ZoomにTeamsにSkypeに、これを読んでいる人もどれか一度は使ったことがあるかもしれない、WEBのミーティングツールである。コロナウイルス流行以前は、Skypeくらいしか知らなかったが、いまとなっては急速に、もう強引なくらいに世間に普及して一般的になってしまった。俳句の世界でも句会はもちろん、賞の選考や講座などがWEBになっている。私の周りも大半がWEBの句会システムを利用している。WEBの功罪の話は置いておいて、俳句(というジャンル)は、WEBとの親和性が低そうなところが気に入っている。銭湯とか食堂とか赤提灯とか、私の好きな世界はことごとくそうである。そのジャンルの首根っこをひっ捕まえて、強引にWEBの世界に引きずり出すようなことはいいのかどうなのか、まぁそういうことについて、ずっと考えている。