日刊鶴のひとこえ

この鶴のひとこえは、「めっかった群馬」に携わる面々が、日刊(を目指す気持ち)で記事を更新致します。担当者は堀澤、岡安、すーさん、坂口、ぬくいです。この5人が月替わりで担当しています。令和6年度は4月(ぬ)5月(岡)6月(す)7月(堀)8月(坂)9月(ぬ)10月(岡)11月(す)12月(堀)1月(坂)2月(ぬ)3月(岡)の順です。

2265声 忙しさ

2014年06月05日

一日の労働時間は一体何時間が理想なのだろうか。

そんなのは人それぞれ、

体力による。

私は体力がない。

でもハードな毎日をなんとか生きていられている。

それは多分日常がシステマチックになったからだと思う。

何時から何時までは仕事に向き合わなければいけない、

という形式は、

ある面においては楽だ。

システマチックな忙しさは体力にだけ向き合っていればなんとかなる。

ところがフリースタイルの忙しさは体力にだけ向き合っていたのではどうにもならない時がある。

2264声 夜の街

2014年06月04日

梅雨入り。

雨夜の市街地には、

酒のせいだろう、

揚々と声高に話す男たちに紛れて、

一日の商いを終えた声のない飲食店員達がいる。

2263声 路地裏

2014年06月03日

残したい路地裏100選に選ばれている、

と言われた。

2262声 リアリティ

2014年06月02日

自分の現実感だけが頼りという誠実さがあるならば、

現実はどこまでも現実でしかないから想像力が宿らないという袋小路もある。

2261声 暑い

2014年06月01日

夏ぜよ!
まだ6月になったばかりだというのに。

今日から堀澤が書きます。

どうぞよろしくお願いします。

2260声 ひとこえじゃなかった

2014年05月31日

「岡安くん、書いてみない?」

と(ぬ)(ほ)両名から言っていただき、「はい」と安返事をし、

5月の一か月、「鶴のひとこえ」を書かせていただいた。

ひとこえ、じゃなかったですね。話したいことはけっこうあったようだ。

 

「言葉だけでなにができるか?」などと偉そうに始めたけれど、

何の一貫性もなく支離滅裂。ウエストが気になるズボン問題も未解決のまま。

 

それでも「めっかった群馬」が心地よいと思うのは、

(ぬ)の人も(ほ)の人も僕も、やっていることは違っても、

人や、めんどくさい感情や、群馬に息づいている情感みたいなものが、

好きだからなんだと思う。

かっこよさや便利さとは対極にあるかもしれないけれど。

それはきっと、読んでいただいているあなたもそうなのではないかと、

勝手に親近感をもって書かせていただきました。

 

「あいつはもう出すな!」というメールが10通以上来なければ、

8月あたりにまた顔を出すかもしれません。

読んでいただき、本当にありがとうございました。

2259声 若者たち

2014年05月30日

ずいぶん久しぶりに、若者たちに囲まれた。

僕は2004年から中之条町の「伊参スタジオ映画祭」のスタッフをしている。

今日は「中之条ビエンナーレ」というアートイベントの

ディレクターである山重徹夫氏が講師をつとめている

高崎経済大学地域政策学部アーツマネジメント論

の授業に呼んでもらい、映画祭にまつわる話をした。

 

「映画祭はだれのためのもの?」

と切り出し、けれどその答えを学生に伝えたいというよりは、

自分自身で確認したかったのだと思う。

映画にしろ映画祭にしろ、お金のかかるものだ。

関心無関心に差があるし、文化的な効果は目にみえにくい。

それでも映画は作られているし、伊参に限らず、

高崎映画祭、シネマまえばし、邑の映画祭、きりゅう映画祭など

群馬県内各地の映画活動・映画祭はそれぞれの特色を出している。

 

データ的統括的に話すのは僕の役目ではないと思うから、

なるべく物語を伝えたいと思った。たとえば、

1996年に中之条で撮影された『月とキャベツ』という映画は

主演の山崎まさよしさん効果で全国からファンが訪れ、

冬場、初代管理人の山田さんが家出のように家を出てきた

女の子を見つけ、「月とキャベツの場所に来たかった」という

彼女を、警察直行ではなく自分の家に招き入れ話を聞き、

それ以降ずっとはがきのやりとりを続けていたこと。

伊参スタジオが出来るきっかけとなった1996年

小栗康平監督『眠る男』は、モントリオール世界映画祭で

審査員賞を受賞しているが、伊参映画祭の代名詞にもなっている

シナリオ公募・映画製作支援の「シナリオ大賞」という企画で

映画を撮った若手監督が、最新作『燦燦(さんさん)』で

モントリオール世界映画祭に正式出品が決定したこととか。

 

不思議なことに、

映画に関わることをしていると、映画のようなことが起こることがある。

映画を作るだけが、映画との関わり方ではない。

町活性化、監督支援、文化向上・・映画祭の存在意義は数あれど、

「映画をじぶんごとにすることは、楽しいよ」と思う。

 

一番重要な、学生たちに何か伝わったかについては・・自信ないなぁ。

別に映画でなくても全くかまわないので、じぶんごとにできる何かが見つかれば、

あとはグータラしていても、色恋沙汰に翻弄されても、いいんじゃないかと思う。

若者たちは。

2258声 (ほ)のひと

2014年05月29日

「めっかった群馬」立ち上げ人の一人、

(ほ)のひとこと、堀澤宏之さんに初めて会ったのはいつだったか。

確か、中之条町で今も開催されている「秋、酒蔵にて」というイベントか。

出展する職人さん達が皆酒好きということもあり、料理家である堀澤さんも呼ばれ、

関係者もお客さんも一体となり、良い器でおいしい酒や料理を楽しんでいた。

 

「鶏肉のぬか漬け」を一口食べたら、その香りとジューシーさに

メロメロになった。それを作っていたのが堀澤さんだった。

第一印象からして、「なんでもぬか漬けにしてしまう変な料理人」。

その後、彼が発案した「焼きまんじゅうアイス」を当時の僕の店で売ったり、

僕もスタッフとして参加した「はれのひ食堂」という震災後のイベントでは、

南相馬市から避難してきたお母さんたちに彼が全面協力する形で、

ほっき飯などの郷土料理を披露した。その後も仲良くさせてもらっている。

 

とにかく、酒と料理のマリアージュ(食べ合わせ)を、仕事というよりは

ライフワーク的に毎晩手酌でやっている人である・・ただののんべとも言うが。

だから特別な組み合わせを見つけた時は、子供のように目を輝かせ

「これ食べてみて、噛んで、飲み込む前にこれ飲んでみて、ほら!ほら!」

と勧めてくれる。それらがことごとく・・うまいのだ。

 

そんな堀澤さんが伊勢崎の自身の店「ほのじ」以外に始めた

高崎の立ち飲み屋「ザブン」が、6/2(月)新しい場所にて

リニューアルオープンする。詳細はこちら

「めっかった群馬」読者は、ぜひとも行って欲しい。

きっと、その料理を飲み込む前に口に入れたい酒、まで教えてくれるはずだ。

2257声 (ぬ)のひと

2014年05月28日

「めっかった群馬」立ち上げ人の一人、

(ぬ)のひとこと、抜井諒一さんに初めて会ったのはいつだったか。

わりと早々に、(ほ)の人こと堀澤宏之さんと共に3人で前橋の飲み屋を

はしごしたような記憶もある。

なんとなく、「飄々とした」という言葉が似合う人である。

 

(ぬ)のひとは、第23回日本伝統俳句協会新人賞を受賞した

俳句の人でもある。実は凄い人なのだ。

こと俳句のことになると目の色が変わる・・と思うが細目なのでよくはわからない。

年のはじめには「わるのり俳句ing」という俳句旅行があって、

僕も昨年今年と2年連続で参加させていただいた。

その旅行とは、新年早々に電車に乗る → 酒を飲む →

酒をどかしたテーブルで句会を行う → 酒を飲む

という素晴らしい旅である。とても楽しみにしている。

 

「焦点のどこまでとなき秋の空」

 

は、(ぬ)のひとの俳句であるが、本人その気はないかもしれないが、

彼は「吟醸」の句を目指す人ではないか、と仮定してみる。

華やかさ際立つ「大吟醸」ではなく、もちろん添加物入りの酒でもなく。

パッと目をひかないかもしれないが、まじりっけなし、力強く、飽きない、句。

彼はこれからも旅をし、銭湯に入り、酒を飲み、詠み続けることだろう。

 

知らない人は俳句=おじいさん?と思うかもしれないが、彼は若い。

あの娘だったら(ぬ)のひとと価値観が合うんじゃないかな?

と思ったことがあったが・・おせっかいおばちゃん的にね、

「あの娘は酒飲む人嫌いだと思うよ」とアドバイスを受け、

じゃあ無理だね、と瞬時に諦めたことは、

まだ(ぬ)の人には話していない。

2256声 明るいほうへ

2014年05月27日

「環境問題は、人間活動の肥大化によっておこる」

「利便性や快適性を追うことが、幸福への道ではない」

「自然淘汰の産業革命。一方、自然と共生してきたのが我々日本人だった」

現実的な未来を捉え、過去や自然に学び、自分の頭で考え、未来を作っていこう

という前向きな講演が続く。

 

今夜は、国や行政に頼らない市民主体の活動を行う

NPO法人「ぐんまCSO」主催の、「石田秀輝氏講演会」の

記録撮影を担当した。場所は、県庁向かいの群馬会館。

 

技術の進歩で暮らしは楽になると思いきや、

人と人の絆が弱い、幸せを感じられない、未来に希望がない国、日本。

幸福感やエネルギー問題に対し、解決のヒントは自然が備えたサイエンスや、

高齢者が語る過去や、我慢一辺倒ではないエコな暮らし方にある、と石田氏。

関心のある内容が多く、ビデオカメラ越しにも元気をいただいた夜になった。

 

面白いのは、前中之条町町長の入内島氏が代表を務める

「ぐんまCSO」メンバーには、県内各地で町づくり活動をしてきた方が多い。

今夜の聴衆もまた、アート、建築、デザイン、農、職人、猟師、行政・・

職種や年齢や住む場所は違えど、同じような問題意識をもち、

個々独立に、時に一体で動こうぜ、という “意気” の良さを感じる人ばかりだった。

 

今夜話に出たわけではないが帰りの車、

金子みすずさんの詩がふと頭に浮かんだ。

「明るいほう」にも種類があるのだろう。

僕は、誰かによって仕組まれた「明るいほう」へ向かってはいないだろうか?

 

2255声 等身大

2014年05月26日

若い頃の苦労は買ってでもしろ、と言うが、

鼻毛だけみごとな白髪になってきた34歳はどうなんだろう。

フェイスブックではおならの人と思われているが、

ここでは鼻毛の人と思われるかな・・・

 

おならの話と言えば、

冬の寒い時期に車の全窓全開で走っていたら、警察に止められた。

「酒飲んで酔いさまししてたろう!」と叱られたが、

おならが臭すぎて窓を開けただけだった。

別の日。居眠り運転しそうな時に、気が緩み、おしりも緩み、

おならの臭さで目が覚めて、「人間って良くできてる!」と関心した。

 

もうすぐ僕の担当も終わる「日刊鶴のひとこえ」であるが、

ちょっと読み返したらなんだか説教くさい気がして、

等身大にくさい私も書いてみました。・・その通り!まだ独身です。

2254声 スープ

2014年05月25日

『いのちのスープ』

というドキュメンタリーがある。

料理家の辰巳芳子さんのドキュメンタリー、

実はまだ観ていない。

 

「北毛プロジェクト」というイベントで

辰巳芳子レシピのスープを飲み、

それ以来、まだたった2回ではあるが、

僕の中で「夜に辰巳芳子レシピのスープを作る」

ことは小さな楽しみになった。

昨晩は長ネギ15本をとつとつと切った。

 

検索すればレシピも見つかるが、基本、

野菜適量を時間と手間をかけて煮たり炒めたりし、

微量の香辛料以外は塩のみの味付け、

野菜のポテンシャルをいかに引き出せるかの

スープということなのだろう。

これを一口飲むと、

野菜にこれだけの味が隠れていたのかと思うと同時に

即席で味や風味を足すことについて考えたくなる。

これが良し、他が悪し、ではないが、一度体感すべき味というか・・

 

スープと言えば、

昨年中之条町で行われた「秋、酒蔵にて」というイベントで飲んだ

(ほ)のひとこと堀澤宏之作の「縄文スープ」(名前は違ったかも)は絶品だった。

それもまた、どの食材から何をどれだけ引き出すか、というスープだったように思う。

 

お母さんがこどものためにスープを作る。

言葉に書いただけでも心温まる光景。

言葉でも抱擁でも伝えきれない愛情はもしかしたら、

スープで伝えられるかもしれない。

2253声 藤の実

2014年05月24日

東吾妻町観光協会主催の

「吾妻峡新緑ガイドツアー」に参加した。

来月、東吾妻町を舞台に

ミニドラマのようなものを撮影する予定があり、

そのワンシーンで吾妻峡(吾妻渓谷)を使いたいので、

その下見、が一応の目的である。

 

渓谷沿いを走る国道145号の上に、

長いトンネルのバイパス道ができたから、

車の数は圧倒的に少なかった。

昔、熊の檻があった場所はとうの前から何もなく、

手をつなぐカップルとすれ違った。

ハツ場ダム、とペアになり名前が注目される吾妻峡。

ダム完成後も7~8割ほどはそのまま残るのだそうで、

ちょっとホッとした。

 

高崎から参加したという、てきぱき歩いて

帽子にきらきら光るシマウマのブローチをつけたご婦人が、

こまめに何かを拾っている。

「食べられるんですか?」と聞くと、

「これは藤の実で、おはじき遊びができるのよ」と教えてくれた。

 

カップルで歩くのもいいし、

ダム問題に眉間にしわ寄せ歩くのもいいと思うが、

この場所は、藤の実を拾って歩くような人たちによって

長年愛されてきたのだ、と思ったら、

景色が少し違って見えた。

2252声 田に空

2014年05月23日

田んぼの畔に腰かけた麦わらのおばあさん。

何をするでもなく、じっと田んぼを見ていた。

田植えが済んだばかりの田んぼ。

稲はまだ細く、そのほとんどは張られた水。

―――水鏡。

今日のような天気の良い日は、田んぼ一面に反射した青空が映る。

おばあさんはその光景をじっと見ていたのだろうか。

秋には秋で、田んぼ一面は黄金色に輝く。

それもまた、見入ってしまうほどに美しい光景。

しかと目に焼き付けておかないと、季節はひゅんと過ぎ去ってしまう。

2251声 青くさい

2014年05月22日

「誰々ちゃんが結婚するから、メッセージ書いて」

と連絡があった。

もう何年も会っていない誰々ちゃんは、10代のころ好きだった子だった。

好きになったきっかけは、彼女の声が良い声だったから。

青くさい。

その頃もその後も、告白できなかった。

すれば玉砕していただろうし、むしろ今となっては

しなくて良かったと思っている。

なんとも青くさい。

 

メッセージを書きに行く車の中で

ちょっと泣いた。

メッセージを掲げて写真を撮ると聞いてたから、

鼻毛のお手入れをしたのだ。

どうだ!年相応だろう!

 

幸せになってほしい。

2250声 はじめてしまえ

2014年05月21日

5/14の投稿に書いた、

「日本映画大学による中之条町六合ドキュメンタリー合宿」が

約1週間の撮影期間を経て、昨晩無事に終了した。

上毛新聞でも取り上げられた「めんぱ」という木製の弁当箱を作る職人、

膨大な手作業で木を削りうどんをこねる「こねばち」を作る職人、

暮坂芸術区という場所で長年陶芸を続ける陶芸家、

ネット販売などを駆使し農業で地域を活性化させたい若手農家、

彼ら4人の日々の仕事、人生についてのインタビューを

撮り終えた学生たち。全て出し切った、という顔をしていた。

作品完成の後には、ぜひ六合での上映も行いたいと思っている。

 

映像制作に限らない話と思うが、

迷って踏み出さぬままよりは、はじめてしまった方が良いことがある。

出会い、心を決めて、行動すれば、物事は進んでいく。

自分の中の必然性が満ちるのを待つのも良いが、

誰かと関わり約束をすれば、やらざるを得ない。

はじめてしまえ、の精神である。

 

最終日の昨晩、酒も入り、出来たこと出来なかったことに喜び、泣く学生をみて、

僕らのころと何も変わらないな、と思った。それと同時に、

合宿初日に合った彼らの顔とは、ずいぶん違って見えるぞ、と嬉しくなった。

2249声 揚げもん

2014年05月20日

野菜の次はまんまと肉の話。

会社で使うバイクのライトが玉切れで、修理に出した。
バイクを預けるので修理の工場まで片道は歩かねばならない。
時間にして10分ほどの距離。

・・・それならば仕方ない、と、
今日のお昼は、その通り道近くにある
群馬原町駅前の「ほづみ畜産」で揚げもんを買った。
鳥ささみフライ、豆腐カツ、揚げギョーザ4つ。
白い油紙の袋に入る茶色い面々。
頼めば、そこにソースをたらーっとかけてくれる。
これを食べ歩きしながら、工場へバイクを取りに向かった。

 

どの商店街にもある、あった光景だろうが、
肉屋の揚げたての揚げもんは、安くておいしい。

 

僕が住む中之条町にも、中心商店街の側に
「若竹食肉店」という肉屋があり、こどもの頃親と通った。
ここのコロッケは、コロッケと名ばかりで
イモが一切入っておらず、ひき肉ぎっしり。
揚げたては肉汁がじゅわっと滲む。

母は普通に買い物をし、コロッケ1個だけを別注して、
店の人が小さな油紙でそっと包んで
僕に渡してくれるのが常だった。歩きながら食べた。

そんな幼少期を経て今の揚げもん体型があるとも言えるが、
それはなんとも幸福な帰り道だったと今は思う。

2248声 ごちそうレタス

2014年05月19日

「レタス何個分の食物繊維入り」
と書かれた飲み物や食べ物を見ることがある。
僕は圧倒的に野菜不足なので、
それもいいのかなと思いつつ、手は伸びない。

 

高崎市中居町に「BIOSK(ビオスク)」という
変わった名前の店がある。
ドイツが本場の「BIO」(有機)と
「KIOSK」(売店)を合わせた造語。
なるほど、小さな店内には、無農薬・無肥料の新鮮野菜や、
その野菜を使ったケーキ、ソースの瓶詰などが並ぶ。

・・と、ここまで書いた時点で
「自然食品店ってお高くとまってる気がして嫌い」
という方はいませんか?僕もわりと苦手なタイプ。

店主の櫻井さんは、農家もしながらこの店を
奥さんらと切り盛りしている。このBIOSKは、
「もっと気楽に、健康でおいしいものに出会ってほしい」
という櫻井さん夫婦の思いから、2012年にオープンした。
そんな店内は、風の抜けが良い。

 

昨年、ここで1個のレタスを買った。
甘い。みずみずしい。えぐみとか青臭さがない。
・・何だこれは!僕にとっては完璧なレタスだった。

肉肉大好きだった小学生の僕が、このレタスを
食べていれば今頃野菜大好きスリムボディ
・・になっていたかどうかは甚だ疑問だが、
この店では、そんな食べものとの出会いがある。

明日大事な人たちに食べさせようと、二個買った。