日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

4885声 人材教育

2021年08月24日

今年から、小中高生を対象に、デジタルスキルとクリエィティブマインドを身につけさせる人材教育の拠点整備の仕事をしている。断っておくが、既存の建物にテナントとして入るのでハコモノを作る訳ではない。今まであまり考えたこともなかった3DCGやVR,ゲームエンジン、プログラミングみたいなテクノロジーについて、外部の有識者に何度もヒアリングしながら、必要な機材やソフト、人材育成方法等を模索していく。と同時に、拠点となる場所の空間デザインや、WEBサイトの構築、委託事業者の選定といった開所に向けた実務も一つ一つクリアしていかなければならない。前例のない仕事だから、内部の調整事項も多く、金策もしなければならない。同僚や先輩には大変な仕事だと同情されるが、私にはこういう仕事の方が向いている。何よりめちゃくちゃ楽しい。だって、前例がないってことは、好きな絵が描けるってことだから。子供が産まれたタイミングで子供達を育てる仕事に携われて感謝している。

4884声 箱庭

2021年08月23日

朝一番に起きるのは私。2番目に起きるのが子供。夜中に何度も起こされている妻は最後。家の子供は起きたアピールがすごい。世界中におはようの挨拶しているように機嫌良くアーアー言っている。私はリビングから寝室に行き、妻を安眠させるため子供を連れてくる。寝室のクーラーはつけているのに、いつも汗びっしょり。おむつを替え、服を着替えさせ、子供を抱いて毎朝ベランダに出る。高崎のマンション群を前に、北から藤岡・甘楽の山々、観音山、浅間、榛名と山々が連なり、都会的な街並みと自然の織りなす風景が気に入っている。夕方は、早い時間であれば、榛名山に沈みゆく夕日、少し遅いと夜の帳が落ち、ネオンやマンションの灯りがだんだんと灯っていく街並みが見える。庭もない都会暮らし。子供には、せめて朝夕ベランダに出て、自然の風や移りゆく季節を感じて貰いたいと思っている。

4883声 EV

2021年08月22日

蝉時雨の音がか細くなっている。夏の終わりを感じさせるが、日差しはまだまだ強い。1日40キロしか走らないEV車に乗って、今日は久々に外回り。クーラーを付けているせいか、電気の残量がみるみる減っていく。ネットで調べると、群銀の本店で充電できるとあり、そこで充電しながら昼食へ。だれでも無料で1時間充電させていただけるのはありがたい。ただし、急速充電ではないので、1時間充電して夏なら15キロ走れる分ぐらい。ただ結局、この充電がなかったら途中でショートしてたかもしれない程ギリギリだった。家で充電できる環境なら良いが、充電設備のないマンション暮らしだとEVはまだまだ使い勝手が悪い。中国ではバッテリーごと交換する車が増えているそうだが、そうなればもう少し普及するかもしれない。まぁ将来的にはマンションの立体駐車場も、置いておくだけで充電できるような仕組みになるだろうけど。

4882声 ぽくぽく

2021年08月21日

家の子は頭の後頭部が大きく、そしてほっぺが、おたふくまぽくぽくみたいにふくれている。この中に何が詰まっているの?どんぐり?と聞いたら妻がすかさず「夢と希望」と。冗談とか言わない人なので思わず吹いた。きみのほっぺはゆめときぼうでふくらんでいるんだね。

4881声 腱鞘炎

2021年08月20日

今日は妻と子供が離乳食の教室に行った。定期検診以外、恐らく初めて同じ月齢の子ども達と集った。周りの子をそれとなく観察して我が子の成長を確認したらしい。妻曰く、我が子はあまり周りの子供に動じず、グズることもなく、一人遊びに興じていたらしい。そして、どの子供より体が大きかったようだ。特に頭が…小柄な両親から2500gと標準より小さく産まれながら、いつの間にか急成長を遂げたよう。母乳が良いのかな。まぁ妻の細やかな愛情のゆえであろう。日に日に存在感を増す我が子、その重みに耐える妻の手首は腱鞘炎。改善の兆しは見えない。

4880声 前進

2021年08月19日

仕事中に妻からLINEで動画。今まで1ヶ月以上、後ろにしかずり這いできなかった我が子が、なんとテレビのリモコンを取ろうと、眉根にしわを寄せながら腕を伸ばし、前に進んでいる。一歩、二歩と進んでリモコンを掴んだ時には、リポビタンDのファイト~1発!と重なった。恐らく20cmぐらい進んだだけなのだが、これだけで、1日嬉しくて、みんなに叫びたいぐらいの衝動。

4879声 秋風

2021年08月18日

昔赤城山振興を担当してた頃、赤城南麓エリアと区別するため、大沼周辺のことを山頂と呼んでいた。山頂は季節の移り変わりが早い。赤とんぼが飛んでいるし、鰯雲が秋を感じさせる。もう少ししたら一気に寒くなるので、炊き火が楽しい季節になる。7ヶ月の我が子も、既に5回目のレイクサイド。炊き火だけで言えば10回以上付き合わされている。普段の生活では耳にしない、鳥のさえずりや寄せては返す波音、木々を揺らす風の音、これらは子供の情操教育に良い影響を与えると思っている。さざ波を聞きながらの昼寝も眠りが深そうである。近いうちに泊まりのキャンプをしたい。

4878声 デビュー

2021年08月17日

さてさて今日のメインのホットサンドメーカー。先ずは広島風お好み焼きもどき。卵を溶いて半分をホットサンドメーカーの受け側に入れ、カットキャベツ、焼きそばの麺を乗せ、更にキャベツ。最後に残った卵を入れ、蓋側のフライパンをセット。炊き火が若干弱めだったので片面4~5分ぐらいづつ熱して完成。CHUMUSのペンギンもキレイに焼き色がついている。可愛い。かつお節を忘れたが、まぁしょうがない。ソースとマヨネーズをたっぷりかけて実食。麺もふっくら熱がとおり、美味しい。友人が持って来てくれた、食パンにサバ缶とアラビアータソースを挟んで焼いたがこれも美味。Youtubeで見た、みたらし団子の豚バラ巻きはクセになる旨さ。ホットサンドメーカーは、熱がまんべんなく効率よく全体に伝わるので超簡単に料理できる。これは素晴らしい調理器具である。家でも多用しそうである。

4877声 高原リゾート

2021年08月16日

夏の陽光をキラキラと反射する波打ち際。目の前には長七郎山。チェアーに深々と身を沈め、しばし風のそよぎに身を任せる。キンキンに冷えたビアを口に含めば、高原リゾートの完成。もう最高である。クルマで1時間そこそこでこの天国。みんなもっと来れば良いのに。炊き火台をセットし、面倒だから焚き付けでさっさと火をおこす。ビアを飲ませていただく代わりに、設営、料理、撤収は全部やる。妻は準備ができるまで子供クルマで涼んでいる。

4876声 大沼

2021年08月15日

前日までは雨予報だったが、連日の雨間を縫って奇跡的な晴れ間。家族と赤城大沼へ。ビジターセンターで友人と待ち合わせ。水位が高く、なかなか炊き火のできそうな水辺がなかったが、オートキャンプ場付近で、どうにか大人3人とベビーカーを設える場所を発見。先ずはベビーカーを設置する。隣に妻のチェアー、炊き火、私のチェアー、友人のチェアーをレイアウトする。

4875声 HM

2021年08月14日

ファミリーキャンプデビューに向け、この巣ごもりの数ヶ月、ひたすらキャンプ動画を見た結果、いくつかのギアを購入することに。先ずは第1弾として、CHAMUSのホットサンドメーカーが届く。これさえあれば、ホットサンドはもちろん、色々な料理が作れる。分離して二つのフライパンとしても使える。ペンギンの焼き印が付くのも可愛い。今週末、雨が降らなければ赤城大沼に行きたい。

 

4874声 清々

2021年08月13日

久々の出勤ということもあって、ぐっすり眠って起床した。いつもなら、親より早く目覚めて、母ちゃんをつねったり、父ちゃんを蹴ったり、世界中に朝の到来を教えているようにアウアウと鳴いている娘が、なぜか出勤時間になっても起きず。聞けば、昨晩はあまりよく眠れていなかったらしい。今日は出勤前のルーチン、娘を抱いての充電ができない。。久しぶりに妻のみの見送り。がんばってね~と笑顔で手を振ってくれる。改めて清々しい人だなと思う。

4873声 至福

2021年08月12日

 

大間々の生ホルモンの名店、双葉食堂でランチをと思ったが、まんぼうによりアルコールが飲めないことに気付き断念。妻のすすめで、桐生市内にあるホルモンの専門店ホームランへ。ホルモン大好きだが、専門店で買うのは初めてでテンションが上がる。休日ということもあり、売っていたのは、カシラとヒモとレバーのみ。レバーの断面で新鮮さが伝わってくる。妻の実家に持ち帰り、卓上コンロで焼きながらビア。タレもあっさりしており、程よくニンニクが効いていて、いくらでも食べられる。まさに至福のひととき。翌日、再度訪問したのは言うまでもない。

 

4872声 センス

2021年08月11日

今日も雨ということで、大川美術館の企画展「Kiryu POP」とコレクション展へ。マリー・ローランサン《女性の半身像》の妖しいほどの透明感にゾクゾクする。松本竣介の《街》も青が印象的で良かった。妻が高校時代からこの同じ場所に陳列されているそう。妻も好きな作家とのこと。娘はまたもぐずりだしたので、一端外に出て寝かしつけてからゆっくり鑑賞した。寝ては居ても五感で感じる何かがあったはず。人間のセンスとは、五感で受けた感性の総量だと誰かが言っていたが、であれば、親としてできることはしたい。

 

4871声 not a samurai

2021年08月10日

この企画展は鎧をまとう人々の彫刻や絵画など180点から成り、鎧を着た人物が所在なくたたずんだり、儚げな表情でうなだれたり、馬諸共武将が空中に浮かんだり、時にはブランドロゴの付いた鎧を自然に着こなしたり。一見ユーモラスに見える作品は、どこか物悲しい雰囲気を帯びており、儚い人間臭さを感じさせる世界観にどはまりしてしまった。途中で娘が泣き出したが、一回外に出て寝かしつけてから、再度突入。思う存分、not a samuraiの世界観に没入した。

4870声 館美

2021年08月09日

お盆ということで桐生に帰省。妻の実家であるが、子供が産まれてから、ただいまと帰れる家になった。気さくなご両親なので、結構自由にさせていただいている。雨も降っていたので、普段はなかなか行けない館林美術館で開催されている企画展、野口哲也氏の「this is not a samurai」へ。

4869声 帰省

2021年08月08日

なんだかんだと週末は夫婦の実家である渋川や桐生に泊まることが多い。祖父母が孫に会えるのを心の底から喜んでくれるというのもあるが、コロナ禍で、普通ならある新生児の親子が集うイベント等が全く開催されていないので、母と娘だけの時間が多くなる。あまり子供が人見知りになってもと思い、両実家には外出プラス家族以外の人に慣れさせるために、協力して貰っている感じである。いつもご馳走が出てくるからということでは決してない。あくまで子供のためである。母さん、今週は鰻ごちそうさまです。

4868声 試される

2021年08月07日

赤ん坊だから手玉に取るのは簡単だろうと思うかもしれないが、思いのほか難しい。家の娘は意外とクール。高い高い的なアクロバットやコチョコチョ程度の幼稚な技は、3回ぐらいで飽きてしまう。そして、なんでも見透かしているような瞳でじぃーーーっとこちらを見ている。親って人間力が試される。