日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

4663声 コーヒーを飲み過ぎた

2021年01月22日

朝タンクを洗って税務署が開くのを待つ間、ロイヤルホストでモーニング。9時からばっちゃんと瓶詰め。順調に進んだため、10時に終わってしまう。駅ビルへ行き、タリーズでコーヒーを飲みながら、方方連絡をする。朝一番のタリーズのコーヒーは、いつもおいしい。おいしいので、いつもはしないおかわりをしてしまった。ちょっと朝からコーヒーを飲み過ぎである。案の定、頭が痛くなった。コーヒーで頭が痛くなると、その後が長い。頭と身体が一体化せずそれぞれ別に逆方向へ向かう感じで、どうにもしようがない。結局夜まで不調のまま、飲酒。酒を飲むと、統一感が出る。

4662声 寿司屋が始まる木曜日

2021年01月21日

市場へ行って戻ってきて、魚をおろす。鯖、鰯、小肌、小鯛、すべて塩を当てて締める。どれもいい感じ。ネタがいいと仕事がしたくなる。一度いい魚を知ってしまったら安物に戻れないのが、よくわかる。今日は木曜日。寿司屋の4日間の始まり。準備までが仕事で、あとお客さんが来てくれるかどうかは自分の力ではどうにもできない。自分の力でできることを惜しみなくやる、という基本を忘れちゃいけない。今月は、長く感じる。

4661声 男寡婦実写版

2021年01月20日

資源ごみの日。朝自宅と2つの店の資源ごみを出してきた。店の酒が出ないから酒瓶の数が少ない。それに比べて自宅の酒瓶の多いこと。これを一人で飲んでいると知られたら、あの人はアル中だ、なんて後ろ指を刺されかねない量である。減らしたい。瓶詰めの準備をしてガストでモーニング、瓶詰め、明日の営業の準備、樽詰め、ジョギング等して、晩御飯を食べにガストへ。座って注文しようとして気づいた。この店に来るのは、今日2度目である。とてもお世話になっている。

4660声 すべて胃袋へ

2021年01月19日

朝少し仕事をして、都内へ。恵比寿にある寿司屋でランチをいただく。駅からは少し離れた場所のビルの地下なのに、予約で満席だった。ネタは多く、とても丁寧かつ、仕事は多岐にわたる。シャリも握りもやさしく柔らかく、10貫ほどで構成されるコースは、穴子の握りでピークを迎える。あんな穴子は食べたことありません。長崎対馬の、やや大きめの穴子だと説明していた。忘れられない味となった。一つ思ったのは、その店はマスターと若い子4人の店だったが、マスターが寿司も接客もするのには限界があると思った。あそこでお客の興味を分散できるスタッフがもう一人いたら、もっと厚みのある、あたたかい空間になる。寿司のあとはとくに用もなく、恵比寿から渋谷方面へ歩いた。恵比寿から渋谷、原宿と、明治通りを歩く。明治通りは洋服屋の最先端のブランド店でひしめいていた。私でも知っているブランドも多い。ジロジロ見ながら歩いて、店の外からウィンドウショッピング。青山まで歩いて、グーグルマップで見つけたワインショップへ。そこで昨年チェコへ行ったときに飲んだ、ジュラのワインを見つけた。3週間のヨーロッパ旅で、一番おいしかった酒である。洋服には興味がないから店にも入らないが、ワインはすぐに飲んでしまうのにそこそこの値段のものを喜んで買ってしまう。それで満足して、高崎に帰ってきた。これから開けようと思う。

4659声 朝湯

2021年01月18日

早朝から湯都里へ。朝5時から営業しているのを、昨夜グーグルマップで発見して行ってみることにした。6時半くらいに着いたらもうすでに駐車場には、車が並んでいた。男湯だけでも30人くらいはいただろうか。人気だ。サウナに入ってゆっくりぬる湯に浸かった。湯後感はとくにどうという感じはない。白寿の湯の方があたたまる感じがあるかな。白寿の湯は、あたたまるに加えて毒が抜ける、といった感じ。ちなみに四万の清流の湯は、魂まで抜ける。その後、オープン直後のロイヤルホストへ。お客はいつものように、いつもの男性のお客さんと私だけ。

4658声 何が大事か考えながら

2021年01月17日

先週の土曜日からすっかりお客さんが来なくなった。この状態はまだ続きそうである。まずは来週どうするかである。一日考えて、結論は出ない。今日は以前からテイクアウトの予約がいくつかあり、ならばと残りの魚は知り合い親類に声をかけて引き受けてもらい、店内営業は休みにした。魚が終わることがまず大事。気軽に飲んでもらうことも大事。それと同じくらいに、握りを、適正価格で買ってもらえるお客さんを見つけていくことが大事。

4657声 来ない

2021年01月16日

14時から店を開けているが、まだお客さんが一人しか来ない。電話も鳴らない。いつもと同じ営業時間である。昨夜の客数は二人だった。これだと魚が回らない。さあどうする。

4656声 湧き水

2021年01月15日

昨夜飲みすぎて寝坊。一昨日も飲みすぎ。一昨日は早く寝たから昨日は起きられたものの、いずれにしても飲みすぎ。昨日の朝携帯を覗いたら、一昨日の飲酒メモを見つけた。「酔えたとき、あー、よかった、と思う」「スケジュールよりSNSより、グーグルマップが好き」お気楽な内容だ。今日は藤岡の山の中まで、湧き水を汲みに行った。この水でビールを仕込む予定である。細くて険しい坂道を登っていくのだが、現場に着くと先客がいた。60歳過ぎくらいのご夫婦だろうか。どちらからいらしているのか聞いてみたら、本庄だと言う。1時間くらいはかかる場所である。週に一度組みに来ているらしい。私もここの水をおいしいと思うが、それは昨日飲みすぎたからだけではなく、普段の飲料水としても、とてもおいしい水だと思う。

4655声 閑散とした市場

2021年01月14日

朝いつものように市場へ行ったら、うちが行く魚屋に一人もお客がいなかった。普段は必ず何人かいる。客が自分だけというのは初めてである。時短協力金がもらえるということで、営業をせず休んでいる店が多い。生物を扱う店はとくに、商品が動かなければ休みたくなるのだろう。これが続いたら市場はどうなってしまうのか。うちは今日はかろうじてテイクアウトの予約があって、少しは魚が動いた。これでまた魚が買える。

4654声 昼湯

2021年01月13日

朝起きてビールの冷蔵庫の整理をした。なかなかいいラインナップである。ラガー、ペールエールからIPA、柑橘系と幅広くある。外食飲酒経済がストップしているので出番はないが、いつでもいける状態ではある。さて、やることが減った。暇なのに疲労感は変わらない。白寿の湯へ行くことにした。お湯にゆっくり浸かって、いつもは素通りするレストランで食事まで。館内を隅まで覗いたら、マッサージ機を見つけた。いつもはかからないマッサージ機にかかる。そのまま熟睡。あぁ、なんという気持ちよさか。リラックスできて感無量となり、目を背けていた苦手の帳簿に取り掛かれそうな気がしてきた。白寿の湯様々である。

4653声 今日から時短

2021年01月12日

今日は朝からケグ詰めとタンク洗浄をして、その間にシャガットさんに伊予柑40kgを絞ってもらった。熟す前のやや若い伊予柑は、香りも味のバランスもとてもよかった。4時間かけて絞った果汁は12㍑、これをヴァイツェンに加える。これがシャガットさんの周年記念ビールとなる。ケグ詰め後に空いたタンクは、少しそのまま空けておく。いつもならすぐに次のビールを仕込むのだが、在庫過剰でビールを詰めるケグもなければしまうところもない。今日から高崎は時短要請。営業しない店も多い。

4652声 若いっていい

2021年01月11日

昨日は成人式だったらしく、朝から晴れ着の新成人をまちなかで見かけた。神澤さんの娘みちかちゃんも今年成人で、営業中に店に顔を出してくれた。朝から母親に方方連れ回されているようで疲れた顔をしていたが、それでも晴れ着姿の娘が入ってくると店が華やぐ。若いっていい。若いっていいねって、昔からよく言われるけれど、あれ、若者への賞賛でも、若さへの羨望でもなく、若いエネルギーがいいんだと単純にそう思う。電球みたいなもので、明るくなるんだよね。昨日のまちなかは新成人と若者以外に明るさはなく、静か。だから明るく見えたのかね。明日から、高崎も時短要請の2週間となる。更に明るさは減るだろう。

4651声 シャリ

2021年01月10日

昨日は思ったよりお客さんが来てくれた。テイクアウトもポツポツと予約が入り始めた。シャリがよくなってきて、握りやすい。浸漬、水切り、水の量を決めてもう一度浸漬、炊飯、ここまでがベースのご飯。そこに炊きあがり直後にシャリ酢を回す。酢を変えたら深みが増した。火入れの時間も大事な気がする。うちのビールに合うシャリに近づいていると思う。

4650声 買ってしまう

2021年01月09日

予想通り昨日は暇だった。テイクアウトを始めたが、お客さんだってそんなにすぐに反応してくれるわけもない。地道に魚をまわしていく。白身魚は昆布締めに、鰤は塩を当てて熟成に、血合いの多い部分は煮物に、ゲソや耳は焼いてサービスで、それでもあまりそう。そしたら自分で食べる。今朝も市場へ。一昨日もそうだったが、いつも見る常連がいない。従業員がいるところはほんとに大変だよな。つい必要以上に買ってしまう。売らないと。

4649声 緊急事態宣言

2021年01月08日

昨年の春以来の緊急事態宣言が出た。今日から夜20時以降の出歩きが少なくなる。昨年の春と似ているのは、未知の不安、わからないという恐怖が増してきたこと。今まではなんとなく収まっていた感染者数が止まらなくなってきて、数が桁違いになってきていて、変異種という、よくわからない報告も始まっている。ここから1ヶ月、夜の出歩きが少なくなる。昼の出歩きも減ると思うが、心配なのは、1ヶ月後も増え続けていた場合、ちょっとしたパニックになるんじゃないかという心配はある。そのくらいに追い込まれている人は少なくないと思う。46,000人いる現在の感染数が、1ヶ月後にもし倍くらいになっていたら、ちょっと大変になると思う。倍じゃなくても+1万人くらいでも、結構あたふたするんじゃないか。1ヶ月後はまだ、ウイルスには好都合の季節である。

4648声 寂しさというものについて

2021年01月07日

今年は丑年なんだけれど、ということはトシオトコ。生まれた年を省いて、自身何回目の丑年かというと、4回目。次回は12年後、無事生きていれば5回目で、還暦となる。人生はまったくあっという間である。紛れもない48歳のおじさんが考える「寂しさというもの」について、書いておく。寂しさというものを「」付きにしたのは、こういうことを書くと、どういうわけか「あ、寂しいんだな」というところだけ早々と抜き取って、大事なところまで辿り着かない読み手が多いから。とくに最近。私を含めてね、そうなの。どこの誰、ということじゃないんだな。最近の世の中の脳は、そういう脳に多くの人がなっちゃった。ジャッジが早急だから浅くなって、それが氾濫する。そうすると、人間を掘り下げる丁寧さとか、我慢強さとか、それが謙虚さなんだけれど、そういうものまで、脳は知らないうちに放棄するようになる。浅い部分しかなぞらないジャッジが多くなると、そんなジャッジに巻き込まれたくない、と今度は別の脳は思うようにもなる。知らないうちに。すると言わないようになる。言わないようになると、考えないようになる。人間そのものについて考える大切さが薄まるのね。本当に。いつの間にかね。寂しさについて、だった。寂しさなんて、いつか時が解決してくれるんじゃないかと期待していた若い頃もあった気がするが、これは時が解決してくれるような話じゃないな、と、トシオトコ4回目にして薄々感じている。何かに依存しなければ生きられない話を、以前に書いた。寂しさっていうのは、そういう、依存しなければ生きていけない瞬間を感じたときに潜んでる感覚、なんだと思う。どこにもごろごろ転がっている感覚。例えば、何かを考えたいときについコーヒーを飲んでしまうようになってしまった、とか、仕事が終わってまっすぐ家に帰ればいいのに、帰れなくなってしまった、とか。子供の頃は帰れたのにね。あ、今誰かがいたら家に帰れるのに、とか、誰かがいたらこんなにすぐに飲み始めてしまわないのに、という、そういう瞬間に、寂しさは潜んでいる。酒を売る仕事をずっとやってきて、昼から飲む人は圧倒的にひとり暮らしの方が多いよね。そういう人たちに私は好感を持ってるけれど。岡安さんが、#寂しさよこんにちは、というやり方で日常を切り取っているけれど、とてもまともな人のあり方だと思う。それで、やっと本題、おじさんの寂しさについてだけれど、寂しさは、おじさんだろうが若者だろうが、変わらない。変わるのは、寂しさに「こんにちは」と向き合う体力が違う。別の言い方をすると、業の肯定には体力が必要、なのね。一方で、寂しさに「こんにちは」と向き合う、テクニカルな距離感は知っている。寂しさにノックアウトされない距離感だね。距離感は、皮膚感覚の蓄積で磨いていくわけだけれど、それだけだとだめで、考え続ける、という我慢強さがないと、微妙にずれていく。考え続けるとは、依存しなければ生きていけない瞬間を感じたときに素通りしない、ということなんだよね。

4647声 何もしない日

2021年01月06日

よく寝た。昨日は夜の6時に寝て、今朝7時まで、13時間、寝過ぎでちょっと腰が痛い。ずっと眠ったまま、なんて、50歳を前にしてできなくなり、途中何度も目が覚める。それでもよく寝た。今日は何もしないと決めていて、何もしないということは、時間も気にしないということでもあり、SNSなんか見ないということでもある。ゆっくり起きてコーヒーを飲みたくなり、スタバへ。最近は決まってアメリカーノ。寿司の本を読んでいたら、どうしてもシャリを試してみたくなった。イオンでいろんな酢を買い込んで、ザブンへ。朝から酢のティスティング。酢もこんなに違うんだ。改めて知った。そろそろご飯が炊きあがる。合わせたシャリ酢を試す。そして握りの練習をする。

4646声 俳句ing

2021年01月05日

昨日は午前中は今日の仕込みの準備をして、昼前から中之条へ。正月恒例の俳句ingである。俳句とハイキングを掛けているわけだが、こういうのも恥ずかしくなる年齢となった。今回は事情あり、岡安さんと私だけになりそうだったが、高崎から坂口さんが初参加となった。吾妻線に揺られて高崎から中之条へ。そこからバスに乗り換えて四万温泉へと向かう。毎年正月に開催しているが、毎年天気がいい。今年も快晴で、風もなく穏やかな一日だった。前日までの慌ただしさからの開放感からか、電車に揺られているだけで意識が遠のく。まだ松の内だというのに、温泉街は閑散としていた。わしの屋酒店で四万温泉エールをいただいて、高台の八幡さまでお参り、男三人、おじさんが三人で、澄み切った空気の温泉街を歩いた。ただそれだけで気持ちがいい。温泉街を少し下り、予約しておいた老舗の寿司屋に入る。だるまストーブがちりちりと鳴いて迎えてくれた。店の中は昔ながらの町寿司の風情である。板場に立つご主人は、来月81歳になるという。それを聞いて背筋が伸びた。熱燗をやりながら、熟練の握りをいただく。たくわんに白菜漬けが箸休め。こういうのを喜々として書くんだから、もうますます、おじさんだ。おいしかったな。その後日帰り湯に入って、2度目の意識不明、撃沈。そりゃ疲れてるよねぇ。でも終始、気持ちのいい小旅行だった。日が変わって今日は仕込み。早朝からどうにか日が傾くまでには終わった。