日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和8年度は4月(坂)5月(ぬ)6月(岡)7月(す)8月(堀)9月(坂)10月(ぬ)11月(岡)12月(す)1月(堀)2月(坂)3月(ぬ)の順です。

1101声 雪崩式金欠状況

2011年01月05日

先日、全ての忘年会が終わった。
などと、安心していたら、今度はもう、新年会の話である。
その間に正月を挟んでいるので、肝臓の休まる暇が無い。
カレンダーの日付に、「休肝日」と銘打って、
赤丸でもつけた方が良さそうである。

今日の昼は、牛丼チェーン店で食事をとった。
時刻は正午過ぎ。
入口の硝子戸を開けた瞬間、たじろいでしまった。
空いていないのである。
席が、L字カウンターに、ひとつも。

勤め人から、制服の学生まで、多彩なお客さんで、
L字カウンターは満席。
カウンター後ろで待っている私の後にも、
次々にお客さんが入店して来て、忙しない。
その雰囲気に押され、私も急いで丼をかき込んで、店を後にした。
まるで、ホームの立ち食い蕎麦さながらの状況であった。

午後の麗らかな日差しの中で、推察するに、「金欠」なのではなかろうか。
正月ってのは、大人に限り、膨大な浪費を伴う期間である。
高い交通費を払って帰省すれば、親戚の子供連中がお年玉をせがむ。
家族親戚を食事に連れて行ったり、久しぶりに会う友人たちと飲みにも行こう。
初売りに行けば、セール品を衝動買いしてしまったり、
喧騒の内に何だか良く分からない福袋を買っていたりする。
つまりは、そう言う正月マジックに掛かって、財布が一挙に薄くなってしまう。
クリスマスからの流れも考えれば、雪崩式に貯金が崩れ去って行く。
正月休みが明け、その報いを、昼食代の節約などで、甘んじて受ける事になる。

新年会などの多い今月中旬頃までは、未だ、この雪崩は続きそうである。
国内の気象状況も、正月から、中国地方で大雪が続いている。
春はまだ遠いが、無事に、迎えたいものである。
迎えられる様に、日々の生活の中で、金銭及び危機管理を心掛けたい。

【天候】
終日、雲一つない快晴。

1100声 第1100声記念特別企画「鶴の初夢恩返し」

2011年01月04日

今日から仕事始め。
ってな、社会人諸氏も多い筈。
今朝のニュースで、丸の内のサラリーマンに、
仕事始めの印象をインタビューしておりました。
青白い顔をした彼は、
「胃がキリキリする思いです」
と、一言。
初夢が覚めて、現実へ。
「分かる分かる」と頷いてしまうような、一コマでした。

さて、未だ初夢を見ていようじゃありませんか。
この日刊「鶴のひとこえ」も、本日でめでたく、第1100声を迎えました。
そこで今回は、第2段となる、「鶴の初夢恩返し」。
筆者、抜井諒一から、読者の方へ、景品をもって恩返しさせて頂きます。

その景品はと言いますと。
先日、俳句ingで訪れた、「椿山荘」の売店で購入して参りました。
私が選りすぐった「椿山荘土産」を、抽選で2名様に、一品づつプレゼント。
どちらの品にも、椿山荘のモチーフとなっている綺麗な「椿」があしらわれております。
それでは、下記を参照したうえのご応募、お待ちしております。

■応募方法
送付先の「郵便番号」・「住所」・「氏名」・「連絡先」を明記の上、
Topページにある【お問い合わせ】よりご応募下さい。

■応募締切
平成23年1月10日(日)

■当選発表
厳正な抽選のうえ、当選者には発送をもってかえさせて頂きます。

■アンケート
日刊「鶴のひとこえ」に対して、ご意見ご感想をご記入下さい。
※後日掲載させて頂く場合がございます。(無くても可)

※お一人様、メール一通のご応募とさせて頂きます。
応募に際し、頂いた個人情報は、当企画の目的にそった賞品送付等にのみ利用し、
他目的には利用しません。

【天候】
終日、快晴。
午後より、若干風強し。

1099声 我が新春の吟行会

2011年01月03日

正午を過ぎて、ようやく腰を下ろしたのは、駅前のロイヤルホスト。
取り合えず、生ビールを注文して、一息付く。
そして、徐にポケットから取り出すのは、歳時記とメモ帳。

新春恒例となっている、「第15回ワルノリ俳句ing」を、
昨日、無事に終えた。
当日の混雑状況を加味し、初詣先は、
JR大塚駅前の「天祖神社」へ参拝した。
駅から徒歩2分と言う好立地にも拘らず、
目立った混雑も無く、参拝する事が出来た。

見れば今年は、昨年の俳句ing参加者の方がほとんどいない。
と言うのも、女性陣のあの人この人。
目出度く結婚する、と言うではないか。
彼女の人生は動いている、それも良い方に。
彼女が卒業したのか、私たちが留年したのか。
どちらにせよ、残り者。
一同で、天租神社へ賽銭投げて、強引に縁結びを祈願した。

商店街はほとんど休業。
神社横の銭湯、「大塚記念湯」も、残念ながら2日は休業。
昼食を駅前のロイヤルホストでとり、落ち着いて、句作に励む。
その後、巣鴨へ行き、「とげぬき地蔵」や商店街をそぞろ歩き、
初市の風情で一句。
そして、いよいよ、JR池袋駅から、「椿山荘」へバスで行き。
俳句発表及び選評を済ませてから、お待ちかねの食事。
豪奢な雰囲気に、一同、緊張しつつも、愉しく箸を進める。
その後、特設の寄席で落語を堪能して、帰路へ。

やはり、私たちが地方出身者と言う事も多分にあるだろうが、
都会へ出掛けると、都会の風物が句に折り込めるので、新鮮。
だと、感じた。
「赤城山」や「温泉」なんかも、良いけれども、
「スカイツリー」だとか、「東京タワー」ってな都会的なものに、魅かれる。

【天候】
終日、寒いが気持の良い快晴。

1098声 朝の光線

2011年01月02日

早朝の未だ寒い部屋で、パソコンに向かっている。
窓の向こう、雲の裏で太陽が輝いている。
赤城山のゆるい稜線。
その上に薄く霞んでいる雲。
里は閑かな淑気に包まれている。

今朝は、新春の俳句ingで出掛ける為の早起きである。
高崎駅から、一路、都内を目指す。
おそらく、初詣は何処へ行っても黒山の人だかり。
それでも、行くのである。
いい加減もう、正月の駘蕩とした空気にも飽きて来たので、
丁度良い頃合いだと感じている。

さて、そろそろ出掛けないと、間に合わない。
雲が動いて、雲間から強い日差し。
一筋の光線となって、私の目に幾筋も注いできた。

【天候】
雲多くも、穏やかな晴れ。

1097声 謹賀新年2011

2011年01月01日

卯年、あけましておめでとうございます。
今年もひとつ、宜しくお願い致します。

今週でこの日刊「鶴のひとこえ」も、目出度く第1100声を迎えます。
そこで、毎年恒例の「日刊鶴のひとこえ3周年及び1100声記念企画」、
を掲載いたします。
実は、未だ何も用意しておりません。

明日は恒例の、新春俳句ingに行く予定ですので、そこで、何やら収穫が有るやも。
と言う、安直な考えを抱いております。

ここだけの話。
と言っても、私が話せる場所はここだけしかないのですが。
今年の新春俳句ingの参加者。
若干名。
という現状が御座います。
去年に比べて、ですがね。
去年が、かなり多かった、のです。

そこで、今、突発的に思いついたのですが、どうでしょう。
「投稿」ってのは。
句が思い付いた方は、是非、Topページにある【お問いあわせ】から送って下さい。
「俳句」と「名前」(下の名前だけでも可)。
「俳号」がある方は、是非、号をお忘れなく。

「ワルノリ俳句」
なんて言っているくらいですから、どうぞ、お気軽にご投稿下さい。
1月3日を、締め切りとさせて頂きます。

俳句には、「季題」ってものがあります。
これを五・七・五と言う形式に入れ、韻文詩の構成要件…。
なんて、難しい事は取り合えず置いておきまして。
俳句の偉人たちは、もう元旦から、俳句を詠みまくっております。
では、郷土の俳人の句をひとつ、見本として挙げます。

元旦や赤城榛名の峰明り    村上鬼城

クレインダンスへの年賀のお便りも、【お問い合わせ】から、お待ちしております。
それでは、全ての読者皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
乾杯!

2011.1.1 正午  「めっかった群馬」編集長   抜井 諒一

【天候】
終日、日本晴れ。

1096声 味は故郷

2010年12月31日

さて、大晦日。
読者諸氏の家でも、蕎麦に餅におせち。
揃えて、年越しの準備を済ませたところであろう。
今日は、ほのじでもおせちの引き渡しが行われる。
核家族で育った私は、小さい頃から、重箱に入った豪勢なおせち。
と言う物に、縁が薄かった。
毎年、母がスーパーで買って来た、出来合いの小さなおせち。
年越しは、「緑のたぬき」か「どん兵衛」であった。

その所為か、正月料理と言う物に対する興味が、とても薄い。
年越し蕎麦を食べずとも、元旦の朝に雑煮を食べずとも、
挙句の果ては、おせちを食べずとも、良いと思っている。

しかし、ここ最近は妙に、祖母が作ってくれた、おせち。
栗きんとん、伊達巻き、紅白かまぼこ。
なますに、昆布巻きに、焼き物に、煮物。
それ等が、とても懐かしく思える。
祖母は健在なのだが、当然、一昔前のように、
バリバリと料理は出来ない。

おせちは、食べておいた方がよい思う。
それが、豪華なおせちであろうと、なかろうと。
その味がきっと故郷になる。
日本人としての、である。

今朝、祖母から電話が有った。
「明日は何時頃来る」
かと、言う電話が。

毎日読んでくれた人、時々読んでくれた人、今日初めて読んだくれた人。
全ての読者諸氏に、一年間、ほんとうにありがとうございました。
「めっかった群馬」へのメールは、大晦日も元旦も受け付けております。
是非、お便り下さい。
それでは、来年もよろしくおねがいいたします。

【天候】
終日、薄く雲の掛かった冬晴れ。

1095声 暮れの雪

2010年12月30日

夕方から雪。
と言う天気予報に反する事なく、空には厚い雲が垂れこめている。
陽射しが無いので、現在時刻午後4時30分において、既に夜の感がある。
おまけに、とても寒い。

起床してまず、二日酔い。
深夜までの深酒によって、体力消耗が甚だしく、全身倦怠感である。
よろよろと、日帰り温泉施設まで車を走らせ、朝風呂。
毎年、年末年始になると、郷里に帰省して来たお客さんたちで、賑わう。
県外に住んでいる息子と、久しぶりに会ったのだろうか。
初老のお父さんと、息子と思しき青年が並んで、つかっている。
同じ釜の飯ではないが、同じ湯につかっていると、
自然と、親近感が湧いてくるから不思議である。

帰宅して、ひと眠り。
して、目が覚めたら、さて、一杯。
と言う小原庄助さん方式は避けて、
ひと眠りした後、年末らしく、テレビを観ていた。
思えば、今年。
生活の中で、Webをしている時間が長く、ほとんどテレビを観なかった。
Webを観ている方が、面白くなってしまったのも、ひとつの要因。

そろそろ、時刻は午後5時になる。
空にはすっかりと、夜の帳が降りている。
雪は依然として、降り出していない。
酢蛸を切って、テレビを観ながら、缶麦酒で一杯やるつもりである。

【天候】
終日、厚い雪雲の垂れこめている曇天。
とても、寒い一日。

1094声 再生の鍵

2010年12月29日

「群馬学」の関連で、先生にお願いしてあった銭湯資料が、先程届いた。
今、封筒を開封し、目を通している。

資料には昭和43年度の、群馬県内の公衆浴場、所謂、銭湯の数が載っている。
現在、正確な資料として残っているものは、昭和43年のものが最古らしい。
そこには、私の予想を遥かに超えた数字が記載されていた。

255軒。
これが、その当時の県内における、銭湯の数。
現在における業界の斜陽が、嘘のよう。
こんなにも、街に銭湯が溢れていたである。
その10年後の、昭和53年。
144軒。
数を減らす事、111軒。
数字の並びは良いが、業界の状況としては良くない。
おそらく、一般的に言われる様に、家風呂の普及に起因する、衰退であろう。
そのまた10年後の、昭和63年。
78軒。
数を減らす事、およそ半数に及ぶ、66軒。
衰退に歯止めが掛からず、年に5、6軒のペースで減っている。
そして、およそ23年後の現在では、27軒を数えるのみとなってしまった。

先日、新聞で、ミニシアターの「恵比寿ガーデンシネマ」が、
2011年1月28日をもって閉館する。
と言うニュースを読んだ。
同映画館は、1993年に都内一等地である恵比寿にオープンした。
前後して国内で話題となっていた、ミニシアターブームを牽引した映画館である。
17年の歴史に幕が降りてしまう。

昨今の、ミニシアターの状況と、伝統的な銭湯の状況。
ってのは、非常に似ている部分がある。
郊外大型店の出現と、若い世代の離れ。
とすれば、ミニシアターの再生が、銭湯再生の鍵でもある。
再生がよいか、新生がよいか。
未だ、具体像を得ないが、そう感じている。

【天候】
終日、冬晴れの一日。
東北地方などでは、数日前から豪雪。
よって、朝晩の冷え込みが、日毎に厳しくなってきている。

1093声 年末駘蕩

2010年12月28日

今日は御用納め。
今日で仕事納め、と言う勤め人の方も多いだろう。

昼、行きつけの食堂でラーメンを啜っていると、食い納め。
と言わんばかりに、隣の工業団地に勤める人たちが、押し寄せて来た。
どかどか来て、定食をがつがつ食って、さっさと出て行く。
誠に、爽快な食いっぷりである。

その一団が去って行った、午後一時近く。
今度は、既に年末休暇に入っているのか、
人生の休暇を謳歌しているのか。
暇な御仁たちが、ぽつりぽつりと来る。

角に座っている人の注文は、まず瓶麦酒と餃子。
斜向かいに座っている人は、モツ煮と温めに燗つけた酒。

「おばちゃん、じゃあ、俺もお銚子一本」
これ以上居たら、その言葉が口からこぼれそうだったので、
早々に、年末の挨拶を済まして、店を辞した。

年末の街中は、なんだか駘蕩とした空気が漂っている気がする。
元気が無いだけなのか、市井から年末感が薄れているのか。
「嵐の前の静けさ」
ではないと、良いのだが。

そう言えば。
先日、新聞社の方から得た情報によると、最近、
県内の銭湯がまた一軒、暖簾を下ろしてしまったとの事。
これで、県内に残る銭湯銭湯の数は、27軒となってしまった。
来年も、自分にできる事を、やってみるつもりである。

【天候】
終日、冬晴れの一日。

1092声 賀状配達員

2010年12月27日

街中のあちらこちらで見受けられるのは、冬休みの高校生たち。
賀状配達員の、アルバイトである。
寒風に頬を染めながら、立ち漕ぎで自転車を駆って行く。

年末の風物詩となっている光景だが、この光景を見ると、懐かしい。
と言うのは、私も学生時分に経験があるから。
我が幾多のアルバイト経験の中で、愉しく打ち込めた仕事であった。
ある年の正月。
年末に降った雪が日陰に残っており、非常に危険な路面状況で、
年賀状を配達した事もあった。
その時分。
私は大学生だったので、自転車で無く原付。
あの郵便局の、白と赤色のスーパーカブで配達していた。
派手に滑ってこけて、傷だらけになりながら、配り終えたのも、
今となっては、いい思い出である。
思い出した年賀状配達にまつわる俳句では、こんな句がある。

賀状完配われ日輪に相対す

作者は、磯貝碧蹄館。
郵便局に勤めていた俳人として、有名である。
私には、先に記したアルバイト経験が、この句に強い共感を呼ぶ。
未だ明けきらぬ元旦の朝。
配達員たちは郵便局を、一斉に出発する。
地元の新聞記者や、偉い局員などがたくフラッシュの中、
白い息を棚引かせて、街へと漕ぎ出す。
籠に目一杯詰まっている年賀状を、一心不乱に配って行く。
そして、すっかり陽が昇り切った空の下、心地よい疲労感と共に、
郵便局への帰路を行く。
自転車には、空になった籠。
すっきりと晴れ渡った空には、元旦の日輪。

現在巷で、鼻水垂らしながら自転車を漕いでいる、
アルバイト配達員たちも、感じるのであろう。
賀状完配した時の、充実感と、自分で稼い給料の、満足感を。

【天候】
終日、冬晴れの一日。

1091声 2010年総まとめ

2010年12月26日

来週は、最終週である。
つまり、年の瀬で、土曜日が2010年の大晦日。
新聞やテレビでは、今年一年を振り返る特集が組まれ、
気の早い街中には、松飾りが出され始めている。

翻って、私自身の今年一年。
この、日刊「鶴のひとこえ」のバックナンバーを見返すと、
大掴みに、一年の記憶が甦って来る。

まず、今年の初め。
毎年の如く、俳句ingにも行っていたのだが、
特筆すべきは、「群馬伝統銭湯大全」の刊行であろう。
あらゆる面で、個人的に瀬戸際状態での、製作及び出版となった。
しかし、全国津々浦々の銭湯フリークの方々や、銭湯経営者の方。
様々な人に購入して頂く機会に恵まれ、振り返ると、とても感慨深い。

続いて、中頃。
群馬の郷土誌「上州風」に、銭湯にまつわる特集を書かせてもらった。
高崎市のフリーペーパー「ちいきしんぶん」紙上で、
「ぐんま源泉一軒宿」(上毛新聞社)の著者、小暮淳さんと、
「湯」の対談をした。
小暮さんは最近、「群馬の小さな温泉」と言う新刊を出版された。
細かに記して行くと、膨大なので省くが、
何かと、銭湯関連の動きが多かった。
初旬に本を出したので、全てその関連である。

そして、後半。
夏ごろから、更に俳句に深くのめり込んで行った。
毎日句を作り、句会に参加し、たまたま「湯河原文学賞」を知り、
俳句の部に応募してみたりした。
たまたま、句が入選して湯河原の地へ行く事も出来た。
「第6回銭湯ナイト」では、有り難い事に本を販売させて頂く機会を得た。

年間を通して、群馬県に留まらず、隣県の銭湯へ出掛けていた。
群馬県立女子大学の「群馬学リサーチフェロー」になったので、
その関連でも、銭湯の事を、図書館などで調べていたり。
ともかく、何かと、生活の中で銭湯カテゴリーの締める割合が多い。
そう言えば、その合間を縫って、人前で、ギターや三味線を弾く機会も得た。

以上。
極私的ではあるが、2010年を振り返ってみた。
良い事ばかりを羅列した。
悪い事も沢山あった、が、大半が忘れてしまった。
そう言えば、夏祭りで財布を落としたのは、いささか、滅入ってしまった。
今年のとどめに、来週28日に新聞一紙に掲載予定がある。
それも、銭湯関連。
俳句の事がちょこっと、載るかどうかは分からないが、
始まりと終わりが、銭湯と俳句であった。
来年も、また、何か面白い事ができたら。
いや、必ずやると言う、心積もり。

【天候】
終日、冬日和。
晴れて、冷え込みが強い。

1090声 一昨日の一行事

2010年12月25日

午後11時前後であったか。
最終的に缶ビールを買って帰ろうと、コンビニへ寄った。
ビールを買って、おでんを買って、そう言えば。
思いついて、クリスマスケーキ。
ではないにしろ、何か、ケーキを買って行こうと、再度、陳列棚。

右へ行けど、左へ行けど、一向に見当たらない。
棚は空。
つまりは、売れきれ後に補充はなし。
それどころか、店員がレジ横に陳列し始めたのは、
ミニ鏡餅。
仕様が無いので、何故か、気づけば杏仁豆腐を買っていた。

クリスマス。
とて。
一昨日の一行事。

【天候】
終日、冬日和。

1089声 イブ

2010年12月24日

クリススマスイブ。
と言う事で、街はもう、一色になっている。
ラジオからは絶え間なく、クリスマスソングが流れ続けている。
幾時代を彩って来た、名曲ぞろいである。

私はと言うと、どうも、朝から胃の調子が悪い。
イブ不快感。

【天候】
終日、冬晴れの一日。
午前中、榛名山上空に在った雪雲。
午後のは、高崎市街の上空に流れ落ち、時折、風花を舞わせた。

1088声 深谷で梯子湯

2010年12月23日

今日は、天皇誕生日で祝日。
明日にクリスマスイブを控えた街は、何だか忙しい。
などと、時節柄書きたいところだが、私の住む高崎市郊外には、
クリスマスの足音があまり感じられない。

午前中は家に籠って、賀状書き。
その賀状を持って、午後、出掛けた先は、銭湯。
今回は、隣県埼玉は深谷市。
今月初めに、本庄市の「藤の湯」へ行って来たので、
更に上って行こう、と言う魂胆である。

深谷市街地は、一度歩き回って、
「姫の湯」でひと風呂浴びて来た事がある。
現在、市街に残っている2軒の銭湯の場所も、
その時に確認済みなので、話が早い。

駅から出て、まずは「中屋湯」へ入る。
その次は梯子湯をして、「姫の湯」へも入る。
両銭湯とも、快く許可頂いて、良い写真が沢山撮れた。
最近は、どう言う訳か熱い湯が好きになってしまい、
浴槽も、もっぱら熱い深槽に入っている。
浴槽から上がると、肩から下が、くっきりと赤くなっている。
「赤線地帯」
と言う親父ギャグを聞いてくれる人も無く、風呂から上がった。

中屋湯の大将からは、深谷銭湯史を伺った。
私の様な銭湯フリークが、近年、しばしば訪れているらしい。
今日も、私の前には、神奈川県川崎市の方が一人。
数ヶ月前に、群馬県からは、伊勢崎市の方が来た、との事。
銭湯フリークの足跡に出くわし、そこはかとない親近感を覚えた。
良い銭湯が在る。
ってだけで、その街を好きになる理由が、十分に足りる。

【天候】
終日、概ね穏やかな冬晴れの一日。
午前中、数分通り雨が有り、午後は風強し。

1087声 50年で3番目の冬至唐茄子

2010年12月22日

「ここ50年で3番目に暖かい日」
と言う、微妙な気象状態を記録した、今年の冬至。
確かに、師走としては、温かな一日だった。

冬至って事で、慣習に則り、今宵は柚子湯に浸かって、南瓜を食う。
と言う事を、朝から決めていた。
したがって、勤めが終わったら真っ直ぐに家へ帰った。
そして、近所のスーパーへ行き、柚子と唐茄子の煮物を買って来た。
本末転倒であるが、ついつい、缶麦酒を買ってしまった。

何故、本末転倒になるか。
酒場から遠ざかる為、友人の誘いを断り、独りで出掛ける誘惑にも耐え、
冬籠りを決め込んでいたから、なのである。
折角、酒場から遠ざかったのだから、酒は近づけたくなかった。

さて、柚子湯。
上がってから、唐茄子の煮物で麦酒を一杯。
一杯が二杯、二杯が三杯になり、やがて惨敗。
冷蔵庫の奥から、ウイスキーの瓶を引っ張り出している始末。

酔い覚ましの為に、窓を開ける。
星が見えるので、明日はおそらく晴れるだろう。
遠くの夜空に、群馬県庁の屋上、赤い光の明滅が見える。
吹き来る夜風が、生温い。
50年で3番目くらいの、温かさか。

【天候】
朝は昨夜の雨が降り残っていた。
その後、天気は回復し、晴天となる。
6時に起床したが、未だ夜かと思う位に真っ暗だった。

1086声 目刺しと焼酎

2010年12月21日

昨日の記事である、「大衆的を、楽しむ」について、
「なかなか、良いではないか」と言う旨の意見を、幾人かから頂戴した。

おそらく、大衆的な食事に縁が深い人なのだろう。
その中の一人には、一寸、驚いた。
「目刺しってのは、メザシって魚じゃないんですか」
「じゃあ、煮干しはニボシって魚で、刺身はサシミって魚がいるってぇのかい」
とは、言わなかったが、
「目刺しは大体、鰯ですよ」
と、答えておくに、留めた。

この問答から推察するに、現代の若者。
特に、学生諸氏に至っては、目刺しってのが、何の魚か。
その大半が、答えられないのではないのではないか。
おそらく、目刺しが食卓に並ぶ事なんて、ないだろうから。
その伝で言うと、シラスも、ちりめんじゃこも、
なんの魚か分からないのではなかろうか。

そんな事を他人事のように書いている私も、実は未だ辛うじて20代。
学生自分の食卓を振り返るに、確かに、目刺しなんて並んだ事がなかった。
常食として食べていたのは、大学生時分。
金銭に困窮して、買える食材が目刺し位しかなかったので、
選択の余地無く食べていた。
幼き頃の記憶として、親戚である、芸者上りの無頼派なお婆ちゃんが、
目刺しで焼酎を飲んでいたっけなぁ、昼間っから。

【天候】
朝は晴れ。
午後から下り坂で、夕方より雨。

1085声 大衆的を、楽しむ

2010年12月20日

先日、一寸、暇な時間を持て余して、夕方。
庭先に七輪を出して炭に火をおこし、
夕餉のおかずにする為、目刺しを焼いてみた。

「目刺し」ってぇと、昭和の丸テーブルの朝食。
と言う景と共に、安価なおかずの代表選手と言う印象がある。
近所のスーパーで購入したのだが、一パックに、4匹刺しが3つ。
計12匹で、およそ200円、一匹およそ17円。
現代でも、安価なおかずの代表選手入りは、間違いないだろう。

木がらしや目刺にのこる海のいろ    芥川龍之介

と言う状況を気取りつつ、団扇で仰ぎながら、丹念に焼いた。
銭湯も、大衆食堂もそうであるが、目刺しを、「あえて」、
趣向として食べるのだから、楽しみながら、焼かねばならぬ。
しかし、趣向として食べられる位の余裕も無いのだが、それはさておき。
既に、瓶麦酒は冷蔵庫に冷やしてあるので、準備にぬかりは無い。

いささか、はらわたが出てしまったが、ほどよく、こんがりと焼けた。
これと、良く冷えた麦酒で、暮れなずむ空を眺めながら、一杯。

失せてゆく目刺のにがみ酒ふくむ    高浜虚子

大衆的って事が、必ずしも品格を落としめるとは限らない。
大衆的な物にこそ、心の深くに響く、味わいがある。

【天候】
終日、穏やかな冬晴れの一日。
冬型の気圧配置が緩み、11月中旬の暖かさ。
雨の降る前の日は、決まって暖かく、飛行機雲が見える。

1084声 四角を十字に

2010年12月19日

今日は、日曜日。
風も雲も無く、澄み渡った冬天が心地好い。
出掛ける予定も無いので、この期に、年賀状を書こう。
と思い立ち、朝からペンを握り、机の前に着いた。
着いたまでは良いのだが、書いた年賀状の無いまま、
午後になってしまった。

プリンターを押入れから引っ張り出して、
パソコンにセットして、トナーを交換して、
葉書作成ソフトをダウンロードして。
何かと、葉書裏に干支を印刷するまでの工程が煩雑で、
一向に、宛名書きまで進まない。

昼飯を食べ終え、そのまま、銭湯へ出掛けてしまった。
銭湯へ到着し、開店時間の5時手前には、
一番湯を待つ湯客たちが10名ほど。
その中で、私が一番である。
暖簾が掛かって、飛び込んで、番台。
湯銭を渡す際、女将さんに写真撮影の許可を伺うと、
即座かつ強固に、NGとの事。
そのまま、お湯だけ頂いて、帰って来た。

群馬県はもとより、隣県の銭湯を回って来たが、
ここまで完全撮影禁止と言うところは初めてである。
おそらく、何か理由あっての事だろう。
しかし、その「何か」は私の知り得る所でもないし、
また、そこまでの詮索は無用である。
銭湯の方、またはそこを利用している方に、
不快感を与える場所へ踏み込むのは、
銭湯愛好者の道理に反する。

とは言っても、非常に残念である。
歴史ある、そして、個性的な銭湯だけに、尚更。
高速道路を使って、片道一時間半。
いやしかしまぁ、ちと残念だな。
何がって、ありゃ初めて見る、湯船の形。
四角い湯船の中を十字に切って、
四つに分かれていたなぁ。

【天候】
終日、雲も風も無く、穏やかな冬晴れの一日。