穏やかで春めいた一日。
マラソン日和であり、本日は東京マラソン開催日であった。
私には関係のないことだが、洗面所に「伊勢崎シティマラソン」
と印刷されたタオルが掛かっており、彼の日のことを思い出した。
その一回きりだが、大人になってからマラソンに出たことがあった。
マラソン後、風呂上がりに飲んだ生麦酒は格別であった。
ほんと、美味かった。
そういう飲み方を、久しくしていない。
2017年02月26日
穏やかで春めいた一日。
マラソン日和であり、本日は東京マラソン開催日であった。
私には関係のないことだが、洗面所に「伊勢崎シティマラソン」
と印刷されたタオルが掛かっており、彼の日のことを思い出した。
その一回きりだが、大人になってからマラソンに出たことがあった。
マラソン後、風呂上がりに飲んだ生麦酒は格別であった。
ほんと、美味かった。
そういう飲み方を、久しくしていない。
2017年02月25日
利根川を見に行った。
霞ヶ浦に近いので、川幅も広くたっぷり流れている。
比べて群馬で見る利根川は、ずいぶんと急流である。
山村暮鳥の「春の河」のような風情であった。
帰ると、句集が一冊ポストに届いていた。
白と青の清々しい装丁に、見返しはエンジ色。
作者の指示であろうと思う。
お洒落な人だから。
2017年02月24日
雲多く寒い一日であった。
新聞紙面では、本日より「プレミアムフライデー」が始まったとの由。
給与支給日直近の月末金曜日は午後三時で仕事を切り上げ、
家へ帰るなり、街へ繰り出すなりしようという、何だか、
私立高校の校則のような運動である。
しかしそう感じるのはいまだけで、
週休三日制を試験的に導入している企業もあると聞く。
十年くらい経てば、プレミアムも何もあんた、
うちは金曜日は休みですよという企業が、一般化しているかもしれない。
最近は小奇麗な立ち飲み屋などが都内に増えてきて、
まだ夕日の沈まぬうちから、スーツを着た人たちで賑わっている。
そうすると、新橋あたりではこのような現状に輪をかけて、
金曜日の酔っ払いが増えるというわけである。
逆に、ベッドタウンから通勤している人は、
地元に帰ってから飲むのかもしれない。
三時過ぎに都内を出ればちょうど良い頃合ではないか。
余暇が増えるのは良い思うが、それより、
稼働日にある「あそび」の部分が無くなることがおそろしい。
2017年02月23日
雨のち晴れ。
近所にコンビニエンスストアがオープンした。
正確に言うと、サンクスだった店舗がファミリーマートとして、
リニューアルオープンした。
報道されていた通りである。
ファミリーマートとサンクスの親会社である
「ユニーグループ・ホールディングス」が、
コンビニ事業のブランドを「ファミリーマート」に統合したので、
今後、サンクスは消滅して行くことになる。
先日も上毛新聞が1面で。ローソンとセーブオンの提携を報じた。
という報道を目にした。
これにより今後、セーブオンのほぼ全店はローソンに転換されるという。
実家の近所のコンビにニと言えば、セーブオンだった。
むしろ、近所にめぼしいコンビニといえば、セーブオンしかなかった。
子ども時分にはよく入り浸った。
地方のコンビニは、店員の方も長年変わらず、
どこか「商店」の香りのする親しい存在であった。
逆を返せば、セーブオン以外のコンビにはどこか都会の香りがしていた。
ある日、近所のセーブオンから電話があり、
店長らしき人が私の財布を保管しているという。
すぐ行って確かめると、確かに紛失していた私の財布に間違いない。
間違いはないのだが、紛失したのは何年も前であった。
つまり、小学校三年生ごろに紛失した財布を、
六年生になって引き取りに行ったのである。
確か、本棚だが、商品棚だかを入れ替えた際に出てきたらしかった。
親が私の財布に住所、氏名、電話番号を書いていたので、
店長は持ち主の私を特定できたのである。
店長にお礼を述べ、「けろけろけろっぴ」のビニール財布を、
受けとって来たのであった。
あのセーブオンは、ローソンになるのであろうか。
2017年02月22日
快晴だが、つめたい風であった。
朝、家の前の桜並木で学生たちとすれ違った。
参考書を持っている学生もちらほらいたので、
期末テス期間中であろうか。
あとひと月もすれば、卒業の時期であるな。
そんなことを考えつつ、昨晩飲んだ麦酒瓶を、
ごみ置き場のビン・カンの箱の中へ置いた。
ガコン、とむなしい音であった。
2017年02月21日
昨晩は強風の影響で、首都圏のJR各線に運休が出ていた。
春の嵐らしく、そこはかとなく潮の香りが漂っていた。
それを思えば、上州の鉄道各線は空っ風などものともせず、
砂埃だらけになって、ずんずん進んでいる。
強風に加えて雨も降っていた。
最寄り駅へ着くと、いつものことながら、
タクシー乗り場に列が出来ていた。
乗降客が多いこともあるが、駅利用者の送り迎えのため、
構内へ続く道路に一般車両が渋滞している。
それに伴いタクシーが思うように来ないことで、
列が更に長くなって行く。
家はすぐそこと、駅構内からタワーマンションを目指す人。
濡れるのはごめんだと、駅前でタクシーを待つ人。
そのうち止むさと、カフェで本を読む人。
どうにでもなれと、立ち飲み屋で飲む人。
私は傘にしがみついて、ずんずん進む。
2017年02月20日
あたたかな陽気で、花粉の飛散量が多く、
靄がかかったようなぼんやりとした世界になってしまった。
毎年の花粉症なので仕方ないが、
あとふた月はこの状態だと思うと、暗澹たる気分である。
鼻骨骨折をして、曲がった鼻を治したことがある。
術後、回復してからと言うもの、鼻の通りが断然良くなった。
良くなったのはいいのだが、
花粉症は以前にもましてむごくなった。
それでも、鼻の通りが良いというのは快適である。
おすすめしたいのだが、鼻の手術の、あの痛みったらない。
鼻の穴に棒を突っ込んで、ぐりぐり、なんて、
想像しただけでおそろしい。
それを思えば、全身麻酔の理由もうなずける。
ぜひ、おすすめである。
2017年02月19日
青空であった。
春一番以降、目がかゆい。
花粉症の時期が、ついに来たのである。
酒を飲むと免疫力が下がるのか、
症状が悪化するから、たちが悪い。
今朝、顔を洗ってから冷蔵庫の脇を通ったら、
蟻ほどの大きさのごきぶりがひっくり返って死んでいた。
春である。
2017年02月18日
終日、曇天であった。
句会のため、千葉県八千代市勝田台へ出かけた。
昨日は春一番が吹いてあたたかだったが、
一転、冴返ってしまった。
駅前から少し歩き、手ごろな森林公園へ歩を進めたが、
鴉がなくばかりの寒林という具合で、
春の気配が乏しかった。
すぐに森を辞して、こんな寂しげな場所まで歩を進めるとは、
私も物好きだと改めて思った。
句会で隣に腰掛けて居た俳人が、
「時間があったので駅周辺を歩いた」と言う。
問えば、あの寂しい森を訪れており、
森の奥へ進むと、寂しい池がひとつあったとの由。
上には上がいるものである。
2017年02月17日
昨日にもまして暖かな日差し。
先日、ペッパーの話を書いたが、出来栄えの良し悪しは別として、
いまや「俳句作って」とiphoneに問いかければ、人工知能が俳句を作る。
先日も、「羽生善治王座がついにコンピューターと対決するかも
しれない」と言う報道を目にした。気になって少し調べると、
碁や将棋のみならず、いまや小説を書き、音楽を創り、
絵画を描くというから驚きである。
ある句会では、投句をメールでしてくれという。
句帳に書いてある句をせっとメール本文に打ち込み、送信。
すると、句会の幹が人数分の用紙を持って、部屋へ帰ってきた。
用紙はつまり清記用紙で、そこには既に、
先ほど送信した参加者の句が印刷されている。
ランダムに振り分けられ、きっちり整列しているのである。
従来ならば、短冊に必要枚数記し、投句控えなどと一緒に、投句。
それを、幹事ないしは担当者が規則に基づいて振り分け、そして配り、
配られた参加者は、清記用紙に写していく、という手順である。
エクセルか何かのアプリケーションを利用しているのであろうが、
詳しく聞くのを忘れてしまった。
一度でも句会に参加したことのある人ならば分ると思うが、
選句までの手順が、いささか煩雑であり、
誤字脱字など間違えやすいところでもある。
その心配がなくなる、と言うのは、大いに快適でもあるし、
反面、句会の緊張がなくなることにも繋がる。
やはり、書くことによって養われる集中力もあると感じている。
一度便利なものを体感してしまうと、
それまでのアナログなものが億劫になってしまうものである。
誤字脱字などで、小さく揉めている光景を見たこともあるし、
また自分がしでかして痛い目をみた経験もあるので、
いまは、もうすこし各所の句会にITが普及してくれたらと、思う。
2017年02月16日
快晴続きで、心地よい陽気である。
日中の気温は桜の咲く頃くらいであったと、
気象予報士が伝えていた。
一挙に桃や梅が咲き、桜の蕾も膨らんだ。
麦酒を注げば、コップから泡が溢れ、
おっとっとと、口で迎えに行く。
その回数が、今宵は多かった。
どこか、気が急いているのだろう。
2017年02月15日
このところ快晴続きである。
本日も然り。
花見の予定を立てている。
俳句などに手を染めている方はこの時期、当然であろうか。
古参の俳人に言わせれば、遅すぎるくらいかも知れない。
花見句会をどのように開催するかは、
年間に開催される句会の中で、
神経を使う予定のひとつである。
この時期、花見会場付近での手ごろな句会場の確保は、
至難である。
それならば、花見と句会を一緒に、
つまりは花見用のブルーシートなどを敷いた上で、
花見をしながら句会をすればよかろうと考える。
これが中々上手くいかないのである。
何度も失敗した経験がある。
まず、書くのが困難。
昼は風が吹くし、夜は手元が暗いし。おしなべて寒いし。
そしてなにより、進行が困難。
乾杯してから句会を、などと悠長なことを考えていると、
桜の魔力か、その場の雰囲気か、すぐに酔いが回ってしまい、
もう句会どころではなくなってしまうのである。
ぐだぐだになった句会を切り上げ、早く腰を据えて花を見て、
杯を傾けようではないか。
という経験が、何度となくある。
それでも、また花の下で句会がしたくなるのは、
やはり桜の魔力か。
2017年02月14日
古本屋で文庫本を一冊買った。
値段は三百六十円であった。
帰りの電車の中で、裏表紙に貼ってある、
値札シールを爪で剥がそうとすると、
二枚重ねて貼ってあった上の方の、
つまり三百六十円と記してある値札だけ剥がれた。
下から出てきた値札には、百円と記してあった。
三百六十円の上に、百円の値札を貼るのは分るが、
その逆があるとは驚いた。
郊外から都内の店舗に持ってくると、値段が上がるのだろうか。
この作家の本の価値が急上昇し、慌てて値段を貼り直したのだろうか。
そんなことより、今日はバレンタインデーである。
2017年02月13日
すっきりと快晴。
帰りがけに空を仰ぐと、満月であった。
最寄り駅の構内に、チェーン店のたこ焼き屋が開店した。
最近流行の、店内で立ち飲みができるようになっている店舗である。
もちろん、窓から注文すればお持ち帰りも出来る。
立地が影響しているのか、ときおり、
なにやら揉めている光景を見ることがある。
今夜も、おじさんが窓越しの店員になにやら説明していた。
近づくと「だから、二個」とおじさんの声が聞こえた。
その前には、少々慌てた様子の若い店員。
「○○円になります」
たこ焼き二個にしては随分安いな、と思ったが、すぐ合点した。
おじさん言うことろの「二個」とは、
たこやき六個入りの二船ではなく、
文字通り、二個だけ欲しいということであった。
マニュアルにあるのかないのか。
それは、六個入りの金額を割って、二個だけ販売した金額であった。
2017年02月12日
風は強かったが、快晴であった。
溜まっていたお礼状など書いていたら、日が暮れてしまった。
俳人の住所を知るには「年鑑」が便利である。
頁をめくると、しばらく会っていない数名の方の住所が変わっていた。
もっとも、私もその一人である。
俳句と生活は密接しているので、葉書に住所を書きながら、
その人の暮らしぶりや、句作環境に思いをめぐらした。
都会か郊外か、海の近くか山の近くか、この葉書が、
どんな町のどんなポストに届けられるのだろうかと。
2017年02月11日
定例句会で原宿へ出かけた。
暦の上では早春といえど、二月はまだまだ寒い。
朝からすっきりと晴れていたので、
句会でも青空の寒さを詠った句が出ていた。
暦の上で立春を過ぎると、冬の寒空とは、
ことなる寒空である。
どこがどう違うと、理路整然とは説明できない
けれど、体感してみるとやはり歳時記ある「春
寒」がしっくりくる。
駅前の雑踏を抜け、代々木公園へと入ると、梅
の香りなどほのかに漂ってきた。
ちらほら春の気配があるのだが、一句も出来ず、
半ばあきらめてベンチへ腰掛けたとき、しゃぼ
ん玉がふうわりと。
芝生の方を見ると、大きなブルーシートを敷い
た上で、おじさんがしゃぼん玉をしていた。
プラスチックの鎖のようなものに二本の長い柄
を付けた器具を、シートからぶわっと空へ浮か
せる。
そうすると、鎖の隙間から何百と言うしゃぼん
玉ができるのである。
しゃぼん玉へ群がる子どもたち、黙々としゃぼ
ん玉を作るおじさん、傍らで見守る親御さん、
そして、私。
しゃぼん玉は、見ていて飽きない。
それが、はかないものだからからかも知れない。
2017年02月10日
ヒューマノイドロボットのペッパーを、
巷でよく見かけるようになった。
先日は、高速道路のサービスエリアにいたし、
今日は、携帯キャリアショップにいた。
今日のペッパーは、五十年配の女性と会話していた。
私は椅子に腰掛け、その声を聞くともなしに聞いていた。
調子よく、滞りなく会話は進んでいたのだが、
途中からあやしくなったきた。
基本的にペッパーの質問に、女性が答えるという流れなのだが、
その質問内容が、どんどん深くなって行き、
女性が答えに窮する場面が出てきたのである。
「好きな人はいますか」
店内に響きわたるペッパーの声。
「デートにいくなら、どこがいいですか」
まではよかった。
「プロポーズされるとしたら、どんな場所がいいですか」
店内の人の耳も意識していたであろう、
この質問に長考したその女性は、ほろりと小さな声で答えた。
「海の見えるレストラン」
まじめに答えるその女性の乙女な一面を垣間見て、
胸がほのと温かくなった。
そして、間髪いれずペッパーが無機質な声で返した。
「それはいいですねー」
2017年02月09日
首都圏は朝に小雪がちらつく程度で済んだが、
山間部や西日本では大雪になったようである。
こんな程度でも都内は、特に地下鉄など通常よりも、
だいぶ混雑していた。
平日の朝は、毎日似たような状況であるが。
たまに、紙の珈琲カップ片手に、
地下鉄のホームまで降りてきた旅行者らしき方が、
この芋洗い状態の列車の行き来を、呆然と見ている。
今日も、大型のスーツケースをひいた若い男女が、
「とても乗車できない」といった調子で、
ホームのベンチに座っていた。
二人は、胸にチャンピオンのワンポイントの入った、
おそろいの濃紺のパーカーを着ていた。
私もこちらに出てきた当初は、
乗り換えに疲れてしまうことがあった。
そういうときはよく、秋葉原駅のミルクスタンドに立ち寄り、
フルーツ牛乳などで一息ついていた。
もうミルクスタンドにはだいぶ、寄っていない。