風邪が流行っているようで、かく言う私も風邪心地である。
今月締め切りである俳句賞の連作を、
そろそろまとめようと考えていたので、丁度、良い機会である。
風邪によって億劫なことを、すこしでも逆手に取らねば、
気が滅入ってゆく一方である。
【天候】
終日、冬日和。
2012年11月22日
風邪が流行っているようで、かく言う私も風邪心地である。
今月締め切りである俳句賞の連作を、
そろそろまとめようと考えていたので、丁度、良い機会である。
風邪によって億劫なことを、すこしでも逆手に取らねば、
気が滅入ってゆく一方である。
【天候】
終日、冬日和。
2012年11月20日
アメリカから上陸した電子書籍端末、「キンドル・ペーパーホワイト」の販売が、
今日、日本各地の家電量販店で始まった。
アメリカではこのキンドルが、電子書籍の市場を開拓したので、
日本での注目度も高い様子である。
電子書籍が発売されたからと言って、紙媒体がすぐに無くなる訳ではない。
財布の中には、電子マネーと紙幣と小銭が共存しているように、
用途によって使い分けるようになるのではないか。
長期に家を離れる場合など、この電子書籍は随分便利そうである。
因みに、俳句の場合は、辞書は電子、歳時記は紙と言うパターンが多い様である。
句作する時は、歳時記の頁をぺらぺらと捲り、句会などで回って来た短冊に、
分からない字があると電子辞書で調べる。
他にも、吟行していて分からない花や鳥などがいると、電子辞書で調べるのである。
中には、スマートフォンで、句のメモを含め、これらの一切をこなす人もいる。
そんな最先端の利器を駆使して、旧かなづかいで文語体の句を作っている。
【天候】
北風強くも、冬晴れ。
2012年11月19日
「〇〇さんは若いわよ、だって戦後生まれでしょ」
こう言う会話が飛び交っているのは、私が参加している俳句会でのこと。
開戦の時には女学生だったと言うこの俳人の方は、
齢八十を越えても元気に各地の句会に参加しており、次々に佳句を作っている。
私よりも声が大きくて、私よりも食って飲む。
その一句は、重い。
【天候】
終日、冬晴れ。
2012年11月18日
協会群馬支部の句会に参加した。
場所は旧倉渕村の山奥である。
高崎駅からバスに揺られること、一時間弱。
吟行場所である森林公園へ着くと、木枯らしまた木枯らし。
蕭条と落葉が鳴いている園内を、30人弱で吟行した。
標高千メートルを超える場所なので、眺望は素晴らしい。
彼方には、筑波山まで見渡せる。
そう言う絶好のスポットなのだが、如何せん、寒い。
刺すような寒さに耐えられず、ポケットに手を突っこんだまま、
小一時間うずくまっていた。
誰からともなくワンカップが回って来て、それでどうにか寒さを凌いだ。
真っ白な句帖をポケットに入れたまま、またバスで句会場に移り食事。
暖かな室内をいいことに、先程の寒さなど忘れて、生ビールを飲んでいる。
暖かな場所で飲む冷えた麦酒は、夏場のそれを凌ぐ美味さがある。
当然、句会の方は惨敗だったが、気分良く帰ってこれた。
高崎へ着いてからも、はしご酒となり、俳句の事などを肴に一瓶二瓶。
みなご高齢だが、この元気はどこから来るのか。
俳句、の力なのだろうか。
【天候】
終日、木枯らし一号あるも、冬晴れ。
2012年11月17日
男性は、「もしも、こうだったら面白い」と言う。
女性は、「けっしてそんなはずは無い」と言う。
「笑い」の世界の演者において、圧倒的に男の比率が多い理由の一端が、
隠されているのではないかしら。
【天候】
曇りのち雨。
2012年11月16日
今日の昼である。
大衆食堂の暖簾をくぐったのが、もう正午を大分過ぎていたので、
とても空腹だった。
その勢いで、日替わり定食のAセットなるメニューを注文してしまった。
内容は、醤油ラーメンとカツ丼のセット。
箸を割って、果敢に食して、食べ過ぎた。
やはり、中年男性の域に入っている自分には量が多すぎた。
それでも、なんとか食べた。
定食にメインの料理が二つあるのは、豪勢だがちと重たい。
五七五に季語を二つ入れて俳句を作ることも、また然り。
【天候】
終日、小春日和の冬晴れ。
2012年11月15日
今日、定規に沿ってカッターで紙を切っていた。
いきなり逸れるが、子供時分から定規のことを「線引き」と呼んできたが、
これは方言なのだろうか。
それはともかく、スーッと上から下へ縦方向にカッターを入れる。
今度は、横方向にカッターを入れねばならない。
大方の人は紙を90度動かし、
また上から下へ縦方向にカッターを入れるだろう。
それが、無理なく安全にカッターを入れる方法であるから。
しかし、私は横着者なので、そのまま定規を横にして、
左から右へ横方向にカッターを入れた。
私のその、左腕の下を右腕がくぐる窮屈な格好を見た通りすがりの人に、
「器用ですねぇ」
と声をかけられた。
そこには、横着のなせる技と言うものがあるのだろうが、
けっして感心できる技ではない。
【天候】
終日、冬日和。
2012年11月14日
不穏な空気が漂っている。
今し方、野田総理大臣が、今月16日に衆議院を解散する意向を表明した。
これによって、急転する政情。
それよりも、12月9日が投票日になるので、慌ただしい年末になりそうだと言う、
不安感の方が強い。
慌ただしい最中にあっても、凛とした冬の日差しに映える冬紅葉には、
はたと足を止めて見入ってしまう美しさがある。
その美しさの秘密に触れることの方が、私にとっては興味深い。
【天候】
終日、冬日和。
2012年11月13日
バングラデシュのお金を、日本で造ることになったそうである。
バングラデシュには現在、8種類の貨幣があって、その中の一つの2タカ。
日本円で2円に相当する、この貨幣を、5億枚製造するとのこと。
その経緯は、造幣局が13日に国際入札において落札したと言うもの。
日本には偽造防止の技術があるので、その力を活かすことが出来るらしい。
確かに、現在の流通している最新の硬貨、特に500円など見ると硬貨側面の溝や、
表面の模様などとても精巧に出来ている。
巷に「電子マネー」が随分と普及してきて、以前よりも硬貨を使う機会も少なくなったが、
こう言う、硬貨製造などの仕事は、日本向きな気がする。
硬貨と言わず紙幣も沢山受注して、技術の力をどんどん輸出すれば面白い。
外国のお金を日本で造るなんて、ちとロマンがあるではないか。
【天候】
晴れのち曇り。
2012年11月12日
最近、ちと鈍っている。
晩秋あたりから、急に夜が冷え込み、
外へ出るのが億劫になってしまった。
アスリートが練習を一日休むと、
その一日を取り返すのに倍以上の日数を要する。
そう言う話を聞いたことがあるが、私の場合はそんなに大袈裟ではない。
「俳句」、の話だからである。
夜の時間。
以前はよく外へ出て、夜風を感じたり、遠くの夜景などを眺めたりして、
散歩がてらに句を作っていた。
近隣から怪しまれることと、寒さが厳しくなってきたこともあり、
すっかり足が遠のいてしまった。
先のアスリートの話ではないが、日毎に脳内筋肉が鈍ってゆく。
と言うような観念に囚われ、なんだか、
俳句を考える力が弱まってしまったように感じている。
そんなことも無いのかも知れぬが、実際、近作は駄句ばかりな気がする。
年内で、すこしそれを取り戻そうかと、決意とまでは行かないが、そう思っている。
【天候】
曇りのち晴れ。
2012年11月11日
ミュージカルを観に行った。
歌って踊って、と言うやつである。
圧倒的でなければならぬ。
そして、絶対的なカリスマ性で魅せねばればならぬ。
演者が舞台で演じる、とはそう言うことだと感じた。
【天候】
曇りのち雨。
2012年11月10日
現代は戦国時代らしい。
アイドルの、である。
SKE48、NMB48、HKT48、SDN48。
電化製品の品番ではなくて、全てアイドルユニットの名前である。
AKB48に端を発して誕生し、他にも様々なアイドルグループがしのぎを削っている。
アイドルグループのメンバーの顔と名前が、一致しなくなったら「親父」らしい。
私なども三十路を越して、その法則にしたがって、一致しない。
しかし、一致しないのはまだ序の口だと言うことが、最近分かって来た。
例えば、駅前のファストフード店で、街中のおしゃれなカフェで。
注文を取りに来る店員の女史と、テレビに映っているアイドルとの、見わけが。
どうにもつかぬのである。
【天候】
終日、秋晴れ。
2012年11月09日
立冬を過ぎたので秋晴れ、とは言わないが、
すっきりと澄んだ青空の日が続いている。
毎年、正月二日には「新春わるのり俳句ing」と称して、
都内へ初詣吟行に出掛けている。
そろそろ、その目的地を考えねばならぬ頃である。
そう言う楽しい事を考えつつ、
これから来る怒涛の年末を乗り切ろうと思う。
来年は、しっかりと句会に力を注ごうと考えている。
いつも、大抵二日は二日酔いになっているのだが、
それでも、一日二回くらいは句会をやりたい。
正月二日など、まず店が余り開店していないので、
ファミリーレストラン系統の机でやらざるを得ないのだが、
それもまた、新春の一興である。
【天候】
終日、秋晴れ。
2012年11月08日
全国的に、紅葉が絶好の見頃を迎えている。
道祖神の招きにあってしまった、「奥の細道」の芭蕉ではないが、
紅葉に招かれている様で、落ち着かない心持である。
日中、車で山間部を走行していると、思わず、
息をのむほどの紅葉に出遭うことがある。
夕紅葉などは殊に。
一日時間をとって、ローカル線に揺られて吟行へ行きたい。
そう思っていても、一人吟行と言うのはやや緊張感に欠ける。
やはり、数人で吟行へ行き、手頃なところで句会と言うのが本望である。
しかし、紅葉狩りと言うとなんだか、お茶でも啜りながらと言うイメージだが、
三橋鷹女にこんな句がある。
薄紅葉恋人ならば烏帽子で来 鷹女
本当に烏帽子で恋人が現れたら、それはもうコントである。
王朝時代の物語を踏まえ、そう言う、心構えで、と解すべきだろう。
新鮮な気持ちで、今年の紅葉を楽しみたいものである。
【天候】
終日、秋晴れ
2012年11月07日
久しぶりに、行きつけの食堂へ寄って、ラーメンを食べた。
「ラーメン定食」なる定食メニューを、もう何年も食べ続けている。
四季を通して、この見事に同じ味のしょうゆラーメンを啜っている。
美味しい料理は沢山ある。
しかし、安心できる料理は意外と少ない。
スープも麺も、メンマもチャーシューも全てが食べ慣れている。
草食動物は草ばかり食べていて飽きないのかと思うことがあるが、
彼等はあれで案外、草の味の安心感をしみじみと味わっているのかも知れない。
【天候】
終日、秋晴れ。
2012年11月06日
群馬県の山間部から徐々に、紅葉前線が下りてきている。
私の住んでいる高崎市内の公園でも、いままさに、紅葉が見頃を迎えている。
紅葉は街中の銀杏並木や、庭園の楓紅葉も綺麗だけれど、
やはり、人里離れた深山幽谷の紅葉に分があると思う。
人の足では到底到達できそうにも無い崖の上。
一本の楓が、青空に燃え移らんばかりに紅葉している。
そんな景色を眺めていると、
この世にあらゆる芸術が生まれた経緯も、分かるような気がする。
そんな模糊とした気持ちに、心の奥を刺激される。
【天候】
終日、雨模様。
2012年11月05日
今、紅葉前線が北から日本列島を南下している。
「紅葉狩り」と言うと、なにやら老境の楽しみと言う感じが濃い。
確かに、「花見」などと違い、若者が連れ立って、
紅葉見物に行く姿などはあまり見かけない。
若い頃は分からなかった茄子の味が、歳を重ねるにつれ、
だんだん分かるようになる。
そんな話を聞くことがあるが、紅葉もそう。
老境にさしかかってから、紅葉の本当の「味」に気がついた。
そんなことをおっしゃっていた人生の先輩もいらした。
老いる、と言うことで新しくなる感覚があるそうな。
【天候】
終日、雲多くも晴れ。