日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

1618声 蛍火

2012年06月07日

梅雨入り前の蒸し暑い夜。
そんな夜に思うのは、あの、蛍である。

風の無い蒸し暑い夜の、午後八時ごろから二時間程度。
概ねその時間帯が、蛍狩りに行った際、一番良く鑑賞できる。
それを知ったのは数年前、前橋市田口町にある「ホタルの里」へ、
蛍狩りに行ったからである。
俳句を作るようになってからは、もうすこし触手を伸ばして、
周辺ほ里山へ蛍狩りに出掛けるようになった。

「蛍」も「桜」同様、短歌や俳句などに親しみのある人には、人気の風物である。
先日、大宮へ句会に行った際、二次会の席で蛍の話になった。
そろそろ蛍の時期であるが、どこで観るか、と言う。
都内周辺でも、まだ鑑賞できる場所があるとか。
しかし、その数は大分まばらであり、また、光も弱いと聞いたことがある。
やはり、深い闇を抱く森の湧水に力強く飛ぶ蛍こそ、「狩る」値打ちがあると思う。
その席ではそんな意見こそ述べなかったが、杯の日本酒を舐めつつ、
瞼の裏に群馬の蛍火が思い出された。

【天候】
終日、晴れて蒸し暑し。

1617声 入口と出口

2012年06月06日

雨が上がったのは夕方になってからで、
夜空には千切れ雲の間から星がのぞいていた。
空気が澄んでいて、煌めく街の灯を抱いた薄闇の山並みの景色には、
そこはかとなく、夏の終わりの雰囲気が漂っていた。
しかし現在は、今週末にも梅雨入りしようかと言う初夏。
夏の入口と出口は、意外と近い場所にあるのかもしれない。

【天候】
朝より雨のち徐々に回復。

1616声 千々にちぎれて

2012年06月05日

まず、麦酒。
そして、枝豆に冷奴。
次に、冷やしトマトに茄子の浅漬け。
から、最近である。
焼き物揚げ物に、なかなか移行する事が出来ない。

元来、胃腸は強くない方だが、三十路に入って更にそれが顕著になった気がする。
そんな人間は、冷えた麦酒をガブ飲みせねばよいものを、
こればかりはどうしても止められぬ。

転じて、先月開業した東京スカイツリーである。
スカイツリーの麓(と言うのもおかしいが)、に「ソラマチ」と言う商業施設がある。
そこに入っている店舗のひとつに、「世界のビール博物館」と言うのお店がある。

「ビールパラダイス」
との異名をとる、大型のビアレストランで、ドイツ、ベルギー、イギリス、アメリカ、チェコ共和国。
と言うメッカの生ビールをはじめ、郷土料理を取り揃えた、ビールフリーク垂涎の店なのである。
日本初輸入の樽生ビールも数多くあり、この店の情報を目にした瞬間から、
私の心はもう千々にちぎれてしまってどうしようもない。
まだ麦酒がガブガブ飲める間に、一度でいいから入店し、心おきなく飲んでみたい。
そんなことを思いつつ、アサヒスーパードライのスカイツリー開業記念デザインの缶を。

【天候】
終日、曇りがちなる晴れ。

1615声 蕎麦屋で一杯 後編

2012年06月04日

昨日の続き。

まず生ビールをとって、枝豆で一杯やる。
前夜思い描いていたコースと、順序は逆になってしまったが、
「蕎麦屋で一杯」と言う念願が果たせて嬉しかった。
群馬の話、埼玉の話、そして俳句の話。
音楽に国境はないと言うが、俳句に県境はない。
なんだか、俳句の方は随分とスケールが小さくなってしまったが、
年齢性別などの垣根を越えて、「俳句」で繋がれるので、飲んでいても安心である。
ともすれば、同世代の男女と飲んでいる方が疎外感を感じてしまうかもしれない。

最後の日本酒の四合瓶を空け、締めとして、みなでざる蕎麦をたぐってお開きとなった。
ほろほろと酔っているが、時刻は午後六時前である。
葉桜の長い影が横たわっている、夕日の参道を歩きつつ、駅を目指す。
大宮の方々と、礼を述べてから駅で別れた。
たいぶ酔いが回っているはずだが、時間が早い為か、まだ元気が残っている。
帰りの電車で読んでいる文庫本。
これがまた、行きの高崎駅構内の書店で購入した、
「中島らも+小堀純」の「せんべろ探偵が行く」である。
昨年、集英社から文庫化され、一度新書で読んでいるのだが、
文庫のあとがきが読みたいが為に買ってしまった。

高崎駅へ着いて、駅にほど近いラーメン屋へ入り、まず瓶麦酒とラーメンを頼んだ。
日曜日の夜の街が、なんだか思ったよりも閑散としていた。
そして、素面の街にひとりの酔っ払い(私である)と言う異物が混入しているような感覚になり、
あまり美味くないそのラーメンを啜って、駅へ戻った。
あの、蕎麦屋で一杯やって、明るい内に帰る爽快感は、くせになりそうであると、
六月の生温い夜風の中で考えていた。

【天候】
終日、晴れて夏日。

1614声 蕎麦屋で一杯 前編

2012年06月03日

まず瓶麦酒を一本とって、天ぷらをつまみにやりつつ、ざるそばをたぐる。
それから氷川神社の参道を抜けて、二時間くらいゆったりと初夏の公園内を吟行。
こう言うコースを脳内に描きつつ、就寝した。
そのはずが、である。

バスの時間を間違えた事を皮きりに、列車の接続が悪かったり、
手頃な蕎麦屋が見つからなかったり。
昨夜の優雅な思惑は見事に打ち砕かれて、大宮駅を駆け出して、
氷川神社の参道を歩きながら、コンビニのサンドイッチをほおばっておる。
そんな有り様。
なにしろ、時間が無い。
投句締め切り時間まで、あと一時間。
ともあれ、大宮公園へ行って、すこし落ち着かねば俳句が出来ない。

自分が主に参加している俳句会は、群馬県にあるのだが、
関東を中心に各地にも同じ様な俳句会がある。
埼玉県のその俳句会は主に、さいたま市の氷川神社と大宮公園で吟行を行っている。
今年、桜の咲き始める時分に、そこへ初めて訪れたのだが、とても良い場所だと感じた。
大宮駅から程近く、あの駅界隈の露地の雑踏を抜けたところに、
氷川神社と言う神域、そして遊園地や小さな動物園のある公園が隣接しているのが面白かった。

サンドイッチを喉に詰まらせつつ、どうにかこうにか俳句をいくつかまとめて、句会に参加した。
句会では、自分の句に先程の「あたふた」加減が表れていなかったのでひと安心し、
新鮮で楽しいひとときが過ごせた。
句会後は、一番の古株である金時さんが音頭をとってくれ、先生共々、
会場となりの蕎麦屋で二次会となった。

続けるほどのことも無いのだが、後編はまた明日に。

【天候】
終日。晴れたり曇ったり。

1613声 不毛な朝

2012年06月02日

早起きはしてみたものの、昼間で机の前でパソコンをいじったり、
俳句を整理したりしていたら、昼になってしまった。

「早起き」
と言っても、最近は若い頃のように昼過ぎまでぐっすり寝ている事が、
生理的にできなくなってしまった。
遅くとも「朝」と言えるくらい時間に目覚めてしまう。
無論、年齢によるものだと思う。

俳句を整理。
これも、いたって不毛な作業になってしまった。
なにがしかの賞に応募する為に句を揃えていて、
よくよく考えてみれば、応募期間が過ぎていたり。
揃えてようやく出来上がった作品が、既成のとてもくだらない陳腐なものに見え。
陶芸家が焼き上がった作品を、「えい」と床に叩きつけるみたく、
「Delete」キーを押してしまう。

今朝はまさに、一時間くらいかけて句を見繕って、並んだ作品が、
これが面白くもなんともない。
そして、全て消去して、いま、昼過ぎである。

【天候】
終日、曇り。

1612声 部室と食堂

2012年06月01日

起きたら雨。
と言う、今日から始まる六月にふさわしい朝を迎えた。

昼に行きつけの食堂へ寄った。
厨房でラーメンを湯切りしている彼とは、同級である。
いつもは親父さんと一緒には働いているが、今日はその姿が見えない。
聞けば、親父さんは骨折で入院中とのこと。
なので、いまは店の夜営業をいったん中止にして、昼に専念しているらしい。
不幸な話題はすぐに幸福な話題に転じて、二人目の子供の話。
もうすぐ生まれて来るらしく、その準備をぼちぼちせねばと言っていたが、
結婚もしておらぬ私には到底、深く踏み込めない話である。

話し込んでいる間に最後のお客さんが帰って、しばらく、静かな店内になった。
向こうの椅子に腰かけているおばちゃんは、テレビに夢中。
食堂が好きな理由のひとつに、このゆったりした時間がある。
部活の練習をさぼっている者たちが集まる、西日差し込む卓球部の部室とでもいおうか。
この居心地の良い、頑張らなくてよい感じ。

ラーメンを啜っている最中にも、彼と話している最中にも、終始。
向こうの壁に貼ってある、水着の娘がジョッキを持って微笑んでいる麦酒のポスターが、
気になっていた。

【天候】
雨のち曇り。

1611声 全力で走る

2012年05月31日

思えば、全力で走ったのはいつだったか。
容易には、思い出せないくらい。
いまとなっては、全力で走るのが、何だかこわい。
体勢を崩して転びそうだから、である。
子供は、よく、全力で走っている。
そして、よく、転んで怪我をしている。
それでも、また、走って転んで怪我をする。
だから、子供はどんどん成長できる。
ならば、大人は。

【天候】
終日、曇ったり晴れたり。

1610声 更衣

2012年05月30日

明日ではや五月も終わり。
そろそろ、衣更えの季節である。

衣更え。
たって、学生ならば制服を夏服に変えたり、
勤め人ならば長袖シャツを半袖シャツにするくらい。
それも男の話で、女性はもう少しややこしいようである。

先日、あれは五月の下旬。
一月に一度の句会で会う女性陣がことごとく、衣更えしていた。
いつも着物の方は単衣に、その他の方は白を基調とした夏らしい薄着に。
男は私と先生だけであるが、いつもと変わらぬ格好である。
私に至っては、年中、ジーンズにシャツで通している。

女性陣の一人が、そのバッグまで随分と派手な物に衣更えしていたので、
その情景を詠んだ、私の挨拶句が、この日の句会でまずまずウケた。
 

【天候】
終日、曇天。

1609声 遠雷

2012年05月29日

どうにも、体調が芳しくない。
最近の夕立続きである不安定な天候に起因するのか。
はたまた、雲行きのあやしい生活の心労に起因するのか。
こう言う時は、決まって書く方も駄目で、
いま瞼の上に塊になった倦怠感の重みを感じつつ、
キーボードを叩いている。

午後四時頃であったか。
夕立がさっと来て、雷鳴が轟いた。
どっと降りだした雨と、黒雲に光る稲光。
下校中の小学生。
あれは低学年生の女子だろうが、もうずぶ濡れになって、
泣きながら走っていた。

ずぶ濡れは可哀相だが、下手に傘をさして、
落雷の被害にでもあったら大変である。
昨日も尾瀬をハイキング中の方が落雷によって命を落とされた。
私も小学校時分には、雷が鳴っている時はなるべく傘をさして帰らずに、
雨宿りしなさいと先生などから教わった。
これを書いている今も、午後九時半の夜空、あれは赤城山の方であろうか。
雨の中、遠くで雷が聞こえる。
あの女子生徒は、もう泣いてはいないだろうか。

【天候】
朝より晴れ。夕立があり、その後断続的に夜半まで雷。

1608声 夏めく

2012年05月28日

朝の内は気持よく晴れていたが、
午後になって山背から黒雲が張り出してきた。
一時的に雷鳴など轟いて、にわか雨も少々。
急転する天候に、翻弄されている人も多かったであろう。
空が、そろそろ夏の準備を始めているのだと思った。
今年の夏は暑くなりそうな予感がする。

【天候】
朝より晴天。
午後になってから一時雷雨のち回復。

1607声 初夏の運動会

2012年05月27日

たんぽぽや一天玉の如くなり(松本たかし)

まさにこの句を思わせる様な晴天が、野のたんぽぽと響きあっていた。
昨日今日と、はや運動会を催す小学校が多いらしく、
巷の学校は賑やかであった。
私の感覚では、運動会と言えばやはり秋である。
学校の周りに出ている露店で、よく季節外れのかき氷を食べたものである。
いまは、露店もあまり出ていないらしい。
運動会の様相も大分変っているのであろうと、
風の乗って聞こえて来る歓声に思った。

【天候】
朝から晴れ。
夜半は僅かに雨。

1606声 第1600声記念特別企画「鶴の俳句小会」作品集

2012年05月26日

さて、おまちかね。
まちかねていないかたも、一寸、冷やかし半分で読んで行っても損はさせません。
先日、募集した「鶴の俳句小会」の作品集ができましてので、掲載させて頂きます。
とても面白い、いや本当に面白い句がたくさん集まりました。
ではでは、私の講釈よりも作品のほうをぜひ。
その前に、ご多忙の折、投句して下さった方々、本当にありがとうございました。
心より感謝。

~第一回「鶴の俳句小会」作品集~

春風やふと懐かしき道であり  ほそみち

木蓮や花びら一つ落とし文  山津隆

草茂るみどり眩しき二日酔い  緑雨

春風や交わるものの無き線路  すずめ

そら豆の殻にひそんで眠りたし  草野

のどぼとけ大きく動きビール干す  夢一文

IPAいよいよパパはアンポンタン  宏之

※IPA=India Pale Aleの略。つまり、インディア・ペール・エールと言うスタイルのビールでしょうな。(諒一)

では、宴もたけなわではございますが、一本締めのかわりに一句。

水底にある水色のラムネ瓶  諒一

【天候】
終日、快晴。

1605声 もっさり

2012年05月25日

「太った」
てぇのは、近頃様々な人から言われる。
特にひと月に一度だけ句会で会うような人から、である。
「髪の毛のせいかしら」
などとフォローしてくれる人もあるが、実際に太っているのである。
因みに、髪の毛のせいと言うのは、現在、髪の毛を随分と伸ばしてしまって、
髪型が「もっさり」している。
そのもっさり具合により、顔までも膨張して見える。
と言う具合。

三十路に入って新陳代謝が落ちたところに、酒が追い打ちをかけている。
その図式は明白だが、わかっちゃいるけどやめられない。
と言う、スーダラな生活を送っている。
まずは明日、髪の毛を切りに行く。
そして、先頃の「鶴の俳句小会」で頂いた句の精査をする。
あとは、やはり麦酒を飲む。
もっさりがなくなれば、いくらか、執行猶予もあろう。

しかし、これを書く前に、先日日光へ行った際に買って来た、
「日光路麦酒」と言う地ビールを飲んだのだが、これが美味い。
ピルスナーなのだが、自分の好きな系統のピルスナーであった。
こう言う地麦酒に出会うと、はやオクトーバーフェストが待ち遠しくなる。
取り合えず、太ってしまったことは度外視にして。

【天候】
終日、降ったり止んだり。 

1604声 遠蛙

2012年05月25日

帰宅して風呂に入り、寝床になだれ込むようにして寝てしまった。
先生宅で句会がある日はいつもそうなので、致し方ない。
それでは、昨日の話。

だんだんと増えて行き、現在では自分を入れ十人を欠けるかと言う。
概ねそのくらいの人数においての、句会になっている。
夜、ぽろぽろと人が集まって来て、ぽろぽろと句を作り始める。
そして、先生はいつもほろほろと酔っている。
よって、机の上は宴会の如く、食べ物だらけになっている。
その食べ物が大方片付いたところで、句会となる。

句の作り方も様々で、外に言って夜風を感じながら、作る人もいれば、
机の前に座ったまま、思案している人もいる。
この日は、網戸越しに蛙の声が聞こえた。
季題で言うところの「遠蛙」である。
外へ出てしばらく聞いていると、面白い「気付き」が沢山あった。

自分の住んでいる所は高崎市なので随分と平野部だが、
先生宅は渋川市街地を一望できる丘陵にある。
その地形のせいなのであろうが、蛙の声の聞こえ方が、
自分の思っているそれと違った。
極端に言えば、空から降って来るように聞こえたのである。
そんなことで一句を得たが、もっと色んな場所で聞いてみたいとも思った。

【天候】
終日、晴れて夏日。

1603声 薄暑光

2012年05月23日

五月の頃の暑さを、「薄暑」と言う。
歩けば薄っすらと汗がにじみ、それを若葉風が乾かして行く。
虚子の句に、「旅するは薄暑の頃をよしとする」があるように、
どこへ行っても過ごしやすい季節である。

しかし、今日はどうであろう。
汗が流れるとまでは行かぬが、じんわりとべたつくような不快感があった。
昨日が肌寒かっただけに、余計にそう感じたのかも知れぬ。
体が未だ暑さに慣れていないこの時期は、意外と熱中症患者が多く出る聞く。
街を歩いていても、気が付けば、口でぜーぜー息している。

通りかかった利根川を眺めていたら、河川敷。
白い日傘がよろよろと、川べりを歩いていた。
危なっかしい、その歩み。
着実なる夏の到来を感じた。

【天候】
終日、快晴。

1602声 塔

2012年05月22日

徐々に梅雨前線が近づいているのだろう。
朝のうちは晴れ間もあったが、午後からは鬱々とした雨模様になった。

昼過ぎ頃、帰宅して行く学生を多く見かけた。
テストでもあったのか、昨日の金環日食観測による変則的な授業時間なのか。
自転車で過ぎ行く学生たちを見ていて、感じた。
彼等は濡れる事を厭わない。
合羽を着ていても、フードをかぶっていなかったり、傘さえささずに行く者が多い。
今日は昨日と一転し、冷え込んでいるので風邪などひかぬといいのだが、
そんなことはお構いなしにずぶ濡れで自転車を漕いでゆく。

「東京スカイツリー」が今日、完成したと言うことで、マスコミその報道で持ちきりだった。
この東京の新名所を、こぞって宣伝していた。
「ほら、東京の方になんとかって言う塔ができたじゃん」
先日そう言っていたのは、俳句の先生である。
「東京スカイツリー」を「塔」と表現するあたり(名前がでてこなかっただけだが)、
如何にも省略の効いた俳人らしい表現だと感じてしまった。

【天候】
朝の間は晴れ間ものぞいていたが、午後より雨。

1601声 天使の輪

2012年05月21日

「見た」
で、始まった今朝の挨拶。
勿論、金環日食のことで、群馬県高崎市からは始まりから終わりまで、
雲もかからず綺麗な日食が鑑賞できた。

昨日会った友人に、「見るの」と聞いてみたら、「完全に寝てる」との返答。
私も、それに近しいものがあり、起きてはいるがあまり見るつもりも無かった。
無かったのだが、やはり、近所から「わーっ」と言う歓声があがると、
どうしても野次馬根性が疼いて外へ飛び出してしまった。

家に転がっていた、自動車の窓硝子に貼る遮光フィルムごしに、日輪を透かす。
三日月模様から、徐々に、輪が繋がって行き、ちょっと色を付けて表現すれば、
天使の輪が浮かび上がった。
日食してる時間は、あたりも大分暗くなり、風も光を失っているようだった。
ほんの数分で、また元の五月の日輪にもどり、風も心地好い薫りに戻った。

大袈裟に言えば、自然の神秘を感じた。
その神秘が、人に詩を創らしめたのだとも感じた。

【天候】
朝、金環日食。終日、快晴。