日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

1540声 2012年春分の日の吟行漫筆

2012年03月21日

じゃあ、この場所に一時間後に集合。
そう言う話になって、みな、城址公園の方々へ散らばって行った。
豊かな日差しに、春めいている園内。
春休みの学生たちが、音楽に合わせてダンスを踊っていたり、
乳母車を押してゆく夫婦の足並みは、自然と揃ってゆく。

「さてどこへ」
辺りを見回したが、やはり、直ぐそこのベンチでワインを飲んでいる一団のところへ、
吸い寄せられてしまった。
素竹さんから紙コップになみなみと赤ワインを注いでもらって、
こぼさぬようにお濠の上へ登ってみた。

まだ蕾の膨らんでいぬ桜の下に腰を下ろして、お濠に溜まっている水を眺めていた。
幾時代を経て来たのか、深緑色にくすんだ水は、
そこはかとなくあやしくげな波を立てている。
しかしこれは、まぎれもなく「春の水」。
こんなあやしげな春の水の句もよかろうと思い、ちびりちびりとワインをやりつつ、
囀りの降りしきる中、俳句になるまで眺めていた。

二、三句作ってベンチまで戻ると、またなみなみとワインを注いでくれた。
仄かに赤い顔をしている素竹さんと、周辺に居たさくらさんと一緒に、
城址公園の方へ向かった。
城址公園で作ろうとしたが、その頃には酔いが回って来て、
ろくな句ができぬので、句帖をポケットにしまってぼんやり歩いていた。

【天候】
終日、快晴。

1539声 春分句会

2012年03月20日

少し、ならず酔っ払いつつ書いているので、
簡潔と言う事を念頭に置きつつ、進める。

今日は句会と祝賀会だった。
春めいてきた高崎の城址公園を、ひとしきり吟行した。
桜はまだつぼみも膨らんでいなかったが、
お濠にたゆたう水は、だいぶ温んでいる気配があった。
参加者一同の句を見るに、やはり春の訪れとともに、
心が解けてのびのびと詠んでいるようだった。
自分を含めた酒飲み連中は、紙コップでワインをやりつつ句作。
春よりも、そちらの方が心を解かせたのかもしれない。

その後は、市街で仲間に俳句の賞を頂いた祝賀会を開いて頂いた。
群馬からは、それも同じ俳句の会から三人も入賞者を出したので、
会を開く方はいろいろと大変だったと察する。
有り難い気持ちを噛み締めらなが、帰路に就いた。
帰る頃には、髪をなびかせるほど夜風が強く吹いていたが、
酔い覚ましには丁度良かった。

【天候】
終日、穏やかな春分の日。

1538声 花おそげなる

2012年03月19日

「桜はいつごろかなぁ」
筆を置き、一休みしながら素竹さんと雑談していたら、初花の話になった。
窓の外は雨。
春の雨、と言うにはちと冷たすぎる雨であった。

俳句をやっているもの、のみならず、日本の巷ではそろそろ、
桜の話題が出て来る頃だろう。
店頭に並んでいる旅行雑誌類の表紙では、はや、桜満開である。
しかし、天気予報などを見ていると、今年ほ桜の開花は、例年よりも遅くなるらしい。

桜と言えば勿論、西行法師である。

吉野山桜が枝に雪散りて花おそげなる年にもあるかな

この桜は当然、まだ咲いていない。
開花が遅れたら遅れたで、花を待つ、その心を詠めばよい。
この歌からそう学んだ。

【天候】
終日、風強くもまずまず晴れ。

1537声 墨と筆

2012年03月18日

昨夜の、と言うか今朝がたの深酒から一夜明け。
幸い、二日酔いがそれほどまでに深刻でなかった。
寝不足ではあるが、さっさと用意して出掛けねばならぬ。
耳の奥にまで昨夜の喧騒が残りつつも、車を走させた。

素竹邸へ到着すると、もうさくらさんが達筆な字をすらすら書いていた。
取り合えず、見よう見まねで、素竹さんに刷ってもらった墨に筆をつける。
思えば、墨に筆をつけるのなんて、二十年ぶりくらいではなかろうかと思う。
つまり、小学生時分からまともに筆で文字を書いた事が無い。

さらさら、すらすらと、色紙に句を書いてさくらさんは颯爽と帰って行った。
その横に、自分の句を書かなくてはならない。
正直、下手くそで笑ってしまうくらいの腕なので、
心血を注いで一字一字書く他は手が無い。
人に進呈する物なので、自分にできる事はそれが最善であると、
開き直って酔っ払った蛇のような字を量産して行く。

書き終えて辞する頃には夕闇が迫っていた。
当然ながら素竹さんは、生きている様になめらかに筆で動かせ、
色紙に三句目を書いて、すばやく書き終える。
小休憩から、しばらく俳句の話をしていたので、一日仕事になってしまった。
午前中には弱かった雨足が、だいぶ逞しく成長していた。

【天候】
終日、雨降り。

1536声 やさしい夜風

2012年03月17日

四次会か五次会か。
もはや判然としないが、ともかくも楽しい酒だった。

新郎新婦の覚悟と人柄が、素晴らしい人をたくさん集めた。
その升席に加えさせて頂いて、お祝いの言葉を贈る事が出来たので、
いまとてもうれしい。
春の夜に相応しい、とても良い時間を過ごさせてもらった。

夜の街を歩く。
今宵の風は、ことにやさしく吹いていた。

【天候】
朝のうちは雨、その後降ったり止んだりだが、夕方には回復。

1535声 春夜

2012年03月16日

去年の今頃は、震災の影響がまだ色濃く残っていた。
毎日の計画停電で、真っ暗な家の中に居ても仕様が無いので、
夜は外をほっつき歩いていた記憶がある。

私に住んでいる場所は郊外なので、と言うか一面の田圃なので、
街の灯からは遠い。
それでも、停電になって真の闇が現れたような印象を受けた。
煌々と照る春の満月が、とても綺麗だった。

いまは、停電などもなく、それまでの生活に戻っているが、
外をほっつき歩いて、夜空を見上げる事も無くなってしまった。
そろそろ暖かくなって来たので、春の夜の句を、作っておこうと思う。

【天候】
終日、風強くも晴れ。

1534声 白旗

2012年03月15日

もう、白旗を振っているのに、一向に攻撃の手を緩めてくれない。
なので、私は終日、涙を流していた。
ついでに、鼻水も流して、目を擦り、目薬を差した回数は忘れてしまった。

猛威。
今日の花粉は、まさにそれであった。
花粉のおかげで思考の方も茫々となり、いま振り返っても、
一日の記憶がおぼろである。
それでも、「花粉ごとき」と言う気持ちがあるので、薬は飲んでいない。
飲めば、幾分かこの苦しみから解放されるかもしれない。
しかし、銭湯の熱い湯みたいに、徐々に体を慣らして行けば、
いつしか悠々と過ごせるのではなかろうか。
そう言う望みを持っている。 

花粉症は、一度治れば抗体ができるような類のものではない。
それは分かっているが、まだ治る方法も分かっていないのだから、
そう言う望みが全く無い、とは言い切れない。
まぁ銭湯でも、どうしても熱くて、指一本浸かれない湯もあるのだけれど。

【天候】
終日、晴れて風強し。
花粉大量飛散。

1533声 卒業子

2012年03月14日

昨日、今日は卒業式だった学校が多かったらしい。
卒業式を一次会とすれば、おそらく二次会、三次会なのであろう。
街のカラオケ店やファミレス、お好み焼きのチェーン店の駐車場には、
夥しい数の自転車。
自転車の様相を見るに、カラオケは高校生、お好み焼きは中学生であろう。
現代で言うところの卒業の歌を思い浮かべたが、流行歌に疎いので、
思い浮かんでさえ来なかった。
中学生が皆でお好み焼きと言うのは、なんだかぴったり合っている気がした。

この時期になると、さて、自分の若い頃はどうであったか。
芭蕉の、「さまざまのこと思ひ出す桜かな」ではないが、卒業子たちを見ながら、
ふと思い出に浸っている瞬間がある。
あれはたしか、大学の卒業式だったか、最終的に焼鳥屋でホッピー飲んで終わり。
と言うコースだった記憶がある。

【天候】
終日、麗らか。
夜9時過ぎ、千葉県茨城県で震度5弱の地震。

1532声 春のシャケ弁

2012年03月13日

このところ四五日雲りだったり雨だったしたので、
今日の晴れはとても気持良かった。
依然として風は冷たいが、日差しが暖かいので、
室内で昼寝するには好い季節になって来た。

外に出て目一杯春風を感じたのだが、この時期。
特に今日みたいな雨の翌日。
よく晴れて風の強い日は、花粉の飛散量が途轍もないので、
花粉症持ち私は一向に爽快感が得られない。

かゆい目を擦りつつ、昼の公園でシャケ弁当を食べていたら、
木陰から出て来た猫が、ベンチの横まで来て、顔を洗い始めた。
あれは、顔を洗っているのでなくて、花粉症だったのかも知れない。
箸でつまんで、「ぽいっ」、とシャケの皮をあげたら、
その場でゆったりと食べ始めた。
近所の飼い猫なのであろう。

【天候】
終日、風強くも晴れ。

1531声 花の粉

2012年03月12日

今日になって、一挙に花粉症の諸症状が出た。
鼻水、目のかゆみ等々。
これからおよそ一月、闘うと言うよりも既に戦意喪失しているので、
打ちのめされるばっかりだと思う。
花粉症の期間は、風呂がとても気持ち好く感じる。
体に付着している全ての花粉を、洗い流し得た時の、あの爽快感。
さて、銭湯の出番である。

【天候】
曇ったり晴れたりの落ち着かぬ天気。
風花なども舞う、寒い一日。

1530声 それまでとこれから

2012年03月11日

金曜日に落語会を見逃がした事が、まだ尾を引いている。
「野ざらしかぁ」などと、何かの拍子に当日の演目がぽろっと口からこぼれてしまう。
この気持のもやもやに起因すること。
見逃がした事もそう、日曜日だと言うに曇天と言うこともそう。
そしてなにより、東日本大震災から、丁度一年の節目を迎えた日だからと言う事が、大きい。

午後2時46分には、黙祷した。
被災地からの中継をテレビを見ながら。
今日、友人が被災地へ行っており、時折メールをくれた。
添付させている写真。
例えば、SLが線路脇に倒れてそのままになっている写真などを見ると、
やはり、気持のもやもやを実感する。
その感情を、私は端的に表現できない、ただ、「もやもや」していると言う実感はある。

黙祷を終え、深呼吸した。
一年前の今日は、それまでとこれからに分けねばならぬ日。
これから、に生きる私たちのすべきこと。
それは、とりあえず、私は、いまから、酒場へ行こうと思っている。
友人のごく小さな送別会がある。
進んで行く。
とりあえず、私は、私たちは。

【天候】
終日、曇天。
夕方より小雨。

1530声 公開発表会

2012年03月10日

さて、日曜日の朝は曇っていたのだが午前10時を過ぎた現在。
雲間から薄日が差し込んで来た。
昨夜の悔恨を忘却したいがために、飲み倒してしまって、土曜日の朝。
睡眠時間が極端に短いがために、酒が残っているのだがいないのだか。
判別もおぼろげなまま、一日の予定をこなす。

仕事はあるし何はあるし。
判別もおぼろげなまま、一日の予定をこなす。

この日の最大の予定は、群馬県立女子大学で行われている、
「群馬学リサーチフェロー公開発表会」
と言うもの。
およそ一年間の研究内容を、大学の広い教室の壇上で発表せねばならない。
一人終わって、私の番。
「えーっ、わたしは群馬県の銭湯の事について、えーっ」
その後は支離滅裂もどんどん加速し、もはや凄惨な状況。
冷汗三斗の思いで、そそくさと発表を終えた。
終えてからしばし、質疑応答の時間がある。
聴衆は、「銭湯」事に関して、むしろ私よりも思い入れの強い世代の方々ばかりである。
いくつか鋭い質問もあり、たじろいでしまったが、それはこう言う発表会のような場所では、
発表者にも発見があるので、むしろありがたい事だと思った。

なんだかどっと疲れたが、一応、群馬学リサーチフェローとして、
最後の大きな仕事を終えることができた。
と言う安心感はあった。
麦酒ではなく、コカコーラを飲んで、早めに床に就いた。

【天候】
終日、曇天。

1529声 断念

2012年03月09日

週末の初日から押し寄せる波にのまれて、いま日曜日の朝である。
そして、本来これを書くべき日である金曜日の事を、
パソコンの前で思い出している。

この日は夜、「太田市新田文化会館」で開催される落語会に行く事になっていた。
過去形にしてある時点で、だいたい察しがつくと思うが、行けなかったのである。
私だけ。
なので、素晴らしい師匠の一門会なのであるが、それがだれかは書きたくない。
当日の落語会の素晴らしさは、その日の夜。
観て来た仲間から酒場でさんざん聞いて、げんなりしている。

電車に乗り遅れる。
と言う失態をしてしまった自分を許す事が出来ず、
そのまま伊勢崎駅構内の居酒屋で、自棄酒に至った。
とても楽しみにしていた、師匠が出て来る姿を拍手で迎える情景を想像していた。
それは仲間も同じであろう。
それなので、遅れて来て高座の途中でホールの席を腰をかがめつつ、
うろうろするくらいなら。
ましてやそれで仲間の空気、いわんや師匠のみならず、
前座の噺家さんの空気に水を差すそうな事は、できぬ。

割り切って。
また、観に行こうと思う。
空席をひとつ作ってしまった事が面目ない。

【天候】
終日、冷たい雨。

1528声 春の嵐の前

2012年03月08日

天気予報を見るに、明日は更に冷え込むらしい。
関東地方の気温も、軒並み一桁台である。
それにもかかわらず、最近、テレビを見ていると、
麦酒関連のCMが多くなって来たと感じる。
タレントや俳優が、汗かいたグラスの麦酒を、
美味そうにごくごく飲んでいる。
そんなところにも、明るい春の気配。

巷は卒業式が終わってがらんとなった学校や、
人気の無い酔街などが目に付くが、それもあと数週間。
月末から月初にかけて、送迎会、歓迎会などで、
俄かにまた春狂乱の時期がやってくるだろう。
いまは未だ、嵐の前の…。

【天候】
終日、曇り。

1527声 あやしげ熱気

2012年03月07日

「なんか俳句の賞獲ったらしいよ」
てぇのが、徐々に仲間内に浸透してきて、ご無沙汰している友人や、
遠方に住んでいる知人などから、最近になって祝いの便りが届きはじめた。

今月来月は、その関連で出掛ける予定が少なからず入っている。
その大半が、祝いの席なので嬉しい限りであるが、中には、
お祭り好きな知人もいて、「それきた」とばかりに目下、宴席の段取りを決めている。
お祭りで思い浮かべるのは、一つの対象物でなく、
その場の一切合財が混ぜこぜになって放っている、あやしげな「熱気」である。
つまりは、賞でもなんでも、みんなで「わっ」とできれば一番良い。

それなので、今月来月は、「ありがとうございます」を言う機会が極端に多いであろう。
先月の終わりに参加した大きな俳句大会でも、そんな状況であった。
「ありがたい」と言う事をじわじわと感じるのは、
俳句なんて絶対に興味の無さそうな知人から、お祝いの言葉をもらった時。
「なんか分からんけど取り合えずおめでとう」的な軽さが、丁度好い時もある。

【天候】
終日、曇天。

1526声 太陽と青空とソーダ水

2012年03月06日

昨日から一転して、好天の今日。
三月も上旬だと言うのに、四月を飛び越えて、
もうゴールデンウィークの頃の暖かさだと感じた。
長袖のワイシャツ一枚で歩いていて、丁度良い。
小走りに駆けると、薄っすら額に汗のにじむほど。

いつもはコンビニへ寄ると、決まってホットコーヒーを買っていたが、
今日ばかりは、冷えた炭酸飲料を買った。
外に出てグビグビ飲んでいると、ペットボトル越しに太陽と青空が見えた。
太陽と青空とソーダ水。
「プカッ」っと、頭の中に一句浮かんできて、メモした。
しかし、この「ソーダ水」てぇのは夏の季題である。
句会などで、やかましく季題と季節の齟齬を指摘する人がいるが、
私は殊更、歳時記に縛られなくとも良いと考えている。
例え三月上旬でも、歳時記の「三月」欄にその季題が載っていなくとも、
そこで夏を感じたら迷わず夏の句を作るべきである。

【天候】
終日、晴れて暖か。

1525声 ペンギンの旅

2012年03月05日

起床してカーテンを開けると、意外にも外が白かったので驚いた。
雪であるが、まさしく春の雪で、たいして積もる事はなく、
まもなく霙に変わって冷たい雨になった。

終日、冷たい雨が降り続いた。
朝の報道番組で、東京の水族館からフンボルトペンギンが一羽、
脱走したと言うニュースを伝えていた。
旧江戸川へ逃げて行ってしまったと言う。
そのまま太平洋へ出て、どうにかいい波を掴んで、
地球の裏側辺りへ行って欲しいと思った。
探している人は大変だろうが。

【天候】
朝より雪のち霙交じりの雨。
夜半には上がる。

1524声 梅林の夕景

2012年03月04日

「箕郷梅林はもう咲いていますか」
電話の画面には、そう書いてあった。
眠い目を擦りつつ、意識朦朧としつつも、
「たぶん咲いてます」
と言う旨の一文をどうにかメールで返信して、また寝床に潜り込んだ。

起床し、珈琲を一杯飲んで意識もはっきりして来ると、
だんだん不安になって来た。
「果たして咲いているのだろうか」
それがどうしても気になって、自分の目で確かめることにした。
開花状況を確かめると共に、梅の句も作ってこようと思った。

ぐずぐずしてから家を出たので、梅林に到着した頃には、日が傾いていた。
概ね二部。
高台から眺める梅林は、そのくらいの開花状況だった。
中には、早咲きの種類なのであろうが、ほぼ満開になっている紅梅も数本あった。
日没の滲んだ日色と、紅梅の深い色合いが溶け合って、美しい。
逆光の中で、その光景を五七五にしようと試みたが、
どうにもしっくりした句ができなかった。
がらんとした駐車場には、まだ骨組みだけの梅見小屋が建っていた。
メールをくれた主には、ちと悪いことをしたと反省した。

【天候】
朝より曇天。
日が沈んでから、雨。