日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

1898声 拠所

2013年03月16日

雨宿り程度に始めた俳句が、気付けばいま。
かけがえなない拠所となっている。
【天候】
終日、快晴。

1897声 薄紫

2013年03月16日

仏の座が群生して、休耕田の一面が紫色になった。
その、薄紫色の光の中に、お墓が一基。
【天候】
終日、快晴。花粉大量飛散。

1899声 爛漫

2013年03月16日

江戸川の河口に咲く、河津桜を見物した。
菜の花と桜と、カモメが春光の中に鮮やかであった。
【天候】
終日、快晴。

1896声 落椿

2013年03月14日

椿の葉がたっぷりと日差しをのせている。
【天候】
終日、快晴。

1895声 雲行

2013年03月13日

左こめかみ付近から片頭痛。
ガタガタ窓をたたく夜風でさえも、左側頭葉に響く。
突如として雲行きが怪しくなる一日と言うのが、年に何度かは、ある。
【天候】
朝より晴れ。
午後には風強く、夜に小雨。

1894声 恋猫

2013年03月12日

日溜まりに来て、ことん、と倒れる様に横なって寝てしまった。
【天候】
終日、快晴。

1893声 梅花

2013年03月11日

九州の方ではもう桜が開花したらしい。
群馬県では、来週あたりが丁度、梅の見頃。
それも安中あたりの梅林の話で、
高崎などの平地では満開の樹も多く見かける。
梅の香り、と言う物を久しく嗅いでいない。
それも、花粉症の宿命である。
【天候】
終日、快晴。

1892声 風街

2013年03月10日

午後から途端に、烈風吹き荒れ。
建てつけの悪い我が家は、砂埃だらけに。
風の街から多くの詩人が出たのも、分かる気がする。
むしろ、気の短い文芸形式を選ばざるおえない環境、である。
【終日】
晴れるが甚だしき烈風。

1891声 芝桜

2013年03月09日

穏やかな土曜日。
親父が庭に、芝桜を一株植えていた。
【天候】
終日、快晴。

1890声 花粉

2013年03月08日

暖かだが、花粉がむごい。
麗らかな風光を前に、句作の気持、大いに減退。
【天候】
終日、快晴。

1889声 岐阜

2013年03月07日

岐阜県から一冊、俳句雑誌を恵贈頂いた。
木曽川沿いの風光に、思いを馳せる。
【天候】
終日、麗らか。

1888声 低級

2013年03月06日

最近のファミリーレストランではどこも、
大抵100円くらいのグラスワインがある。
それを飲むのだが、たいして不味いとも思わないので、常用している。
【天候】
終日、雲多くも晴れ。

1887声 解放

2013年03月05日

ファミリーレストラン店内において、
春休みの旅行計画を立てている学生の、解放感たるや。
【天候】
終日、快晴。

1886声 開花

2013年03月04日

紅梅だとばかり思っていた、花が開くまでは…。
【天候】
終日、快晴。

1885声 近庭

2013年03月03日

近所の家の庭でも、一挙に梅が開花していた。
蝋梅が終わって、梅が咲いて、と言う庭を作っている人の風流が、
ここ最近しみじみ分かって来た。
【天候】
終日、曇り時折小雨。
冴え返る。

1884声 原稿

2013年03月02日

推敲の足りぬ原稿を送ってしまった。
校正できないのが、痛い。
校正、つまりゲラを見られぬのも、また人生。

【天候】
終日、快晴。

1883声 薄霞

2013年03月01日

春は霞む。
人の行く末もまた。
【天候】
終日、うす曇り。

1882声 春月

2013年02月28日

ぼてっと、零れる様な春の月だった。
【天候】
終日、快晴。