日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

4695声 前方の視界

2021年02月24日

寒さが戻った一日。寒いのだが、日差しには確かに春のしたたかさがあった。年度替わりに向け、いささかあわただしくなってくる。いろいろとげんなりすることも多く、前を向いて進むことにする。

4694声 風の強い一日

2021年02月23日

天皇誕生日で祝日。ともかく風の強い一日だった。昼に焼き肉を食べ行ったが、生ビールのジョッキ片手の人が多く、雰囲気は和んでいた。中には本格的に深酒している様子の組もあり、緊急事態宣言も終わりが見え、夜のつけが一気に昼に回ってきている感じも。いましがた、PCを覗いていると探していた句集がAmazomで丁度見つかった。いままでも、ときおり在庫は確認していたのだが、作者が故人と言うこともあってか、定価の何倍にも値段が跳ね上がっていた。今回は定価の半額ほど、運が良かった。机の上で俳句を考える時間が依然として多く、滅入る一方。

4693声 麦酒、スナック、映画

2021年02月22日

暖かかつ穏やかな月曜日。翌日が天皇誕生日の祝日だからか、街の人出はぐっと少ない。届いた雑誌をめくりながら、一切を放擲して夜半まで、麦酒、スナック、映画。

4692声 ぬるり

2021年02月21日

春めく、というよりも初夏のような陽気で、起床した時からぬるりと生暖かい空気感であった。買い物などしておとなしく過ごす。昨日ひらめいたアイデアをあらためて考えなおす。金はかかりそうだが、中々、良い。

4691声 昼寝など

2021年02月20日

好天の一日。公園のベンチで昼寝などしてから帰宅し、書面句会の諸々をこなす。まずい麦酒を飲んでから風呂に浸かっていたら、中々、いいアイデアがひらめいた。

4690声 遥か彼方

2021年02月19日

天気晴朗なれども、花粉多し。もう終日つらい。そのせいか、原稿類や句会のひと波が去って気が抜けたか、体調も芳しからず。句会と言ってもすべてがWEBないしメールベースの書面句会になっているので、家に居ながら参加できるが回数が増えてしまい、結局、手間と時間がかかる。午前中に俳句を作って、午後に句会をして、夕方に飲んで、という一日が遥か彼方にあるような気がする。今宵は第三の麦酒を飲みすぎた。

4689声 耳に突っ込む

2021年02月18日

早朝の日課で花に水やりをしているのだが、今朝は花壇にがっちり霜がおりていた。冴え返った一日で、あたたかくなってからの寒さは堪える。この頃は、音声SNSのClubhouseが日本でも大きな話題になっているが、SNSには距離をおいているので、以前からもっぱらPodcastを聞いている。ラジオ番組美味しいところを凝縮したようなものから、だらだらと飲み屋の会話のようなとりとめのないものまで、幅広いコンテンツがあり楽しい。電車などで聞いていると、このままずっと目を閉じてPodcastを聞ききながら、山手線を終日ぐるぐる回っていたいような気になることもしばしば。そんな妄想をしながら、毎日、ちょっとした楽しみを耳に突っ込んで春寒い街を歩いている。

4688声 ひと心地

2021年02月17日

風強く、通勤時間帯の列車などに影響がでるほど。一日の仕事を終え、校正の続き。リモート句会の取材記事が校了になり、他の原稿も概ね校正まちの状態になった。これで明日からひと心地着ける。頭を切り替えて前に進めねばならないことを考えるようにする。今宵もノンアルコールビール。体調がたいぶ戻ってきた。

4688声 春のゆるみ

2021年02月16日

この頃は、緊急事態宣言下なので夜八時以降はたしかに真っ暗な街となるが、人々の雰囲気ではどこかゆるんで来ている気がする。春先はどこに行こうか、などと話題に上ることもしばしば。着実に春めいてきているが、私はといえば花粉症がむごい。帰宅後は校正の続き。総合誌の加筆をしようと思うが、はじめたのが夜半で耐え切れず寝ることにする。

4687声 ノンアル

2021年02月15日

今日から数日は校正と選の連続。集中してしまうのはつらいが、上手く行けば一気に片付く。まずは選句と俳句総合誌のエッセイの校正を戻して終了。体調を鑑みてノンアルコールビールとす。

4686声 内見者

2021年02月14日

春めいた一日。昨晩の地震で、いささか精神的に疲れて起床。チューリップの植え替え、ネット句会の選と投句だけで、特に何もせず過ごす。隣のマンションに、内見の一家族が不動産屋らしき人物と一緒に来ているのが見えた。自分も人生の折々のこんな時期に、内見をしていたことを思い出した。桜の時期も近づいている。

4685声 リモート句会本番

2021年02月13日

天気に恵まれた一日。日中は水辺のある公園などに行って過ごす。夜はリモート句会の本番。Zoomでの句会は初めてで、ぎこちなく進める。今回はゲストに芸人の方も交えの開催で取材も兼ねているので、よけい緊張でぎくしゃくする。ゲストの真摯な創作への姿勢に心を打たれつつ、最後まできごちない進行で、時間を超過しつつ終える。すぐ目の前に見えている画面の向こうが、はるか遠くに感じた。

4684声 リモート句会準備

2021年02月12日

意を決して、伸ばし伸ばしにしていた総合誌の原稿に取り組む。そう思い立ったのはすでに夜半だったが、なんとかめどを付ける。もう早く手放したくて仕様がないが、これから幾度も微調整をしなければならない。ネット句会の選と投句をしてから、明日のリモート句会の準備をする。

4683声 麦酒の魂

2021年02月11日

天気も良く、穏やかな建国記念の日。気分転換に外房の海を見に行く。海見て帰る何のことはない一日。帰り際に7買い物をして帰った。がさつな詰め方だったことが災いし、袋の端から瓶麦酒の大瓶が路上に落ちてしまった。次の瞬間、王冠が吹き飛んで泡が天上に向け、盛大に噴き出した。慌てて王冠を拾って、噴き出る泡を押さえつけながら栓をしたのだが、街灯に透かして見ると、およそ八割が失われているようだった。麦酒まみれのままとぼとぼと家に帰り、瓶を良く拭いてよく冷やしてから飲んでみた。注いだ瞬間に気が付いたのだが、まったく炭酸がなくなっており、まずそうったらない。案の定、全く炭酸が抜けてしまって、どういうわけか味まで抜けてしまっている。麦酒の魂が抜けてしまっているのだ。ほんのコップ一杯が喉を通らず、涙をこらえつつ流した。

4682声 楽しい弁当

2021年02月10日

緊急事態宣言の影響もあり、この頃は弁当を買う機会が増えた。昼も夜も弁当という日があり、今日もそう。私は弁当が好きだが、弁当の良さを再認識している。どのおかずから手をつけ、どんなアプロ―チでご飯を減らしていくか、そんな小さなプランを立てながら食べ進めることが楽しい。そして作り手の意図というか、計算されたおかず、ごはんの配置やチョイス、そのセンスを感じられることもまた、楽しい。例えば幕の内形式の駅弁のような、土地や季節の素材がふんだんに使われている弁当は、特に楽しい。

4681声 そろそろ赤

2021年02月09日

春寒の一日。今年から受け持った第2回目の通信句会の選を進める。この頃は気が付くと「早く寝なきゃ」という時間なことが多い。校正を見る予定でバックに入れている原稿は幾日もそのまま、赤を入れて返さないとそろそろまずい。

4680声 選のち選

2021年02月08日

冴え返った一日。やらねばならぬことに、中々手が付けられない。週末のWEB句会のための選句と、通信句会の選を進める。この頃はアサヒスーパードライの瓶麦酒を常用している。近頃うまい。夾雑物の少ない感じが心地よい。

4679声 春めく

2021年02月07日

あたたかな日、ということもあり、近場へ観梅に出かけた。小さな梅林は三分咲きといったところだったが、すぐ脇の公園にはたくさん家族連れが居た。たしかに、春が来ている。