、後はこの紙を書いてベトナムの入管で話をしろと。おお神よ、ありがとう!センキュー!サバイーディー!なんとか出国することができる。さよならラオス。

4297声 出国

2019年08月21日

ムアイでサバーイなラオスともお別れ。ハノイに向けて出国カウンターに向かうと、この旅一のトラブルに見舞われる。聞けば、ベトナムは一度の入国はVISA不要だが、1ヶ月以内に再入国するにはVISAが必要とのこと。ガーン。ハノイでVISAを貰って来いと言う。飛行機にも乗れないのにハノイに行けるかぁ!とカウンターで懇願。空港でのこの手のトラブルは色々切り抜けてきたが、これは結構なレベルのトラブル。しかも入国先は社会主義国のベトナム。むむむ

4296声 ラオスの朝食

2019年08月20日

観光客も路上で供物を売る売人から炊いたもち米やそれを包んだものを買い、托鉢を体験することもできる。めちゃくちゃ長い望遠レンズで撮影する中国人なども。
帰りにローカルなオープンエアな食堂で朝食を。妻はフォーを、私はフォーに辛めの肉味噌で味を付けた担担麺みたいなものをいただく。付け合せの香草がたっぷり出てくるので、ミントやクレソン、サニーレタスのような葉をたくさん入れて、ライムを絞っていただく。辛さと香りがマッチしつつ、ライムの酸味が心地よい。テーブルの上にある揚げたドーナツのような円筒形の揚げ物をスープに浸して食べる。無料かと思ったが一つ1000キープ。8円ぐらい。全部で300円ぐらいでお腹も心も満たされる。

4295 声 托鉢

2019年08月19日

ホテルから中心街を貫く目抜き通りに出ると、敬虔な仏教徒である住民が供物を手元に、歩道の端にプラスチックの椅子を用意して座っている。供物は炊いたもち米やそれを笹で包んだもの、菓子などである。その信者の前をオレンジの袈裟を着た小学生低学年から高校生ぐらいまでの少年の僧が、10人程度の列を作り、銀色の蓋のある器を肩下げにして、一人一人の信者から供物を受け取る。炊けたもち米も菓子もその器の中でいっしょくたになる。他人の手づかみのご飯は集めたものを後で食べるのだろうか?ばい菌にはかなりおおらかなようである。毎朝、5時半から供物を用意して並んでいる仏教徒の信心深さに清々しい気持ちなる。