日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

88声 頭ん中のモザイク画

2008年03月28日

ミックスカルチャーってのはホント面白くって、私が最も注目している現象の一つである。
ってな風に大そうな事を述べようと推敲しているのだが、私の空洞頭ではいささか難しい様である。
ならば、ここ群馬に焦点を絞ってみる。

群馬って土地は鉢に植わった造花の様に、他の文化が入って来てもあまり根付かないイメージがある。
海無し県だからか、歴史の歩み方なのか要因までは分からないが、他所の文化があまり流入して無い印象。
特に、東毛より西毛地域。
だから上州人ってのは、異国の香り漂う港町だとか、文化流入の激しいモザイク画の如き大都会への憧れは強い。

私が住んでいる街の、かみつけの里公園にある古墳やら埴輪やらを見ていると、つくづくクリアだと感じる。
つまり、モザイクがあまりかかっていない、この街の千五百年前が其処には在る。

一方都市では、様々な文化が入って来て、色とりどりのモザイク画を描く。
モザイクの向こう側が見たくなるのは、これは人の心理である。

モザイクを一点凝視。
チカチカする眼差し。
疲労が元で思考停止。
やがて出発自分探し。
そして気付く郷土史。

ミックスカルチャーのモザイク画を一点凝視していたら、流れ着いたのは郷土史。
どうやら私の頭ん中にも、色とりどりのモザイク画が描かれている様である。

87声 参道の女

2008年03月27日

高崎市にある榛名神社。
本殿から下へと続く参道は、少々長い階段の道。
脇にはコケの蒸した幹を晒している、杉の巨木が立ち並ぶ。
斜めから差し込んでいる午後の陽が、目の前に幻想的な映像を見せる。

そんな風景の中、しっとりとした風を切りながら階段を下っていた、
本日午後三時三十分。
途中、何組かの参拝客とすれ違った。
受験合格後、入学前のモラトリアム期間を家族と過ごす、
明るいファミリー風。
暇を持て余す春休みの大学生風。
定年後を悠々送るリタイヤ世代風。

しかし、いささか首を傾げてしまったのが、一人で来ていた参拝客。
それも、三十代中盤〜後半と思しき、なんだが陰のある女性。
「丑三つ時にはまだ早いしなぁ」
と、ついつい余計な詮索。
すれ違って少し歩いた所で、振り返って見ようと思ったがやめた。
その瞬間気付く。
陽の傾きかけた参道に流れる風が、ひんやりと夜の匂いを運んで来た事に。

86声 春のサラサラ

2008年03月26日

ヘアースタイルが気になっている。
もう少しストレートヘアーになって、イメージチェンジを試みたいのだ。
春風になびく、サラサラヘアーってのも爽やかで良いではないか。

その為、最近トリートメントってモノを塗ってみたりしている。
以前は、石鹸で洗ってハイ終わりってな状態だったので、
もう一工程増やし、容器に書いてある「芯から集中保湿」とやらを実践。

しかし、使い始めてからもう数日経つのだが、なんだか効果が現れてこない。
依然として、峠道の様な形状をしているウネウネヘアーで、
サラサラヘアーとは程遠い。
春の小川だってサラサラ行っているのに、悔しい。
いや待てよ、それでも若干は…。

あっ、肝心な部分を書いていなかった。
ヘアーの前に、「アンダー」を付け足し忘れていた。

85声 春霞男高速走行中

2008年03月25日

今日、高速道路を軽快な速度で高崎方面へと走行していた。
車内に差し込むのは、春の午後のうららかな日差し。
ポカポカ陽気に、ついウトウトし始めた。
「あ〜マズイ」
と、急速にヨレヨレとなりつつ警戒。
たろ〜ん化しているたるみ眼をしばしば開けて、次のサービスエリアの看板を探す。
目に入って来た看板は、「嵐山PA」。

「よし!ちと小休憩でピットイン」
ふわふわ車線変更しながら、入口へ入る。
入口へ入ったのだが、なぜか車線は緩やかに傾斜。
減速して旋回するように進んで行くと、目の前に現れたのは料金所。
看板、「嵐山小川IC」。

「出口…」
そうなのである、PAの入口ではなく、ICの出口に入ってきてしまったのだ。
一回出て、Uターンしてまた料金所から本線へ。
そしてようやく、嵐山PAに辿り着く事が出来た。
コーラを飲みつつ、春霞がかかった頭を冷やす。
頬を撫でる春風は、知らん顔でスイスイ行く。

84声 オチオチしてられない

2008年03月24日

一匹狼でハードボイルドでロックでパンクで、
アナーキーで穴あきジーンズも真っ青なダメージ加工な人生を歩む筈の私が、
風呂上りにプチダノンを食べいる。

組み体操のピラミッドではもちろん頂上、骨皮筋衛門の異名を取ってきた私が、
風呂上りにカロリーオフの発泡酒を飲んでいる。

人生は、なかなか思い描いた様には進まない。

今宵は、なかなか書きたい事が見つからない。

文章は、なかなか上達してる様でしていない。

落ちは、なかなか三段にした位じゃオチない。

83声 四畳半妄想文学春の大執筆セール

2008年03月23日

今日、少しでも小銭をかき集めようと、リサイクルショップへ衣類を売りに行った。
すると、春の大処分セール開催中と言う事もあり店内は大混雑。
特に、物が山積みになった買取カウンターは、もはやパニック状態。
春は生活環境が変化する時期、いる物を買ったりいらない物を売ったり、何かと物が動く時期なのである。

ごった返しの店内で、買取番号12番の札を握りつつぼんやりと待っていた。
そう言えば、昨日会った作家さん達も、展示会やらの構想を活発に話し合っていたのだ。
やはり春は、創作意欲とか購買意欲とか、何かと意欲が湧いて来る様。

創作意欲あふれる作家さんはキラキラ。
購買意欲あふれる買い物客はギラギラ。
妄想意欲あふれるこの筆者はキワキワ。

よし、「日刊鶴のひとこえ春の大執筆セール」と行こうではないか。
さぁ、四畳半妄想文学の大特価!
掘り当てた妄想温泉の源泉掛け流し。
薄利多売で一獲千金。
妄想劇場では主演を務め、そんでもって……。

「買取でお待ちの番号札12番のかたぁ〜」
「合計六点で、買取金額は450円になりまぁ〜す」

瞬間、大執筆セールは開催前に終了。
妄想温泉の露天風呂は一気に水になる。
そして、脳内2丁目にある妄想劇場で公演中の夢芝居は、即座に打ち切り。

ポケットに450円をねじ込んで店を後にする。
生活意欲あぶれた私は帰道をトボトボ。

82声 左脳が右脳に問いかける

2008年03月22日

昨日からの続き。

そうであったか。
去年の春分の日には、東池袋の「大勝軒」が閉店してしまったのか。
そう言えば当時、朝のニュース番組で見た記憶がある。
でも現在は、大勝軒フリークの声に答え、店長が変わって開店しているのだ。
脈々と受け継がれている大勝軒の味。
近未来都市東京池袋、ロボット店員が運ぶ大勝軒店内で、
アンドロイド化した人間がつけめんを啜っている。
なんて光景があるかもしれない。

そんでもって、昭和的心象風景その1である。
近未来都市群馬高崎、ロボット店員が運ぶ大衆食堂店内で、
アンドロイド化した自分が中華そばを啜っている。
なんて状況の中、こんどは左脳が右脳に問いかける。
「50年前の春は何してたっけ」

現代都市群馬高崎、ロボット的に鶴のひとこえ日刊更新し、
アンドーナツを食いながら鼻水を啜っている。
なんて状況。

そして、「またいつもの語呂合わせ文体ではないか」。
と、脳ミソが討論。

81声 右脳が左脳に問いかける

2008年03月21日

さぁ、春分の日も終わって3月後半。
巷では、この3月後半から4月前半ってのは、生活環境がガラリと変わる節目の季節。
年度替りで世間は何かと慌しい。
そんな社会的喧騒に若干巻き込まれつつ日々を過ごしていると、ふと右脳が左脳に問いかける。
「去年の春は何してたっけ」

自分の去年の春を探るべく、日記をパラパラ。
やりたいトコロだが、日記などつけていなかった。
しかし、「InTimes」と言うサイトで当時書いていた、「タイムス日記」と言う日記形式のコンテンツが残っていた。
早速読み返して見ると、ちょうど去年の春分の日に書いていた。
こんな内容であった。

〈No.292〉多少は昭和

今朝のニュースで知ったのだが、本日3月20日で、つけめんの元祖、東池袋「大勝軒」が閉店してしまうらしい。
何でも、区画整理の為だとか。
もちろん、麺フリークならずとも、知る人ぞ知る超有名店で、僕も一度食べたことがある。
麺類の事などには結構無頓着な方だが、ここのつけめんは、コシのある麺と、
だしの効いたスープで、本気でうまいと感じた。
その味の在る店内も、カウンター含め16席と言う「昭和」なつくり。
そんな「昭和」な店が、どんどん無くなっていくとはなんとも寂しい。

昭和的心象風景その1

くたくたの暖簾。
触ると若干ベトつくテーブル。
使い込んでくすんだ、ビールメーカーのコップ。
テーブルの隅には、出口が固まって出ないウスターソース。
その横にある縦の箸置き。
吸い込んで黄ばんでる壁。
色紙にマジック書きして、壁に貼ってあるメニュー。
BGMは、角っこに付いてるテレビから流れてくる、高校野球の「シャン・シャン・シャン」。
開きっぱなしのレジ。
カウンターの隅に座ってる、地元常連おやじ。
表紙がめくれた漫画。
3年前のビール販促用ポスター。
そして、おもむろに注文するのはもちろん瓶ビール。
                                                    2007.3.20 from nukui

80声 澄んだ夜風の匂い

2008年03月20日

今日は終日雨。
そして夜半、雨上がりの道路を自転車で走る。
夜風を胸いっぱいに、深呼吸。
なんて気持ちが良いのだろう。
花粉が飛散してない空気とは。

なんか、近頃花粉症の話ばかり書いているが、鼻水と同じく止まらないのである。
眼を掻くついでに、ついつい書いてしまう。

だが今日は、しとしと降り続いている雨のお陰ですこぶる調子が良い。
しかし室内に居る間は、紛れ込んでいる花粉の残党が時折反旗を翻す。
残党との小競り合いをしている間に雨も上がり、夜半過ぎに外出。
雨が花粉を洗い流し、清浄になった夜の空気がうまい事うまい事。

自販機で買ったコーラがうまい事うまい事。
自転車に乗りながらコーラを飲むと、飲んだコーラが胃の中でシェイクされて、胃が苦しくなる。
そんな些細な話を書いてしまう位、花粉が飛散してない世界の澄んだ空気は心を豊にしてくれるのである。
心が豊になった人間の書く文章では、「今日はオチをどうやって付けようか」などと、
みみっちい小細工は必要ない。

ゲップ。

79声 部屋で書く

2008年03月19日

雨にしっとりと降られながら帰って来た。
つい先程までロックで飲んでいた焼酎の感触が、まだ喉の奥に残っている。

そして、部屋で書く。

「シャッ」っと、時折裏の道を通る車が雨水を弾いて行く。

そして、部屋で書く。

78声 掻く語りき

2008年03月18日

目がかゆい。
もう、かゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆい。
眼をかきむしりながら、「キョォェーーー」ってな奇声の一つも発したい心境。
当然、心の中で必死に規制をかける。

なんだか、今年はひどくコテンパンに花粉症にやられている。
そうだ、亀を助けて竜宮城にでも連れて行ってもらおうか、この時期だけ。
そしたら花粉も来なかろう。
しかしまてよ、現在私が住んでるのは海無し県の群馬県。
では、鶴を助けよう。
こんな眼ばっか掻いていたら、肝心の書く方がおぼつかない。
鶴を助けて、恩返しにこの「鶴のひとこえ」を書いて貰おうではないか。

だけど、そりゃあまり意味が無いかもしれない。
鶴が恩返しでひとこえを書いている間、花粉症で眼を掻いている私。
奇声はあげないものの、規制の方がどうもさがってしまう。
つまり、こっそり部屋を覗かずには居れないのである。

部屋を覗かれた鶴は、山の方へ飛んで行ってしまう。
結局、私が書く事になる。
そして、私がひとこえを書いている間も、決して部屋を覗かないで下さい。
覗かれると、山の方へ飛んで行かなくてはなりません。
山へ行き、眼を掻いて過ごさなければならないのです。
やはり、掻いているより書いている方が良い。
さぁ、書こ書こ。

77声 若年寄のデモ行進

2008年03月17日

今日は3月17日。
彼岸の入りである。
暑さ寒さも彼岸までと、先人達は良く言ったもので…。
ってな年寄りじみた話ばかり書いているから、会う人会う人に「若年寄り」なんて言われてしまうのだ。

ここ、「和のカルチャースクールほのじ」での一幕。

はじめまして。
えっと、ダレでしたっけ?
はい、抜井と申します。
あーっ、「日刊 鶴のひとこえ」。
えっ、でも若い…ですよねぇ。

「でも」ちゅうのはなんだ、でもちゅうのは。
と、胸中にて驚く相手に対してつっ込みを入れている瞬間、横から酔っ払った誰かが言う。
「でも中身は60歳ですよ」
またまた「でも」である。
もう私の胸中では、「若年寄に市民権を!」と言うプラカードを持ったデモ隊が行進。

こうなったらいっそ、書斎の文机に座って、愛用のモンブランの万年筆に墨をたっぷり吸わせ、
渋茶などを啜りながらこの原稿を書いてやろうか。
しかし生憎、私の家には書斎も文机も無い。
寝床の直ぐ横にある、そこらのホームセンターで買った机の上で、背中を丸めながらキーボードをカチカチ。
書くと言っても、時折ボールペンで頭を掻くぐらい。
でも、モンブラン食いながら渋茶ぐらい飲んでやる。

76声 日曜の夜と月曜の朝

2008年03月16日

「土曜の夜と日曜の朝」と言うアラン・シリトーの小説がある。
私の大変好きな作品の一つでもあるが、今、その名前を突発的に思い出した。
と言うのも、自分の土曜の夜と日曜の朝を焼酎と一緒に割ってしまうと言う状況が、しばしばある。
その状況下において、自分が対峙しなくてはならない最大の関門は、日曜の夜と月曜の朝なのだ。

そして現在、その関門トンネルの入り口を通過中。

試行錯誤の自己顕示

自己分析で自己嫌悪

事後承諾を自己批判

自己完結で自己勝利

ってな、みみっちい悩みも月曜の朝が近づくにつれ、もう時効。
関門トンネルの出口へ向って、いざ加速。
しようと思ったら、どうやら燃料が残り少ない様子。
良く冷えた缶ビールを空けて、いざ給油。
そのトンネルを抜けた先。
んなこたぁ、気にしない。

75声 チントンシャンテントン

2008年03月15日

昭和三十、四十年代に録音された、古い落語の寄席CDを聞いている。
観客の笑い声もそのまま録音されていて、非常に臨場感があるのだけれど、
その中に子供の笑い声が混ざっているのに気が付いて、いささか驚いた。

当時の落語は今とは打って変わって人気絶大。
テレビの普及前までは、大衆芸能の花形として市井の娯楽に君臨していた。
なので、現代とは比べ物にならない位、寄席なんかには老若男女が詰め掛けていたそうな。
子供社会でも然るべき人気を勝ち得ていたから、連日子供達も詰め掛けていたのだろう。

私は、子供が寄席を観ている事に驚いたのではなく、分かってる事に驚いたのである。
そうなのだ、録音されている子供の笑い声は、ちゃんと笑いのツボと言うか、
他の観客と同じ様に笑うべき所で笑っている。
これは分かっていなきゃ笑えない。

例えばこうである。

あたしゃ、幽霊に似てるって良く言われるんですよ。
へぇーそれまたどうしてだい。
へぇ、始終お足が無い。
(笑)

ってな件で、脚の無い幽霊と、お金であるお足が掛かっている事が分からなければ笑いは成立しない。
他にも、江戸時代の言葉は難しいモノが結構ある。
と言う様に、子供が良くそんな難しい言葉を知っているなぁ、と言う驚きを感じたのである。
当時の子供等は博識だ。

では現代の子供はどうか。
誠に、オッパッピーな限りである。

74声 通販こわい

2008年03月14日

花粉症が一向に良くなる気配が、は、は、ハーックション!
ハーックション!
ハーックション!
オークションの話。

我ながら、なんと低レベルな話の導入だろうかと思うトコロだが、
くしゃみの勢いに乗じて先へ進もう。

インターネットオークションにまつわる話をひとつ。
その昔、一時期ネットオークションに凝った友人がいた。
趣味の買い物はネットオークションでほとんど済ませる、ヘビーユーザーな彼。
現代となっては一般的になったネット上での売買だが、8年前の2000年当時、
ネット上での売買は規約などが今より甘く、いささか怖い部分もあった。

そんなのお構い無し、ガンガン高額商品をネットで売買して行く彼は、連戦連勝。
よく、五万で買った物が四万で売れただとか、定価十万の商品が二万で買えただとか、
戦勝話を聞かされたものだ。
オークションの腕は良かった様であった。
そんな彼だが、遂に辛酸を舐める時が訪れる。

ある日のオークションで、彼が前々から探していた英国製のナントカと言う定価高額なコートが、
格安で出品されているのを発見。
すぐさま、絶妙なタイミングで、格安にてその商品を落札した彼。
次の日、大喜びでその話を私に鬼の首でも獲ったかの様に話す彼。
しかし、落とし穴には当然はまるモノである。

商品が彼の自宅に到着し、はやる気持ちを抑えつつ、慎重に包みを開けて行く。
商品は思った以上に保存状態が良く、その場で勝利の余韻に浸る彼であったが、
なにやら鼻を突く匂いが漂っている事に気付く。
気付いた時には、もう明らかにそのコートからだと判る程、鼻を突く異臭を放っていた。

そう、臭いコートを買ってしまったのだ。
商品の品質、値段にも満足していたのだが、唯一「匂い」だけはPCモニターからは見抜く事が出来なかった。
格安とは言っても、定価が高額なそのコートであるから結構良い値段。
捨てるに捨てられず、部屋の中には「犬のトイレ」の様な異臭が充満。
商品を手にとって見れないよりも、手にとって嗅げない方が怖い通販。

73声 杉林百足騒動

2008年03月13日

現在、眼球を取り出して水洗い出来ないだろうかと、考える位目がかゆい。
それもその筈。
今日は山の方に行って杉林を徘徊して来たので、頭に花粉が積もる位花粉を吸って来た。
その最中、吸った花粉が一気に流れ落ちるのでは無かろうか、と言う位の冷や汗体験が一瞬。

杉林の林道を、鼻をチーンで眼をゴシゴシやりながらウロウロと歩っていた。(もちろん仕事で)
瞬間、左足からなんとも言えぬ違和感が全身伝わった。
即座に立ち止まって、ズボンの上から靴下の辺りを触ってみると、
なにやらゴツゴツした細長い物体がくっついている。
直接肌にくっついているので、気持ちが悪い。
そして、もっと気持ちが悪い直感が脳裏に刺さる。

「ムカデだ」と、直感で思った。
ズボンの上から触っている感触、その長さから大ムカデが足元から上って来たのだと思ったのだ。
「刺されちゃイカン」と、強くムカデらしき物体を握り締めて動きを封じ様と試みた。
もうその瞬間は、こびり付いた花粉が洗い流される位の冷や汗が不気味に垂れ落ちていた。

一刻も早くズボンの中から出さなくては。
だがしかし、直に触るのは気持ちが悪い。
だけど、出さなければ確実にヤラレル。
嗚呼。

迷っている余裕は無い。
覚悟を決めて、ズボンの中に手をつっこんで、「エイッ」。
「スルッ」と呆気なく林道に放り出されたものは、杉の枝。
「ムカデじゃなかった」
その緑の枝を眼にして、ほっと一安心。
次の瞬間、紛らわしい事しやがってと言う恨みが、長年の花粉症患いと相まって、沸々と湧き上がってきた。
スギめ!いざ、積年の恨みを晴らす。
事も出来ずに、只々頭に積もった花粉を払っているのであった。
八ックション!

72声 悪いのはダレ

2008年03月12日

ふふふふふふふふふふ。
と、「ふ」の字が並ぶってのは気味が悪い。
これが、
ひひひひひひひひひひ。
やら、
はははははははははは。
だとそうでもない。
やっぱり、
ふふふふふふふふふふ。
良く見ると、平仮名の中でも造形的に奇妙な形をしている。
ならば、
不不不不不不不不不不。
負負負負負負負負負負。
腐腐腐腐腐腐腐腐腐腐。
漢字だとますます気味が悪い。

気付けば、こんな不毛でくだらない事に15行も使ってしまったではないか。
そして、15行書くのに30分も使ってしまった。
明日は早起きしなければならない。
早起きして、高崎市のはまゆう山荘に行かなければ。

しかし、早起きをしなければならないと分かっていながら、こんな事を夜っぴいて書いている。
旅行前日のワクワクと言うよりむしろ、試験前日のウダウダ。
そして、当日はグダグダ。

そんな事ではまずい。
嗚呼、時計の針が進むごとに夜が薄まって行く。
ともかく寝てみよう。

ふふふふふふふふふふ。

キミが悪い。

71声 死んだフリもままならず

2008年03月11日

今日は、4月中旬の気候と言われる位暖かい一日だった。
昨日が雨で今日がこんなポカポカ陽気だと、かなり悲惨。
いやいや、飛散だった。
この様な気候条件の日は、花粉の飛散量がかなり多くなるのである。
そして、結果的には悲惨。

こんな風に駄洒落的文章構成をしていると言う事は、
私の花粉症症状も、今日で一気に末期症状に突入。
そうだ、こんな時は死んだフリ。
・・・。
・・・・・・。
・・・八ックション!