「痛風になるぞ、絶対に」
先日の宴席の際、俳句の先生にそう言われた。
倒置法の効果もあって、その言葉はグサリと胸に刺さった。
酒席での私がほぼ麦酒しか飲まず、いつもガブガブ飲んでいたので、
そう思われたのであろう。
言っている本人だって、大酒飲みであるが、麦酒は控えているらしい。
麦酒ならまだしも、痛風の諸悪の根源のような存在として
巷に喧伝されている、プリン体を多く含むつまみが、大好きである。
焼鳥ならレバー、甲殻類やめざしを齧らなくて、どうして麦酒が飲めようか。
リスのようにカリカリとナッツを齧りながら、飲めと言うのか。
そもそもが、大衆酒場のつまみはプリン体のオンパレードではないか。
ついつい、興奮してまくし立ててしまったが、今は、
テキサスのエリザベスさんのようなことになればと、
おぼろげなる一縷の希望にしがみついている。
テキサス州に住むエリザベス・サリヴァンさんは、
2015年の3月18日に104歳を迎えた。
彼女の長寿の秘訣の一つはなんと、1日に3本、40年以上も飲み続けている、
炭酸飲料「ドクターペッパー」だと言うのである。
サリヴァンさんは地元紙のインタビューに、
「医者はみんな(ドクターペッパーが)健康に悪いと言いました。
しかし、忠告した彼らの方が先に亡くなって、私は生きています。
どこかで間違いがあったのでしょうね」と語ったとの由。
ネットのニュース記事なので、鵜呑みにせず流し見ていたが、
好感が、なんだか尊敬めいた気持ちに変わってきた。
なりふり構わず、一つのことに没頭できる人は輝いて見える。
とは言え、痛風になるのは御免だが。

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