日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

1639声 蛍の呼吸

2012年06月28日

「蛍の里宮田」
そう言う場所へ、仲間と吟行に行って来た。
「宮田」は「みやだ」と呼ぶ場所で、群馬県渋川市。
つまり、私の俳句の先生が住んでいる地域にある。

自身としては、今年二度目の蛍狩となった。
先生に案内されて暗がりの中を進んで行くと、
葦のような草々が群生する小さな池に着いた。
時刻は八時過ぎであったので、既にぽつりぽつりと蛍火が点いていた。
はじめの間は、我々一同、目の当たりにした蛍火に声が昂ぶっていたが、
蛍火を見つめている間に、だんだん。
だんだん、ゆっくりと明滅する光と呼吸が合わさるように、静まっていった。

ひとしきり句を作り、先生宅へ戻って句会。
紙面に並んでいる蛍の句は、あの池で観た蛍より、
多いのではなかろうかと言う塩梅。
蛍を観る前と後では、どうにも心持が違う。
その心の機微を、うまく捉えられぬのが、いささか歯がゆい。

【天候】
曇りのち晴れ。
綺麗な夕焼け。

1638声 紫陽花の空気

2012年06月27日

梅雨の晴れ間で、たくましい日差しが注いでいた。
徐々に夏が近づいているせいか、
巷の紫陽花は少し疲れたような色になってきた。

下仁田町の馬山にある「下仁田あじさい園」では丁度、見頃を迎えている。
今日も通ったのだが、下仁田インターチェンジ脇。
国道沿いの斜面に、びっしり植えられている。
これだけ数があると、紫陽花の別名である「七変化」もどれがどれだか。
一つの花を定点観測していれば色の移り変わりが、明白だが、
こう数が多いととても分からぬ。
分からぬほどに壮大である。

紫陽花はやはり、からりとした晴天よりも、
曇天の水っぽい空気の中で観るほうが、豊かな情感がある。
その中に、あたりの空気が清浄になってゆく心地がある。

【天候】
朝方は曇り。
その後、日中は晴れ。

1637声 白百合の闇

2012年06月26日

珍しく、部屋に花が活けてある。
先日の授賞式で頂いてきた花束を、いくつかの花瓶にばらしたのである。
赤い薔薇に白い百合に、小ぶりな紫陽花に。
あとの二三本は不勉強で名前が分からぬが、季節の花であろう。
ごちゃごちゃとした部屋であるが、雰囲気がとても華やかである。

中でも百合。
このたくましい香りには驚いた。
渓谷などに自生している山百合などは、芳しい夏の香り。
そう思っていたが、いざ、このせまっ苦しい部屋に置いてみると、
いささか芳香が強すぎる。

就寝時の暗闇のなかでは、それを特に強く感じ、
闇を伝って鼻腔に入ってくる印象を受ける。
俳句の賞のお祝いで頂いたので、やはりこの状況で句を作るのが本筋と思い、
一二句、冴えない句を作ってみた。

【天候】
朝の間は曇天、その後回復し、晴れ間ものぞく。

1636声 目測

2012年06月25日

俳人が集まって酒を飲むと、碌な事が。
いや、それぞれの情熱の炎が「ぱちり」と爆ぜ、
ときに火傷してしまう恐れがあると言うだけ。
その炎にあたりながら飲む酒は、大変美味しい。

さて、また着実に詠む。
欲張ったらいけない、それは例えば今日。
昼食を買うため、スーパーへ入り、弁当を選んでいた。
無論、空腹時に選んでいるので、食欲旺盛である。
弁当のほかに、目ぼしいサンドイッチも買った。
結果、弁当で満腹になってしまい、
サンドイッチが半分しか食べられなかった。
食い意地のために目測を誤っているから、こう言う羽目になる。
それとこれと、どう関係があるのかは、
書き始めた時点ですでに目測を誤っているので、上手くまとめられぬが、
そう言うことなのである。

【天候】
終日、曇天。

1635声 受賞式

2012年06月24日

東京メトロ「永田町駅」などで降りたのは初めてで、
彼の地にはおよそ縁の無い人生だと思っていたが、今日は俳句の縁で来る事になった。

所属している俳句の協会で、新人賞を頂いたので、その表彰のためにやってきた。
群馬県からは、三人。
それもいつも一緒に俳句をやっているメンバーなので、気持が随分楽である。
「都市センターホテル」なる、名は体を表す豪奢なビルの一室で、
まずは通常総会を終えた後、懇親会および表彰式となった。
壇上で花束を頂いて、マイクで一言。
定型の進行だが、あまり緊張せずに終えられたのは、無論、酒の力。
実のところ、来る途中、池袋駅に隣接するビルのレストランで、
昼食時に飲んだ麦酒によることろが大きい。
群馬県の二人。
即ち、さくらさんと素竹さんとは、この駅で待ち合わせたのだが、
来る途中の電車でいつもの如くワインを飲んで来たらしい。
こちらの方が、一枚上手である。

受賞式を終えた後は、もう先輩諸氏と楽しく杯を酌み交わすだけである。
酔っ払いつつも、冷たい生麦酒がしみじみ美味い。
とすると、先程の会場で飲んでいた瓶麦酒に味がなかったのはやはり、
緊張によるものだったのか。
などと、麦酒の爽やかな喉越しと共に、ふつふつと実感が湧いてきた。

どうにか終電まで高崎駅へ戻ってくることができ、最終的にはもう一軒寄ってから、
一安心して帰路へと着いた。
そしていま、花瓶にさしてある昨日の花束。
その中でひときわ華やかな、百合の芳香に酔っている。

【天候】
終日、曇天。

1634声 西日暮里から

2012年06月23日

改札を出てすぐのところにある、立ち食いそば屋の暖簾をくぐる。
冷たい蕎麦を頼んで、急いで口にかきこんで小銭を置いて出る。
こんなにも忙しなく昼食を取らねばならぬのは、いつも遅刻癖のせいで、
立ち食い蕎麦屋を辞した時刻は、句会開始の十五分前。
句会場である高校は、駅から徒歩五分の位置にあるので、
まだ間に合う目算なのである。
開始時刻には間に合うが、開始までに投句、
つまり短冊に句を書いて提出せねばならない。
その時間を考えると、もう瀬戸際に来ている。

教室に入ると、中高生は全員きちんと着座しており、汗みずくになりながらも、
なんとか句を短冊に書いて提出することができた。
句会はたんたんと進み、いつもながら私の成績は振るわぬが、
学ぶことの多い句が多数鑑賞できた。
この日、新入部員の中学一年生が二人参加しており(俳句部を中心としたの句会なのである)、
去年ランドセルを背負っていたとは思えぬ、その力量に驚愕した。
句会が終わり、私は翌日の予定のために辞したが、
結局は両国で地ビールを飲んでくれてしまって、「予定のため」などお構いなしに、
盛大に本末転倒してしまった。

【天候】
晴れたり曇ったり。

1633声 七夕の願い

2012年06月22日

来月の七夕。
即ち、七月七日には梅雨は明けていないだろうが、
晴れてほしいと願っている。
いわんや、台風などは絶対に来てほしくない。
群馬県が誇る奥座敷「四万温泉」で、俳句の句会をする予定なのである。

今月の三十日から十七日間に亘って開催される、
「温泉郷クラフトシアター2012」の一環として、この句会をする。
台風は来て欲しくないが、俳句をやる人には来て欲しい。
そのために、この宣伝文を書いている。
今回は句会の定員があり、十名なのであるが、それがあやしいと考えている。
地方、それも山間部でまったくの無名未知の俳句会に十名、である。
そして、当日のこのこ登場するのはこの若輩者。
とくれば、「あやしい」どころか「あやうい」状況ではないか。

しかし、私自身は万が一句会が反故になっても(最低三名いないと句会が成り立たぬからである)、
四万温泉へ行き、七夕の日の自然を存分に詠んでこようと、いまから楽しみにしている。
さりとて、肝心の「温泉郷クラフトシアター2012」に貢献できないことは、悲しい。
なので、やはり定員十名で句会をやってこそ、本当にこの日を楽しめるのだと思う。
そうとくれば、宣伝宣伝。

【温泉郷俳句ing】
内容:温泉街を散策し思い思いに句を詠み、その後茶事会場で句会を行います。
日時:7月7日(土) 13時30~ (茶事会場には15時以降に入室)
※集合場所は温泉協会前です。
会場:まるみや別邸
定員:10名
料金:500円(筆記具、お茶代含む)
申し込み:四万温泉協会(Tel:0279-64-2321)で予約

【天候】
終日、晴れたり曇ったり。

1632声 夏至の夜涼

2012年06月21日

今夜も蒸して、また寝苦しい夜になる。
そう思っていたのだが、いつの間にか涼しい夜風が窓に来ていた。
そっと耳を澄ましてみると、幽かに聞こえた。
雨の音。
ひと雨来て、一挙に気温が下がったのである。

部屋に夜涼を運ぶ風を感じながら、降るような蛙の声を聞いている。
この声のために、降り始めた雨に気付かなかった。
鬱々とした梅雨の天候の中、こう言う雨はうれしい。
思えば、今日は夏至であった。

【天候】
朝より曇天。
夜半に小雨。

1631声 修道院麦酒

2012年06月20日

「まいった」
今日、何度この言葉を発したことか分からぬ。
ともかく、まいってしまった。
暑さに、である。

台風一過ですっきりと青空。
などと、背伸びしていた朝も束の間。
気温はぐんぐん上がり、高崎市では午前中に33℃を観測した。
夏の暑さに比べれば、などと数字だけ見ればそう思うが、
体感はそう簡単にはいかない。

まだ体が暑さに慣れておらず、みるみる体力を消耗して、
朝からずしりと倦怠感。
昼には食欲不振で、夜には。
つまりいま、思考停止状態に陥ろうとしている。

夏場の食欲不振の時は、やはり麦酒が良い。
これは飲んだくれとしての見解とあなどるなかれ、
とても理にかなっているのである。
中世の頃、ドイツの土地土地の修道院では、地麦酒が醸造されていた。
これを断食の期間中は、ガブガブ飲む。
つまり、パンを食べられないかわりに、同じ原料から作った麦酒を飲んで、
栄養を補給していたのである。
その伝で、夏場で食欲がない時は、無理して栄養のあるものを食べずとも、
麦酒をのんでいれば大丈夫。
おそらく。
当時の修道士たちも、意外と断食の時期を楽しみにしていたりして。

【天候】
終日、晴れて真夏日。

1630声 今日はこれぐらいに

2012年06月19日

甘く見ていた。
だからと言って、結局、何も対策などとらなかっただろうから、後悔はない。
後悔よりも、いま、なす術がないのである。
この安普請な我が家を、吹き飛ばさんばかりの台風に対して。

例年ならば、七月初旬ごろに台風が日本列島に直撃し、
大きな爪痕を残しつつ、梅雨前線をそっくり持ってゆく。
次の日には梅雨雨宣言と共に、めくるめく猛暑日のはじまり。
そういう算段をしていたが、今年はちと早い。
現在はまだ、六月の半頃を過ぎたところである。

歳時記で言うと、台風は夏の季題だが、このおそろしい状況下で、
とても句を作ろうと言う心持にはなれない。
ボコボコにやられた後にすました顔をして、「今日はこれぐらいにしといたるわ」。
と言う、池乃めだかの十八番のギャグではないが、台風が去った後に、
すました顔をして台風の句でも作ろうと思う。
その為に、いま、台風にやられておいてあげるのだ。

【天候】
朝より小雨。
夕方より雨風共に強まり、夜半には暴風雨。

1629声 蛙の夜

2012年06月18日

梅雨の晴れ間も今日まで。
明日からはまた四五日、梅雨の天気の予報である。
あの湿度の高い不快感とよりも、いっそのこと、
炎天の夏日になってもらいたい気がする。
銭湯の熱い湯で、さっと汗を流してから夕風の涼を感じる、あのオツな楽しみ。
あれはやはり、梅雨の「夏」ではなく、梅雨明けの「夏」のものである。

田植えが済んでから、いまはもう蛙がうるさいくらいに鳴いている。
夕涼みに夜の畦道をあるくと、田一枚から浴びるような蛙の声。
部屋の窓辺で聞くのと、田の畦道で聞くのとは、また蛙の声も違って聞こえる。
その中に、いろいろな種類の蛙の声がある。
ひとつひとつ声は違うが、その全てに、濁点がついている。

【天候】
終日、晴れたり曇ったりで蒸し暑し。

1628声 夏の水沢

2012年06月17日

久方ぶりの梅雨晴間。
などと浮かれていたのも、朝の間。
だんだん日差しが濃くなり、日輪が南中高度に差し掛かる時分には、
もう猛暑に手が届こうかと言う夏日。

「これじゃあ…」
てぇんで、涼を求めて車を走らせた。
場所は伊香保温泉手前の、水沢観音。
そこはやはり日曜日。
駐車場には大型の観光バスがしめて八台。
当然、線香の煙棚引く境内は、わらわらと観光客で賑わっている。

それでも、瑞々しい青葉の下。
古池で泳ぐ錦鯉など眺めていると、
自然と俳句のひとつでもひねりたくなってくる。
だけれども、こう言う観光地然とした雰囲気はどうも。
緊張の仕方が違うようで難しい。
帰路では焼きとうもろこし屋台など出ていて、
もうすっかり夏になっていた。

【天候】
梅雨晴間で夏日。

1627声 こころの夏

2012年06月16日

朝から雨。
梅雨寒の一日である。
丁度、秋から冬へ入る、例えば十月第一週の頃の空気と良く似ている。
空気感こそ似ているが、大地が内包している「気」が違う。
花や鳥、そして人のこころが。
夏を待っている、夏になろうとしている、はや夏になっている。
とでも言おうか。
ともかく、寝過ぎて頭が痛い。

【天候】
終日、小雨。

1626声 蛍の明滅

2012年06月15日

グラスにピルスナー麦酒を半分、黒麦酒を半分。
所謂、「ハーフアンドハーフ」にして、最近の晩酌を楽しんでいる。
飲みやすいので、進む。
進んでも、あまりいいことがない。
椅子に座って、酔眼朦朧としつつ虚空を眺めていると、昨夜のあの。
あの蛍のか細い光の明滅が、思い出される。
兎も角もいま、よく冷えた麦酒が飲みたい。

【天候】
終日、梅雨曇り。

1625声 蛍火

2012年06月14日

急遽、ほたる句会に参加する事になった。
「蛍」なので当然、日没からの数時間。
待ち合わせ場所のラーメン屋へ到着すると、空のジョッキを前に、
すでに俳句の先生は赤い顔をしていた。

吟行場所は、前橋市の田口町にある「ホタルの里」。
ここ数年、毎年この場所に訪れて俳句を作っているが、
今年はどう言う訳か、蛍の数が多い。
気温がそれほど高くないせいか、その光はとても弱々しかった。

ゆるやかな人波の中で、闇にゆらめく蛍火を眺める。
目の前の光景。
どんなに適当な言葉を探しても、
あの幽玄な蛍火の美しさを上手く表現し得なかった。
蛍の声が光ならば、ずいぶんとまぁ、おしゃべりな。

【天候】
終日、梅雨曇り。

1624声 金属片

2012年06月13日

「ガリッ」
口腔内に突然違和感が走ったので、驚いて口の動きを止めた。
噛んでいたガムをびろーんと取り出し、眼を凝らしてみると、あった。
ガムにくっついている、小さな金属片。
歯に詰めていた金属が、取れてしまったのである。

丁度、かかりつけの歯医者のカードを持っていたので、夕方。
一番遅い時間に予約を滑り込ませて、診察を受けて来た。
その治療、と言うか施術はごく簡単な方法だった。
取れた金属片を元の場所へ、薬を付けてもう一度くっつける。
丁度、セメダインでプラモデルの部品をくっつけるように。

終わって、待合室で会計を待っていると、時間帯のせいであろうが、
女子高校生が三人もいた。
この歯科医院は自分の通っていた高校の近くなので、
自分も学校帰りに寄った思い出がある。
良く見れば、女子高生の一人は、自分の通っていた高校の制服を着ている。
あれからおよそ十五年の時を経て、歯の詰め物が取れて診察に来ている自分が、
ひどく情けなく思えて来た。
高校時分の私が、カランコロンとドアを開けて入ってきそうな妄想に捉われていると、
受付から少し無愛想に私の名前を呼ぶ声が聞こえた。

【天候】
終日、曇天で涼しい。

1623声 紫陽花の月日

2012年06月12日

群馬県平野部では、紫陽花が綺麗に咲き始めた。
紫陽花にまつわる話で思い浮かぶのは、シーボルトである。
シーボルトは紫陽花の学名を、「Hydrangea otaksa」と名づけ、帰国後に紹介した。
この「otaksa(オタクサ)」は、シーボルトが妻とした日本女性「楠本滝」の、
「お滝さん」の呼び名であると言われている。

シーボルトは1823年。
ドイツ人ではなくオランダ人と偽ってさ鎖国下の日本へやって来た。
長崎にあった出島のオランダ商館の専属医師になり、出島の外に蘭学を教える鳴滝塾を開いた。
塾生のひとりであり、塾頭を務めていたのが、後に蘭学者になった高野長英である。
後に蛮社の獄で捕らえられ、江戸伝馬町の牢屋敷に収監されるも、脱獄し諸国を転々と逃亡した。
幕府に追われる身となった長英を、一時的にかくまった場所のひとつとしていま尚残されているのが、
中之条町六合赤岩地区の養蚕農家「湯本家住宅」である。
その部屋は現在、「長英の間」と呼ばれている。

なんだか、歴史コラムのようになってしまった。
紫陽花のあの色合いには、彼方の月日を思わせる効果があるようである。
逃亡中の長英も、道中で紫陽花を眺めつつ、師であるシーボルトのことを思っていたのであろうか。
そして、明日も雨になるだろうか。

【天候】
朝より曇り、夕方から雨。

1622声 歯ぬかり

2012年06月11日

梅雨なのでどうしようもないが、空には厚い雲が垂れこめ、
湿度の高い不快な日が続いている。

朝食のトーストにバターを塗ったら、
トーストがやけにふにゃふにゃになってしまうし。
昼食に買ったとんかつ弁当のどんかつの衣が、
これまたやけに湿っぽくなっているし。
おまけに、夕食に食べたうどんが、
にちゃりにちゃりと歯ぬかりして喉ごしが悪かった。

そして、この文章にもキレが無く、今日はあらゆることが、
一貫して梅雨曇めいていた。
こんな季節だからこそ、明日は喉越しのよい蕎麦でも、
さらりとたぐろうかと思う。

【天候】
終日、雨こそ降らねど梅雨曇。