「与田浦コスモスまつり」に行ってきた。こちら、千葉県に移り住んでから、佐原とか潮来周辺の水郷地帯の雰囲気が気に入り、たまに出かけている。コスモスの咲く頃は絶品で、水郷の鄙びた雰囲気に揺れるコスモスはなんともいい難い風光である。この与田浦コスモスまつりというのは、JR鹿島線十二橋駅という、これまたつげ義春的といおうか、なんとも寂寞くとした無人駅の脇にある田んぼで開催されている。ただコスモスがたくさんあるだけである。これはこれでいいのであるが、今年は、コロナの影響もあってか、駐車場の入場規制があり、田んぼの脇に車列ができるほど人が来ていた。車のナンバーを見ると都内が多く、やはり癒しを求めてきているのだろうか。私もリフレッシュのつもりで行ってきたのだが、ここのところ危ういくらいに増えている酒量のためか、眠気が強く、判然としなかった。眠気に耐えつつなんとか帰って来て、いままた缶麦酒を空けている始末である。