日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

5146声 美しいもの

2022年06月11日

和久傳の昼の予約までに時間があったので大徳寺孤篷庵へ。利休、織部とともに三大茶人と言われる小堀遠州の晩年の建築が期間限定公開されている。庭の隅々まで意匠を凝らした敷地内は、もうどこもかしこもわけのわからない美しさだった。建物の見学で鳥肌が立つのなんて今までに覚えがない。こういうのは見なくちゃいけない。食事をしてその後は電車で高槻まで。民芸の器を見に。カフェと併設の店だがそこの椅子が小島優さんの椅子だった。いつか座りたいと思っていた椅子でコーヒーをいただく。あーこの椅子がほしい。

5145声 樂家

2022年06月10日

樂美術館へ。汗ばむ暑さ。桃山時代の開祖長次郎〜当代16代吉左衛門まで、450年の樂家の歴史を器を通して見ることができる。一樂二萩三唐津と言うように、お茶の世界で樂焼は特別扱いされる。本家本元はそれぞれの時代で個性を持ちながら器を作り続けてきた。その時間の長さだけでもどこまでも深く、簡単に時を越えた錯覚となる。タフな物語が詰まっているんだろうなぁ。今日はよく歩いた。それにしても観光客が多い。

5144声 歴史の情熱

2022年06月09日

京都へ。2月頃の予定ではすでに工事が始まっているはずだったがまだスタートラインに立てず。気も落ち着かずそわそわするばかりなので、ならば一度切り替えようと旅に出ることにした。京都にはスピリットがある。人間のよくわからないどろどろしたものもたくさん感じるが、そこら中にある歴史という歴史は静かで、こちらさえ丁寧にそれに向き合おうとすれば、そこから歴史の情熱だけを取り出して感じることができる。何日か過ごす予定。まずは身体を休めながら。

5143声 リスクの割合

2022年06月08日

金融機関に2度目の借入れ相談。この前の銀行とは別のところ。無理なく返せると思う理由を改めて説明したが覆らず。今の年齢、今の売上高の私を基準としたときの返済期間の長さと事業規模の大きさが貸せない理由だという本音を聞くことができた。いろいろ聞けた中で、前回も同じことを言われたことだが、あなたならば返せると思う、と言われる。でも貸せないと。リスクの割合の話なのだなと理解した。返済についてはあなたが何事もなくそのまま働き続けてパフォーマンスを発揮していけば無理なく返せる額だとは思うが、十分な利益が継続的に出ている実績がない今、今後何が起こるかわからない面をリスクの割合として2022年6月の基準で計算したとき、そこそこ我々にリスクが生まれる、ということなのだと思う。つまり、金融機関側にリスクがない、あるいはリスクがほとんどない、という前提がないと話が進まない。本人にしてみると、自信はあるが、リスクもある、そこを行こう、という話だから、それは、わかり合えるはずがない。

5142声 仕込み加速

2022年06月07日

朝からケグ洗浄、ケグ詰め。プライミングのグラニュー糖が足りなかったので買い物ついでにスタバへ。コーヒーがおいしい。今日は割と動けそうだ。もしかしたら仕込みまでできるかもしれない。最近空樽の回転が早い。できるときにやったほうがいい。気合いを入れ直し、明日やる予定だった仕込みまですることにした。

5141声 雨漏り

2022年06月06日

深夜から明け方にかけて強い雨。先々週も同じように降った日があって、その時シンキチの麦芽置場が雨漏りした。いくつか麦芽がだめになった。秀ちゃんに応急処置をしてもらったが、雨が降るたびに気がかりで眠れない。早めに起きて重い身体を引きずりシンキチへ。ひとまず大丈夫そう。よかった。疲れと酒が抜けていかない。低気圧の影響もあるか。その後はぐったりと夕方近くまで寝ていた。

5140声 二日連続

2022年06月05日

昨日今日と食中酒百席だった。今回は二日連続で行った。出しているものは同じなのに、お客さんが変わるだけで違う店となる。それでもしっかり本来のその店の時間が流れていなければならない。料理であり、設えであり、接客がまず大事だと思う。歌のうまい人の歌はざわつきも抑えてしまう力がある。そういう店を目指さなければならない。

5139声 閉店

2022年06月04日

今日も市場へ。鰹を探しに。4尾あった中の一番脂が乗っていた気仙沼で採れた鰹を購入。鰹はもう北へ向かい始めたらしい。上り鰹である。昨日、SNSでザブン閉店の投稿をしたら、予想以上の反響があり正直驚いている。どういうことなのだろうか。1つ思ったのは、俺の葬式は案外多くの方が来てくれるのかもしれない、とは思った。しかし本音を言えば、たまにでいいから、生きているうちにお店に来てほしい。

5138声 資金繰り

2022年06月03日

朝市場に行って蛸、穴子、あん肝を仕入れる。すべて炊きもの。火を通すものこそ鮮度が大事。身が活きていないといくら火を通してもふっくらとは仕上がらない。仕込みを終えて銀行へ。一度断られた融資を再度お願いに。細かく数字を点検し、どう考えても無理なく返済できると思うから再チャレンジ。しかしダメだった。実績不十分とのこと。「あと1年今の実績を継続して利益を確認できたら貸せる可能性がある」コロナの間中、2年かけて準備をしてきた私はワインに例えるなら今が飲み頃。あと1年したら酸っぱくなるだけである。それも説明した。でもだめだった。別の金融機関を当たろうと思う。

5137声 8年経って49歳

2022年06月02日

朝から快晴。今日も熱くなるようだ。今日でザブンの営業は一旦終了。土日の食中酒百席が終わるとあとは月末に少し営業するかどうか。ザブンがスタートして明日でちょうど丸8年となる。5年も経てば顔立ちも変わる。8年はそれなりの時間だと思う。若い頃のようには体が動かない。けれども歳を重ねたからできる表現もある。そろそろまっすぐ歩きたい。

5136声 むくんでいる

2022年06月01日

朝からビールの仕込み。今日はふきのビール。夕方から千晶ちゃんのところに行くが身体はむくんでいるしまったく元気が出ない。千晶ちゃんは元気。

5135声 言い訳

2022年05月31日

テレ東大学のRe:Hackのビックダディこと林下清志さんの回に感銘を受けた。林下さんは何事か成すために産まれた男だと幼少期から思った早熟系の男子だったが、高校時代に、周囲と比べ自分の才能の限界に気づき、成せることなどたかが知れていると思っていた。ただ、子どもが生まれた時に自分の人生を駅伝のように考えるようになったと。俺はこの子らが、自分でご飯を食べられるようになるまで育てるということ。これだけで自分の役目としては十分で、そう考えられたときに人生が気楽になったと。私は、基本的に人が生きていることに特別な意味はないと思っているが、自分の人生という箱だけで色々と完結して考えようとすると、苦しくなることが多いと思う。たまたま子どもを授かっただけだが、孫子の時間軸ぐらいまで、自然と思考の時間軸が伸びている。伸びた分だけ、現在のタガもゆるくなって、帰りにらーめん次郎を食べてしまった。はい、ただの壮大な言い訳です。

5134声 消耗の月曜

2022年05月30日

月曜日は、上司が土日に妄想して部下にブレストという名目でアウトプットしてくるので、なかなかの消耗戦になる。次から次へとムーンショット型の理想論を持ち出し、現状の歩みの遅さを叱咤されるという苦行。そもそも月を設定したのもあなただし、スピード感は相当ある方だと思っているが、まぁそんな事は言えないので早急になんとかしますと返答。早く帰って娘に会いたい。あ、娘も月曜は機嫌悪いんだった。。

5133声 忘却の彼方

2022年05月29日

娘が10ヶ月で初めて母から離れ、保育園に行き始めた時、我々も非常に心配したし、妻は預けた初日、何をして良いか分からず、なぜかワインを泣きながら飲んでた。そんな娘は、保育園で大好きな先生ができて、その先生の後をハイハイでいつも追っていたそうだ。初めての場所で藁をもつかむ気持ちで、母なるものを見つけたのだろう。その先生も娘をとてもかわいがってくてれ、園でも仲良しの2人だった。その先生は3月で退職されたのだが、運動会には来賓という形で出席されていた。始めは席に着かれて応援していたが、プログラムも後半に迫る中、家の娘のところまで来てくれ「○ちゃんに会いたくてきたのよ。」と笑いかけてくれた。他人の私でもホロッと来そうな優しいまなざしであった。が、元祖塩対応の輪が娘は、僅か2ヶ月で完全に先生を忘れており、抱きかかえられると泣いて嫌がるという有様。いや~私も2ヶ月会わなかったら同じ運命だろうと思うとゾッとした。

5132声 カオスな徒競走

2022年05月28日

今日は娘の人生初の運動会。娘の保育園は0~3歳児の3学年が在籍している。プログラムはお遊戯と徒競走。0~1歳児の5m走は、歩ける子もほとんどいないので、先生が抱っこして移動させるのみ。2~3歳児の学年は、走って競争するということが分かるので、みんなゴールまで一目散に走る。距離も短いので一瞬である。一番カオスなのが、娘のいる1~2歳児の学年。ここはみんな歩いたり走ったりはできるが、走る必要性もゴールもルールも理解できていない。スタートの笛とともに、逆走したり、客席に向かってみたりと自由気まま。家の娘は、スタート供に走り出したが、途中で床のシールが気になったらしく、しゃがんで動かなくなり、また、パタパタと動き出したと思ったら、ゴール50cm前で微動だにしなくなる。先生にゴールまで促されても動かず、歩きだしたと思ったら、ゴールよりはるか先まで走り抜けて行った。自分のペースで自分の気の向くまま寄り道しながらの、ルールを無視した徒競走、こんな人生だったらすごく豊かだと思った。後たった1年で、普通に走るようになってしまうと思うとちょっと寂しい。まだまだ自由で居て欲しい。

5131声 不機嫌

2022年05月27日

家に帰ると娘がめちゃくちゃ不機嫌。何をしても情緒不安定で泣く。明日は運動会で、今日はその全体練習があったそうだ。よほどストレスだったよう。入園式も録画された映像をYouTubeで見たが、ホントに大人都合の挨拶ばかりの構成にほとんど早送りした。0才~3歳児しかいない保育園なのだから、行事をするならもっと子どもに寄り添って欲しい。大人のためのイベントならやならない方がマシ。

5130声 ザブン

2022年05月26日

早く帰れたので堀沢さんのザブンで1杯。いよいよ店を閉めるようなのでこれで最後かな。モトコンヤを間借りして、1タップで平日だけ営業していた頃から数えると既に8年半とのこと。1年で1月分の給料を使うぐらい通い詰めたこともあった。家からこたつを持ってきて年越ししたこともあったなぁ~などと感慨にふける。自分の中で、一つの時代が終わった気がする。

5129声 宮仕え

2022年05月25日

昨日から議会の答弁協議。今回の上の上司はなかなか細かい。約10稿までして明日に持ち越し。それでも上司を残して残業しないで帰る。明日の朝一で修正すればほぼ終わりだし。言われたとおり原稿を直して、印刷してチェックし、また修正。この繰り返し。久々に宮仕えっぽい仕事してるなと、なんとなく笑える。